病名確定

テーマ:
20141009

入院4日目、通算35日目
バイタル 36.6° 上116 下70 拍70 66.6㎏



今日は朝食終わりで、町川先生が来た。

「昨日ね、あれから血液内科の先生方と話し合ってね……」


あとあと看護師に聞いたが、本当に話し合っているらしい。


普段の投薬やら採血やらは個々の裁量に委ねられているが、大きな治療方針の転換などは部科に所属している医師や、場合によっては部科を越えた打ち合わせを持ったりするらしい。


治療方針が決まると、書面に起こして患者に説明、双方納得の上で署名、治療方針の同意書となる。


今回、私の病名は
「悪性リンパ腫 中枢神経浸潤」
と、なっていた。







説明によると、抗がん剤「R-COHP療法」と言うのはオーソドックスな、言わば「抗がん剤が有効なのかどうかを見極める治療」と言う事らしい。
(個々の解釈により、理解の仕方に差があります)

R-COHPが効けば良し、悪くてもリツキサンが有効なら。それはそれで良し、と言う事なのだろうか?

R-COHP療法に使われる抗がん剤は、脊髄や脳には効かない様な組合わせらしく、それでダメならだんだんキツい組合わせになっていくらしい。
 

「午後、放射線科の桶口先生が来るから、話を聞いてみてね」




そして午後、やって来た桶口先生は、これまた優しい雰囲気の女医だった。

私の斜視を見て
「右耳あたりから、極めて微量の放射線を当てて治療しましょう。この症状なら10回……10日くらいかな?」

と言う事で、急遽「頭部固定マスク」を作る事になった。

資料を見せてもらいながらの説明。
解りやすいがずいぶん物々しい。


しかし、症状にあった治療が決まり、また一歩進んだ気がした。


夕方、放射線科を訪ねると、固定マスクを作る部屋に案内された。

ベッドに仰向けで横になると、焼豚を作るときに使う「凧糸の網」みたいなものを顔面に被せられた。

その網が伸びて固まり、頭部を固定させるらしい。

自分の骨格はもとより、鼻の形などもぴったりと合わさる様に作らねばならない。


特段痛みも、圧迫感もなく、自分専用のマスクが出来上がる。




画像はイメージです。



明日は頭部CTを撮影、後日マスクを被りCT画像と位置を合わせて照射の場所を確定させる。


副作用や治療がうまく行かなかったら……との不安が頭をよぎったが、やらねばならない。


焦点の合わない視界で、見知らぬ天井を見ながらそう思った。





ライムグリーンリボン
グループ・ネクサス