FILE15 清水翔太さん/page3 | AmebaスペシャルインタビューBlog by Ameba

FILE15 清水翔太さん/page3

デビューして2年。
清水翔太の原点と未来。
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清水翔太さんのプロフィールを拝見させて頂いて、ゴスペルに影響を受けたとありましたが、どのようなきっかけからゴスペルと出会い、影響を受けるに至ったのでしょうか?━
清水翔太
ゴスペルを習っていたというか、ゴスペルをやっていたんです。それで、ゴスペルを聴くようになって、単純に『良い曲多いな』って思ったんですね。ゴスペルというと、多くの日本人は、映画「天使にラブソングを」や有名なゴスペル歌手のカーク・フランクリンに影響されると思うんですけど、僕の場合は自分たちでゴスペルをやっているうちに、ゴスペルの魅力や皆で1つの音楽を作り上げるという魅力をすごく感じて、色々聴くようになったんです。

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また、影響を受けたアーティストには、マーヴィン・ゲイやダニー・ハサウェイ、レイ・チャールズと、清水さんの年齢を考えるとかなり古い時代の人たちの名前が並んでいますが、彼らのどのようなところに魅力を感じていらっしゃいますか?━
清水翔太
彼らは、影響を受けたアーティストというか単純に好きという憧れだったり、格好良いと思うアーティストっていう感じです。僕にとってブラックミュージックっていうのは、すごく大きな存在で、初めてブラックミュージックを聞いた時の衝撃が、僕をここまで音楽にのめり込ませたんだと思います。僕にとって音楽は、常に“楽しい”とか“驚き”や“衝撃”を隙間なく与えてくれているものだから、僕が今までずっとひたすらやり続けて来られたと思うんですけど、その中でもマーヴィン・ゲイやダニー・ハサウェイ、レイ・チャールズは、特に、僕はもちろんのこと人々に与えた衝撃が大きかったと思います。だから、曲を作る上で、というよりも、音楽そのものへの興味をより大きく僕に与えてくれたという意味で、そのアーティストの名前をあげています。

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現在大ヒット中の「Love Forever」では、加藤ミリヤさんとコラボされていますが、これからコラボしてみたいアーティストは、誰かいらっしゃいますか?━
清水翔太
誰とは言わず沢山いますね。R&Bの歴史の中でもR&BアーティストとHIP HOPアーティストのコラボレーションっていうのは、切り離せないものだと思います。僕自身もすごくHIP HOPやラップが好きなのでHIP HOPのアーティストと曲を作りたいという思いもありますし、HIP HOPアーティストとしてラップだけで僕が参加したり、いつかしてみたいですね。

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今注目しているラッパーは、どなたからっしゃいますか?━
清水翔太
う~ん・・・僕の友達でいます。音楽やっている友達が多いのですが、『これから世に羽ばたいて行くんだろうな』、『アーティストになるんじゃないか?』っていう人がいっぱいいて、その中にこれから期待している人たちはいますね。友達とは、普段、清水翔太としてはやらないことや今っぽい音を使った楽曲を遊びで曲作ったりして楽しいですよ。

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是非、海外のアーティストともコラボレーションして欲しいと、勝手ながら思っているのですが、いかがですか?━
清水翔太
やりたいと思いますね。でも、本当に一緒にやりたい人が沢山いすぎて、何て言ったら良いか分からないですけど・・・最近気になるアーティストとして、EstelleやRaul Midonが、次にどういう事をするのかなってすごく楽しみですね。

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デビューしてから何か変わった事はありますか?━
清水翔太
だいぶ安定したと思います。大阪にいた頃は、する事無くてずっと家で曲作ったりしていて・・・やっぱり、何もしてないと気持ちって暗くなってマイナス思考になっちゃうから、ちゃんと外に出て仕事をしつつ休める時間もあった方が、自分の出来ることの幅も広がるのかなって思います。気持ち的には、16、17歳ぐらいの頃に比べると、すごく安定したなって思いますね。

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これからチャレンジしたい事は何かありますか?━
清水翔太
プロデュースはしてみたいです。自分の音楽に共感してくれるアーティストさんに歌って頂いたりしたいです。アーティストだけでなくて、一般の方にもカラオケで歌ってもらえるとすごく嬉しいんですよね。でも、自分が作った曲は、あくまでも“自分の曲”で “自分が趣味で作っている曲”っていう意識からなかなか離れないんです。だから、僕の曲が世の中にある沢山の音楽の中に並んでいる気がしないんですよね。でも、カラオケで他の人が自分の曲を歌ってくれているっていうことは、その曲は世の中に出て、他の色んな曲と並んでるんだということが感じとれて、すごく嬉しいんです。

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そういう意識がご自身の中であるのは、音楽は仕事だけど、仕事だけの為にやられていないという事なのでしょうね。━
清水翔太
そうですね。音楽の仕事でない職業の方にはよく「ストイックですね」って言われるんです。僕は常に曲作って歌って、次にどんな曲を書こうかなって考えているので。でも、全然ストイックじゃなくて、それは僕にとって遊びと同じくらい楽しいから。それが自然に仕事としてのバランスがとれているので、あまりストレスを感じることはありませんね。

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これから、アーティストとして目指すところ、目標は何ですか?━
清水翔太
今年か来年か分からないですけど、もう次なる盤も僕の中でだいぶ見えてきているので、次のシングルもアルバムも楽しみにしていて欲しいなと思います。後は、とりあえず、今僕がやってる事の規模を広げていきたいとは思いますね。

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以前読ませて頂いた何かのインビュー記事に、「僕は朝が弱くて、毎日眠いんです」と、書かれていて、すごく可笑しかったのですが、今でもそうですか?━
清水翔太
最近は、そんなに眠くならないですね。やっぱり、18、19歳の時がピークだったと思います。僕よりちょっと年下の友達が多いんですけど、その子たちと遊んでるといつも「眠い」って言ってるんですよね。僕の実体験で「19はもっと眠いよ」って彼らには言ってますけどね(笑)

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夜更かしされる方なのですか?━
清水翔太
僕は完全に夜型なんです。でも、クラブに行くとか街に繰り出すとかじゃないんですね。20歳になっても1回もクラブに行ったことがなくて、お酒も全然飲まないんですよ。夜遊び的な感じで夜更かしでなくて、完全にインドア派で、ネットしたり曲作ったりしています。

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アメブロのページで掲載されるインタビューなのでブログをテーマに質問させて下さい。普段、誰かのBLOGを読んだりしますか?━
清水翔太
僕も自分のブログはかいているんですが、あまり更新できなくて。でも上地雄輔さんのブログはすごいじゃないですか。観覧数も『スゴイな~』って。上地さんとはレーベルが同じで、すごくミーハーな気持ちで会いたいなって思っていたら、ここで(Sony Musicの会社)で会うことが出来て、その時、加藤ミリヤさんも一緒だったんですけど、「写真撮ろう!」みたいな話になって一緒に撮って頂けて、『もしかしたら、これもブログに載せてもらえるんじゃないか?』と思って、普段あんまりブログ更新をこまめにチェックしないんだけど、その日はドキドキしながら、何回も更新して(笑)本当に載ったのであれには感動しました!

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最後に、ファンの方へメッセージをお願い致します。━
清水翔太
デビューしてワンマンライブも経験して、自分の中で清水翔太っていうのが、どういう存在で何をするべきなのかということが何となく固まってきたと思っています。今は気持ちに余裕があるというか、楽しむ余裕があるという感じです。夏フェスも始まり、今年は本当に楽しみで、沢山応援してくれているファンの皆さんにまた会いたいと思いますし、良い音楽を届けたいなと思うので、ライブもリリースも楽しみにして頂けたら嬉しいなと思います。