FILE12 榮倉奈々さん/page3
今作に込めた思い。
そして、これから女優として。
そして、これから女優として。
今作は、女優としても勉強になった作品だと先程伺いましたが、今後トライしてみたい役柄などはありますか?━
観ている人に夢を与えられるような作品に出演できたらいいなと思います。私自身、観る側としてはラブコメディが好きなので、自分もそういう作品に出演していきたいな、とも思いますし。あとは、歴史がすごく苦手なので、時代劇などのお話を頂いて是非勉強したいですね(笑)
今作を通じ、観た人には何を感じとってほしいですか?━
千恵さんが、どういう思いでこの話をドキュメンタリーにしたのか、という事を一番にずっと考えていたので、それが伝われば一番良いなと思っています。「明日が来る事が奇跡で、日常には幸せがあるんだよ」っていう事、それが伝われば良いですね。
榮倉さんご自身にも、千恵さんの思いは伝わりましたか?━そうですね。この映画を観た時に、すごく前向きになれるというか、背中を押してもらえる感覚がありました。私は、病気や誰かが亡くなる映画を観るのが苦手なんです。悲しくなるので・・・。でも、今作はそういう映画じゃなかったからすごく嬉しくて、沢山の方に観てもらいたいなと思いました。
それでは最後に、これから今作を観る方達に向け、何かメッセージをお願いします。━
とにかく、千恵さんの思いが沢山詰まった映画になっています。ラブストーリーでもあるし、家族愛や友情、色んな人間関係の愛がそこに描かれていると思うので、是非、大切な人と一緒に観てその気持ちを共有して頂ければ嬉しいなと思います。
【作品紹介】
映画「余命1ヶ月の花嫁
」5月9日(土)Roadshow!!
Cast
榮倉奈々、瑛太、手塚理美、安田美沙子、大杉漣、津田寛治、田口トモロヲ、柄本明
Story
イベントコンパニオンの千恵(榮倉奈々)は、ある展示会場で知り合った太郎(瑛太)から交際を申し込まれる。乳がんと診断されていた千恵は悩みながら交際をスタートさせるが、数ヵ月後、自分の病気のこと、そして胸を切除しなければならないことを告白。太郎に別れを告げたまま、姿を消してしまう。そんな千恵を追って、屋久島へたどり着いた太郎は、「俺は変わらない。一緒に頑張ろう」と伝える。その言葉に動かされ、千恵は再び太郎と生きていくことを決意する。しかし、幸せな二人に辛い知らせが届く。千恵のがんが再発してしまう。激しい痛みと闘いながら治ると信じて千恵が治療に励む中、献身的に看病する太郎、千恵の父・貞士(柄本明)、千恵の叔母・加代子(手塚理美)に千恵の余命があと1ヶ月であると告げられる……。