N〇Kのニュース記事↓
生駒 顧問の日本刀で生徒けが 学校への刀剣持ち込み禁止へ
03月07日 16時37分
5日、生駒市の県立高校で剣道部の顧問が使っていた日本刀の真剣が刺さって生徒にけがをさせたことについて、7日、県教育委員会と学校が会見を開き、今後、学校に日本刀などの刀剣の持ち込みを禁止し、違反した場合は、免職か停職の懲戒処分にする新たな規定を設けるとしました。
5日、生駒市の県立生駒高校で、剣道部と空手道部が「居合道」を体験する合同練習を行った際、剣道部の顧問で70代の講師が持っていた刃渡りおよそ75センチの日本刀を上げた際、模造刀を持って向き合って指導を受けていた2年生の男子生徒の太ももに刀の先が誤って刺さり、深さ3.5センチほどの全治2か月から3か月のけがをさせました。
7日、県教育委員会と学校が記者会見を開き、講師は過去にも複数の高校で学校に報告せず、部活動で真剣を使って指導していたと説明しました。
そのうえで、奈良県教育委員会の吉田育弘 教育長が「学校への刀剣の持ち込みを禁止する規定がなかったことが問題だった」と述べ、県内の公立学校の教職員を対象に日本刀などの刀剣を持ち込むことを禁止するとしました。
違反した場合は、免職か停職の懲戒処分にする新たな規定を設け、県教育委員会はすべての県立高校などに通知することにしています。
また、講師は6日付けで依願退職をしたということで、これまでの学校の聞き取りに対して、「有段者は演武では真剣を使うのがふつうだが、まさかけがをさせるとは思っていなかった。日本刀は処分する」と話しているということです。
生駒高校の嶋岡浩三 校長は「教育活動の中で生徒がけがをしたことについては重く受け止めている」と述べ、6日、本人と保護者に謝罪したということです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☑奈良県教育委員会の吉田育弘 教育長が「学校への刀剣の持ち込みを禁止する規定がなかったことが問題だった」と述べ、県内の公立学校の教職員を対象に日本刀などの刀剣を持ち込むことを禁止するとした
☑講師は6日付けで依願退職をしたということで、これまでの学校の聞き取りに対して、「有段者は演武では真剣を使うのがふつうだが、まさかけがをさせるとは思っていなかった。日本刀は処分する」と話している
こういう「考え方の根っこ」にあるもの、「考え方の基本」のようなところがそもそも違う?と感じる事件が身近でも起こった。
私が参加しているサークル活動は、毎週〇曜日が活動日と決まっている。
ところが先日、今年サークルに入ったばかりの70代男性が、〇曜日以外の日にやってきて施設職員に道具を出してもらい、一人で作業を行ったらしい。
施設職員は、その人が特別許可されている?と思い、その日は彼を制止しなかった。
後日、サークルの世話役に対してその旨の報告がされた。
その報告を受け、世話役が彼に何らかの話しをしたらしい。
しかしその後、彼は再び活動日以外の日にやってきて、今度は施設職員に道具を出してもらうことはせず、作業を行ったそうだ。
そこから察するに、世話役は「施設職員の手を煩わせること」がダメなんだと話した?(世話役も80代で、いまひとつお話しの要領を得ないところがある)
それを受けて彼は「職員に何かを頼まなければよいんだ」と思った?
(ここは私の想像)
なのでその後、改めて世話役から彼に対して
「〇曜日以外にここで活動すること自体がだめなんです」と話したらしい。
それにて、やっと彼は自分がいけないことをしていたと悟ったらしい。
彼曰く、「〇曜日以外の日にここで作業をしてはいけないと言われていなかったから知らなかった」と。
謝罪はない。
「知らなかったからしかたない。今後はやらない。」と。
件の講師と同じ感じ。
「刀は処分する、それでいいだろう」って感じ。
(いや、講師が謝罪したかしないかは記事に書いてなかっただけかもしれないが。文面からは謝罪の気持ちは読み取れなかっただけかもしれん)
サークルで起こったこの出来事をいろいろな年代の人に(なるべく私の感情を交えず起こった事実のみ)話し、どう思うかを聞いてみた。
「言われてなくても、〇曜日が活動日ならその日以外は行かないし、行きたければ上の人に確認する。勝手に行っちゃダメって思うけどなあ」という意見がほとんどだった。
前述の講師は
「有段者は演武では真剣を使うのがふつう」だから、「禁止されていなければ高校の部活動の練習に日本刀を使用してもよい」という考え
サークルメンバーは
「活動日は〇曜日だが、それ以外の日に活動してはいけないとは言われていないからやってもよい」という考え
私はこれにとても違和感というか怖さというか...何と言ったらいいのか、
昔、アメリカで「電子レンジに動物を入れて乾かさないでください」と書いてなかったからペットを入れてチンしたら死んでしまって、訴訟問題になった
という話しを聞いた時のぞっとした感じを思い出した。
「やってはいけない」ことを全部書かなければやってしまう?
人間ってそんなもんなの?
そういう人が多数派になった世界って怖い。
今はまだ違うと思っている、いや、私が気づいていないだけ?
禁止されていることはやったらだめ。
それはそう。
じゃあ、禁止と書いてない、言われていないことについては、すべてやってもいいのか?
それは違うと、私は思う。
大変申し訳ないが今私の周りにいる70代くらいの人の中に(みんなじゃないです)、こういうぞっとする思考の人が多いように感じる。
私はいまストレスでめまい吐き気、まぶたの痙攣を発症している。
「そんな人たちと関わらなければいい」って簡単に言われてもそうはいかないから困っているわけで。
サークルの師匠にこういう話しをしたら、(この人は80代だけど変な偏りがない)
「あ~、そうでしょうね。今話題の政治家たちもそうじゃないですか?」
あ~~...なるほど
やっぱりある程度年齢でくくれちゃうのかなあ。
もちろんみんなじゃない。
でも、生まれ育った環境や、時代などが人に与える影響は大きいだろう。
そんなことに納得しながら、でも、だからといっていつまでも耐えられるもんでもないなあとも思っている。
彼らは決して変わらないから。
マイルールをごり押しし、それで相手が困っても悪びれもしない。
反省もしない。
自分の権利第一で、その都度言うことが変わり、前に言ったことはまるでなかったことのような態度(記憶にないふりをしているだけ?)
一貫性がなく、他人の苦労を軽く見て、面倒ごとを避ける、人に押し付ける。
彼らのために悩んだり苦しんだりしても何の得もないことも、痛いほど理解している。
苦しんで苦しんで譲歩しても、それが当たり前みたいな顔をされるだけなんだから。
金銭的にも身体的にも実害がではじめてきたので、ここらで大きな決断が必要かな。