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概日リズム。ご存知ですか?
おおよそ24~25時間周期で変動する
体内時計のリズムのことで
ほとんどの生物に存在しています。
概日リズムは内在的に形成されるのですが
光や温度、食事など外界からの刺激によって修正、影響され
概日リズムが異常になると
睡眠障害だけでなく肥満や
糖尿病、高血圧などの生活習慣病にかかりやすくなります。
こんな情報見つけましたよ。
大阪大学などの研究グループは
D-アミノ酸の一種である
D-アラニンが概日リズムを調整すること
さらには、概日リズムの調整を通して
体内の恒常性維持の一端を担っていることを明らかにしました。
D-アミノ酸は
生体内に微量しか存在していないので
その生理学的意義が長い間不明とされてきました。
新たな生理機能が解明されたD-アミノ酸。
日常的に摂取する食物に含まれているのですが
体内の量は疾患や体調により変動するのだそうです。
D-アラニンを利用した概日リズムの調節により
概日リズム異常によって引き起こされる病気
例えば、糖尿病などの生活習慣病や睡眠障害など
新たな治療法の開発が期待されますね。
詳しくはこちら。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38098136/