みなさん、初めまして。

現在、京都にある、皆様に愛される町のケーキ屋さん「パティスリーミムラ」というところで働いている、三村彰(@mimu_ga_otodoke)といいます。

 

 

 

 

 【プロフィール】

  • 1982年10月7日生まれ、現在35歳。
  • 京都府洋菓子協会 理事
  • 国家資格技能士検定1級、職業訓練校指導員免許を所持
  • リプトンの製菓部でチーフパティシエをしていた父、三村伸治の二男として出生。

 

 

僕が中学3年生だった1999年の2月に今働いている「パティスリーミムラ」がオープンしたのですが、そのことの詳しい事については下のリンク先の記事にて。

 

関連記事:親父と僕のパティスリーミムラの20年。

 

 

 

 

ぼくがこれから実現する夢・目標について

先日、「夢」ができました。

それは何かというと、

 

「従業員を10人雇用すること」です。

 

 

単に従業員を増やして店の規模を大きくしたいわけではありません。

こう思ったのには理由があります。

 

 

世の中には、家庭、お金、身体のハンディ、心の病などで、働けなくなった人がいますよね?そういった方は、お金の面やその他の事情により、専門学校に通うことが難しいです。

 

そんな状況にあっても、再起をかけて学べる「職業訓練校」をご存知でしょうか??

 

 

僕は、子どもの頃から「教員」になることに憧れていて、先日(2018年9月)に「指導員免許」という資格を取りました。専門学校ではなく、この「職業訓練校」の教員として働けるようになるためです。

 

この資格を取るための講習時に、ある「障がいをかかえている方を雇っている会社」の話を聞きました。

 

 

障がいを抱えてるかたは、誰かの役に立てる事に喜びを感じる人が多く、自己肯定の機会が少ないとのこと。あと、その人を雇う事で、他の社員がサポートを積極的に行うようにもなり、結果明るい職場になったというエピソードが特に胸に響きました。

 

 

 

この話を聞いたことによって、胸が熱くなり、「職業訓練校の教員として関わるだけでなく、働きたいけど働けない人の受け皿に僕もなれないか?」と思ったのです。

 

 

僕は日常生活でもTwitterでも、心の病を抱えた人と関わらせてもらっていますが、その人たちは、僕のツイートを見て「最近悩んでないですか?」とメンタル面を心配してくれたり、自分の事を後回しにしてフォロワーさんに優しく寄り添っているのを見かけます。優しく、人柄も最高です。

 

 

 

そんな人達が、

「心の病で融通が効かないから定職につけてない」

「今は両親もいるけど、将来のことを考えると不安だ」

という話は前から聞いていました。

 

 

「どうしたらそういう状況にある人を1人でも雇用できるだろう?」と考えた時、「10人ほど従業員がいればできる」という風に構想を立てたのですが、従業員が10人もいるケーキ屋は業界内でもすごく大きなお店になります。

 

 

「自分にできるだろうか…?」

 

 

 

「でも、これが今のぼくの夢だ!」

 

そう覚悟を決めてからは、常に頭に置き、紙に書いてお店の厨房の目立つところの壁に貼ってます。

 

 

 

自分が人のために動くという価値観を持っているのか、これまでのことを振り返りながら自己紹介をさせていただきます。

 

 

 

 

「やらない偽善よりやったやつがヒーロー」だ

みなさんは、キングコング西野さんが作った「レターポット」というサービスをご存知でしょうか?

 

インターネット上にあるサイトで1文字を5円で買い、お礼の気持ちを手紙で表現できるものです。その手紙をもらった人には「文字」が貯まり、それを他の人に送ることができます。

 

そんな「レターポット」を通じての企画で、今年の3月、訳あってウエディングドレスを着ることができなかった3組のご夫婦に無料でウエディングドレスを着てもらって写真撮影をしてもらう企画「ウエディングドレス撮影会」というものが開催されることになりました。

 

撮影会が行われるのは、神戸。

撮影用のケーキを募集していました。

 

今までの僕なら、できない理由を探して逃げていたのですが、「レターポット」を通じて、色んな人と繋がり、交流を取ってきたことで、人間同士のコミュニケーションについての価値観が変わり、この企画に興味が湧きました。

 

 

決め手となったのは、Twitterで僕のあるフォロワーさんがいっていたこの言葉、

 

 

「やらない偽善よりやったやつがヒーロー」

 

 

自分より一回りほど若い女の子の言葉でしたが、この言葉に背中を押してもらい、すぐに撮影会の主催者にケーキの提供を申し入れました。

 

 

人のために、自分ができることをする!

恥ずかしくなるくらいに。

 

 

写真:その時に作ったウェディングケーキ

 

 

 

そうしてやり終えた後、僕の心は嬉しい気持ちに包まれていました。

 

 

実際に行動することで、心に変化が起こる。

すごく大事なことだと思うんです。

 

 

 

 

 

自分の行動によって喜んでくれた経験が、今の僕の原動力

次に、みなさんは「polca」というサービスをご存知ですか??

これは「フレンドファンディングサービス」といって、インターネット上で「自分はこんなことがやりたい!」と友人を中心に発表し、それに対して1ヶ月間ほど必要な資金の支援や応援を募るものです。

 

 

今年6月にこの「polca」使って、ぼくの大切な友人が精神的な病気を克服するための企画を発表しました。

 

病気の事は知っていたのですが、公に勇気を出して発表した彼女がかっこ良かった。

自分も何か役に立ちたいと思い、当時クレジットカードが無かった僕は商品券と焼き菓子を送りました。

 

「頑張れ!」って気持ちを込めて。

 

商品券と焼き菓子が届いた日、彼女は病気で落ち込んでる日だったらしく、大変喜んでくれました。

 

その後、もっと彼女の「polca」の企画を知ってもらいたくて彼女のブログやツイートをシェアし続けていたのですが、ある日彼女の「固定ツイート」が僕が彼女を応援する為に書いたツイートになっていた。

 

「え、なんで?」と尋ねると、彼女はこう言いました。

 

「毎日自分のpolcaをツイートするのは心苦しい、だから誰かがシェアして伝えてくることが嬉しい」

 

 

そう返事をもらった後はさらに企画をシェア!

polcaは期限より早く達成しました。

 

 

達成報告をする彼女のツイートに、

 

「三村さんに感謝やね、三村さんのツイートをみて支援してくれた人がたくさんいた」

 

とリプが付いていて、それを見た時に涙が流れ、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

 

うまくいえないけど、ただただ嬉しかった。

 

 

このように、自分が行動することによって、人が凄く喜んでくれる経験をしたことが原動力となり、ぼくは、ライブ配信アプリ「SHOWROOM」にチャンネルを作り、質問、悩み相談、ただ聞いて欲しい事を匿名で受付けるようになりました。

 

 

 

悩み相談には、契約社員の現状や、恋愛、子育て、DVなどかよせられました。後半は他の人のpolcaや応援したい活動をCMしています。

 

 

 

 

「自分は相談してもらいやすい人間」だということを知れた同級生2人のエピソード

悩み相談を行っているぼくですが、この経緯を考えると、小学校時代の自分にルーツがありました。

 

小学校の頃は、勉強も運動も割とソツなくこなし、先生の言う事なら多少の疑問があっても言う通りにやる生徒。クラスの全員と仲良くできていました。

 

何かイベントでグループを作るときに仲間外れにされてる子がグループにいましたが、子どもながらに、「三村なら仲良くやってくれる」と先生から思われている事を感じていました。何の苦もありませんでしが、たまにはヤンチャなメンバーと行きたい気持ちもあって。

 

 

ついに、中学になると良い人をやるのが窮屈になり、仲良い子とだけ一緒にいるようになります。思春期なので言葉で傷つけた子もいましたが、三年間当たり障りなく仲良い友達とだけ過ごしました。

 

そして、高校は進学科といって、三年間クラス替えがない、女子30人に男子10人くらいの比率の中で通学するようになります。

 

明るい人

暗い人

仲の良い人

そうでもない人

 

いろんなクラスメイトがいましたが、ここでも仲良い人とだけ過ごしました。

大人しい人は僕の事はすぐ忘れると思っていた。

 

 

僕は洋菓子の専門学校卒業後、大学には進学しませんでした。

父の付き合いの深い業者さんの紹介で、滋賀県の老舗アンデケン様で働くようになったので、高校の同窓会にはずっと行けませんでした。

 

しかし、卒業10年目の時、「久しぶりに同窓会するから幹事して」と言われ、僕は40人全員、あの手この手を使ってかなり大変でしたが連絡しました。

 

すると、1人の女の子から出席の連絡がきました。

高校時代を思い出して見てもめちゃくちゃ大人しい印象の子。

返事にはこう書かれていました。

 

「私はいま、ほとんど引きこもりに近い状況です、でも三村くんの招待のメールにくすりと笑わしてもらいました、高校の時も1人でいると声をかけてくれた三村君が幹事なら行きます」という内容だった。

 

 

「ぼくは高校の時にそんな風に関われていたかな?」と思いながらも、同窓会に来てくれる事が凄く嬉しかったです。当日は博識な彼女の周りにたくさん人がいて、それを見て嬉しかったことを覚えています。

 

ある日、facebookに小中の同級生の女の子から友達申請が来た。

承認すると、実は偽名の別アカウントがあると言われてそっちに誘導されたところ、、、

 

 

この彼女も学生生活にいい思い出が少なく、SNSでは偽名で活動しているとのこと。

 

「facebookでミムを見つけてどうしても御礼が言いたかった、イジメられていた中学時代だったけど、廊下を歩いている時に話しかけてくれてたり、進路の話をたくさん聞いてくれてありがとう」

 

そうメッセージをもらいました。

すごく、気品のある子で言いたい事をはっきり言う子だったから友達は寄り付きにくいかもとはおもってたけど、イジメられてるとは知らなかった。。。鈍感だった。

 

 

先日、彼女は結婚したようですが、まだ心にいろんな傷が残っていて、家からは出にくいとのこと。だからたまにお菓子を渡しに行ってます。

今度旦那さんを紹介してくれるようで楽しみです。

 

 

この2人のエピソードを僕は全く覚えていないんです。

優しくした記憶もないし、どちらかといえ中高の六年間は仲良しと仲良く過ごしたとばかり思っていたんですけど。

 

 

でも、知らないうちに話を聞いていたんだなと。

 

 

 

 

スーパースターの先輩の死と自分の病気の経験を公表したことがきっかけとなって悩み相談をするようになった

2017年の秋頃、兄貴の先輩が亡くなりました。

 

頭もよくて運動もできて、なんでもできる人。

よく一緒に草野球したり飲みにいったり。

まさにスーパースターでした。

 

 

一緒に呑んでても悩みすら聞いたことが無かったんですけど、

亡くなった理由が、自殺だったと知りました。

 

 

悩んでいたのに、なんで自分は気付けなかったんだろう。

話を聞いていれば変わったかもしれないのに。

 

人は悩み事で死ぬ。

明るくしてる人にも悩みはあるんだ。

 

 

 

 

みなさん、自律神経失調症という病気をご存知でしょうか??

これは、心の病気です。

 

もしかすると、この記事を見ている中にも、なかなか治らなくて希望が見出せない人もいるかと思います。

 

実は僕は、32歳の時に自律神経失調症になり、症状が出なくなるまで1年かかりましたが治りました。

 

写真:自律神経を乱す直前の頃。三男が生まれたところ。

 

 

 

▼その時のことについては、下のリンク先の記事に書いています。

関連記事:「ガラスのハートの持ち主」

 

 

 

この経験を、Twitterをはじめた頃にブログにも書いて公表しているのですが、記事を読んだ方数人から「希望が持てました」とDMが届くようになりました。

 

 

こういった経験によって、ぼくは悩んでいる人の力になりたいと思うようになり、悩み相談を始めました。

 

 

この相談のDMをもらった時、先輩の事を思い出していました。

 

 

「DMでも、相談できない人もきっといるだろうな」

「思い悩む前に止められないかな」

 

 

そう思っていたら、「質問箱」という便利な機能を見つけました。

あと、ライブ配信のSHOWROOMなら僕だけじゃなくて参加しているみんなで悩みに向き合える。

 

答えは出ないかもしれないけど、一人じゃないことや、みんながあなたのことを思ってるよと伝えられるんじゃないかと思い、「SHOWROOM×質問箱」というスタイルで悩み相談を受けています。

 

週に1~2回くらい、予想以上に悩み相談のDMが来ています。

ただやりきれない思いを読んでほしいだけと言う人もいる。

 

自分で言うのもなんですが、誰かの支えになれそうな手応えを感じています。

 

 

 

 

 

 

本音で必要なことを伝えられる「八方美人」がいても良いじゃないか

「八方美人」って聞くとどんなイメージが湧きますか?

 

「誰にでもいい顔をして本音を話さない人」と思われるかもしれませんが、僕は好意的に捉えています。(笑)

 

正直な話、この社会で生きているので、

・もめたくない、

・嫌われたくない

・みんなが楽しめるなら少しの我慢と「建前の嘘」は必要

 

と思うんです。

 

 

今から思えば小学生にしてそんな生き方をしていました。

小さい頃から友達はいましたし、上手くやれていたので。

でも、人を褒めるのに嘘を使った事はありません。

 

 

僕は人のいいところをみつけて言うのは得意なんです。

 

 

中学3年の時、クラスが2つのグループに分かれていたんですけど、僕はどっちとも仲が良くて2つのグループを行き来していて、どちらの悪口も言っていなかったんです。

 

 

しかし、ある日2つのグループのトップ同士が急に仲良くなりました。

2人共と仲良くしてた僕はそのことをすごく喜んだんですけど、どっちつかずだった僕に居場所はなくなってしまいました。

 

 

「あいつは誰にでもいいかっこするコウモリ」

 

 

そんな声が聞こえた。

 

 

いじめられはしませんでしたが、仲間外れになりました。

この時から学校生活ががらりと変わります。

 

 

それまで休み時間に席に座ってれば誰かが喋りにきてくれていましたが、誰もこない。

僕の周りに誰もいなくなったのです。

無視されてるわけでもなく、極端ないやがらせはされてないけど、ただ、友達がいない。

 

 

ほかのクラスには友達もいて、数ヶ月したらそれなりに話する相手もできましたが、大きく変わることもなくそのまま卒業。

 

 

今思うと、「もう少し本音で付き合えばよかったのかな?」って。

人生で唯一無かった事にしたい一年です。

 

 

 

その後、高校に進学し、中学からの知り合いは一人だけ。

 

みんな知り合いがいないなかでのスタートだったので、最初は気を使いあってましたが、その後、1カ月も立たないうちに本音で向き合うようになりました。

 

彼らのおかげで、本音を言える勇気を覚えていきました。

一度人間関係がリセットできたことがよかったのかもしれません。

 

 

今僕は、自分のことをはっきり「僕は八方美人です」と言います。

誰にでもいい顔をします。

 

 

でも、本音は隠していません。

 

 

わざわざ傷つける事は言いませんが、

相手の顔色伺わずに思ったことを言う。

「自分の言葉」を伝えて生きています。

 

 

相手の立場にたって必要な事を伝えられる人を目指しています。

それが一つ上の「八方美人」じゃないでしょうか?

 

 

誰にでも優しい、褒め上手の聞き上手。

そんなかんぺきな八方美人になりたいなと思っています。

 

 

 

 

 

最後に

正直、自分の半生を振り返っても浮き沈みもないし、つまらない人生だと思ってました。

 

だから、ぼくに光を当ててもしかたないから僕の周りの人を見つめ直してみました。すると、これまでたくさんの喜びをもらっていた事を再確認する事が出来ました。

 

いつも口にしていることなんですが、「僕は人に恵まれている」と。

今回、このストーリー記事を作ってみて確信に変わりました。

 

 

「僕は人に恵まれている」

「みんなが僕にいろんな喜びをくれた」

「みんなの存在が僕を成長させてくれた」

 

そう胸を張って心の底から言えるようになった気がします。

 

 

 

皆さん、最後まで読んでくださってありがとうございました。

ちょっとは楽しんで読んでもらえたでしょうか?

 

何度も言ってるし、書いてますが、悩みは誰かに相談して下さい。

 

口に出して下さい。

 

「この程度の悩み」なんてありません。

 

他人から見て小さな悩みでも、あなたが悩んでいればそれは大きな悩みです。

悩み事の大小は他人が決める事ではありません。

 

もし、誰にも言えないなら、僕の質問箱にいれて下さい。

解決は出来ませんが、みんなで聞きますから。

 

ありがとうございます。

こんな僕ですが、これからもよろしくお願いします。

 

 

 

三村彰

 

 

 

 

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この記事を書くにあたり、サポートしていただいたストーリークリエイターのHARUさん(@harumizuki423)に感謝申し上げます。