なんとなく寝たい気分じゃないし、勉強道具はリビングに置いてきちゃったし、記事更新します。
(眠くない訳じゃない、てか横になればいつも3分以内に寝られる。)

あと、この感覚って自分にとってすごく貴重な体験だと思うから書き残しておきたいってのもある。


※たまには文末を「。」だけにしてみたいので、(笑)とかwwとか!!とか、入れたくても封印することにします。



今から約10時間後には、赤門くぐって自分の番号がないことを確かめて、"東大受験生"から"早大生"になるんだろうなあって思うと、すごく切ないし淋しい。

今日が大きな節目になることは間違いないんだけど、実感が全く沸いてなくて、不思議と不安とかはない。


最近読者さんがちょっと増えたし、自己紹介がてら自分の人生を振り返ってみる。


私が小学校受験生の頃から、母には「あわよくば東大受かってくれたらな」ってよく言われてたから、なんとなく"東大"って学校に行きたいなって小さい頃から思ってた。

で、某国立大附属小に入学して、中学受験せずに中学入って、初めての本格的な受験は高校受験で。
特に勉強しなかったけど全勝して、そのまま高校に進んで、鉄緑に入塾した。

学校では私もどちらかというと頭いい方だったけど、鉄緑のみんなは、信じられないくらい頭いいのに私の何倍も努力してて、今思うとここで無意識に挫折を味わってたのかも。

高入生用の数学クラスにいたから最初はわからなかったけど、鉄緑の校内模試の結果があまりにひどくて、ただただびっくりした記憶があります。

高1の冬に中学受験勢の人と同じクラスで数3勉強することになって、前に座ってる男子は授業中爆睡してるのに、テストになると私は全然できなくて(努力が足りなかっただけなんだけど)すごくショックだった。

お帰り問題が全然解けなくて、教室に私1人だけになって、半泣きで先生に教えてもらったことも何度かあった。


高2、私が世界中で一番信頼してる鉄緑会物理科の先生に出会う。人生の転機。

前の週にやった問題と問題集の指定問題、合わせて5こくらいの中から2つが全く同じ形で問われる確認テストがあって、答えはわかってるわけだし満点とれて当たり前のテストだったけど。

今まで努力とやらを全くしてこなかった私はあまり真剣に対策しなくて、その結果、2回目のテストで驚異の43点をとって、お呼びだしを食らって、いろいろ言い訳をしてた私に先生はこんなことを言った。

ひらがな書くときにいちいち迷ったり悩んだりしないでしょ。これもそれと同じなんだよ。きちんと努力すれば必ず満点とれるから頑張って。

当たり前のことではあるけど、その先生に言われると自然と腑に落ちた。

それから、物理だけは一生懸命やるようになって、諸事情あって対策なしで受けた最後の確認テスト(総復習)が満点だったとき、その先生に初めて褒められたのが、すごく嬉しかった。


高3の春に鉄緑の個人面談で、とりあえず東大目指してみたら、って言われて東大受験生になったけど、物理の先生が変わり、持ち前のサボり癖をなぜか最大限発揮して、初めての大学受験は大失敗に終わる。

それでも懲りずに、河合の授業が始まるまでずっと遊んでた。

で、ブログ始めて今に至ります。



なんか、浪人生活含め、"一生懸命な努力"をしないで生きてきた人生だったなあ

ブロガーやってる奴が言うのもなんだけど、私、努力してる姿を誰かに見せるのが嫌いなんですよね。

こんなんだし、浪人してるときも頑張れなかった私が、これからの人生で"一生懸命な努力"をすることがあるかはわからない。

でも、ちょっとずつ重ねてきた、東大受験生としての"それなりの努力"はきっと無駄にならないと思う。

少なくともこの1年で私は変われた気がしてるし、なんだかんだ楽しい1年だった。
まだチャンスがあったら、もう1年だけなら頑張れる気がする。


でも、私の東大受験生としての生活は、今日の正午に終わる。

もう伸ばせないし伸ばさない。

今日は次のステージへ足を踏み入れる日。


やっぱり、長らく目指し続けた目標を達成できないことは淋しいことだし、気付いてないだけで実は見えない将来への不安もあるかもしれない。

でも一歩を踏み出さなきゃいけない。

大学受験は手段であって目的じゃない。


私の未来が楽しいものでありますように。
読者の皆さんの未来が明るいものでありますように。


寝る。踏み出す勇気を補給する。


夜は長い。



ねむぺん。