夫は毎日規則正しく生活し、体調も良く、腸閉塞に怯える日々は去っていきつつある
・・・かもしれない。
けれど一度だけ下腹のあたりに、あの嫌な「違和感」を感じた事がある。
今までの経験では、
「違和感」はその後高確率で悪化の一途をたどり、
最悪は数日後入院となってしまう。
毎食後きっちり歩いているのに何故??
一瞬落ち込みかけたけれど、よく考えると思い当たる物があった。
それは豚肉の腸詰めソーセージ。
前日夫が、近くの信頼できる「スーパー(マ〇イ))で買ってきたのだ。
それは完全無添加の豚の腸詰めソーセージ。
「これはマズイんじゃ?」
見た瞬間思わず叫んでしまったが
一瞬夫が寂しそうな顔をしたのに気づき、
「試しに食べてみよう!」
と慌てて言い直した。
そして次の日のお昼に1本だけ茹でてお弁当に持って行ったのだ。
結果、夕方に忘れかけていた「あの」の違和感を感じたというわけだ。
結局その日は久々の夕食抜きとなってしまった。
けれど今回はここからが違っていた。
いつもならガタガタと悪化するパターンだが、
次の日には無事に元通りになった。
この経験は今後に生かせそう。
腸閉塞とのつき合いでは
あれもダメこれもダメ・・と、がちがちに神経質にならない事もとっても大事。
腸に緊張感は伝わるから。
だから一気に致命的ダメージが起こらないよう少量でテストし、
違和感があれば「これはダメなんだな~」
くらいに軽く受け止めていけばいい。
<腸閉塞もちの夫が気を付けている事。>
1)満腹にならない。(腹八分が限界)
2)よく噛む。
3)食べたら歩く。
4)合わない食材は食べない。
(危なそうな物は少量でテスト)
5)違和感を感じたら一食抜く。
ところで腸詰めが何故ダメか?
豚肉の油あまり好ましくないので今回茹でてみたけれど
原因は「油」というよりは「皮」の方にあったのではないかな?
無添加の良い豚で作られているだけに腸も立派なようで..
私も食べたけれど皮が固くて噛み応えがあった。
無添加である事、オーガニックである事は
健康な人には良いけれど、
夫のように腸に弱点がある人には逆に危険だったりする。
野菜や海藻、玄米なんかが良い例。
こうして腸詰めはダメリストのデータに加えられる事になった。