宇宙兄弟展へ行って来た | 日本アニメ視聴館  アニメ公式配信紹介

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どもです。

更新内容
2014年9月26日
展示画像および関連文・コメント加筆

音声ガイドリスト・第3章 月面着陸展示内容追加
第4章 それぞれの絆・第5章 カラー原画、漫画・アニメ資料展示一部
小山宙哉氏インタビュー動画・作画映像追加

小山宙哉氏インタビュー動画(YOMIIURI ONLINE)
http://www.yomiuri.co.jp/stream/?ctg=6&id=2198077&page_no=6

今回は京都文化博物館で開催中の「宇宙兄弟展」へ行ってきました。



「宇宙兄弟」とはなんぞや?といいますと・・・そうですね、超簡単に言うと
「諦めきれんなら、そんなん夢じゃねえ」っていうテーマで宇宙飛行士を目指す
兄弟のストーリーです。・・・大雑把すぎますね^^;w。

ともに宇宙を目指そうと約束した兄弟、六太と日々人、
そして二人をとりまく仲間が織り成すストーリーが人気を集めた漫画
『宇宙兄弟』。2008年に雑誌『モーニング』にて連載が始まり、
2011年には小学館漫画賞、講談社漫画賞を受賞し、
累計発行部数が1400万部を超えるなど注目を集めてきました。
初の大規模作品展となる本展では、迫力の原画を貴重な各種資料とともに
6つのコーナーで公開、作品と宇宙の魅力を余すところなく伝えます。


※宇宙兄弟展チケット裏説明文より引用


丁寧に記すと長くなってしまうので
ぜひ、公式HPかアニメ視聴か漫画読んでみてください^^;ゞ。

宇宙兄弟展の展示品はオリジナル原画約200点、
2014年8月公開予定の映画「宇宙兄弟#0」関連も含めたアニメ関連資料、
JAXA関連資料、マスコット犬?アポのコーナー等、
かなりの数の展示でしたので、その中から私が「おっ!」と思った展示をピックアップしてみました。

それでも長くなりそうなので、数回更新させてゆく予定です。
では宇宙兄弟展レポートスタートです。※

※「宇宙兄弟展」京都文化博物館での展示は既に終了しています。


画像は煉瓦作りの京都文化博物館別館。元は日本銀行京都支店だったのだそうです。


別館から中へ。2階天井まで吹き抜けの空間が広がっていて、
木材や壁の装飾はレトロな雰囲気満点。


本館へ移動するとそちらは近代的な建物。
宇宙兄弟展の大きなプレートが発見。
両サイドには月遅れの七夕で笹竹に吊るされた短冊が。



音声ガイドは六太(ムッタ)と日々人(ヒビト)が案内・説明してくれるとのことで
使ってみることに。貸出料金は1台につき600円必要です。




最近の音声ガイドは液晶付きで宇宙兄弟のキャラクターも表示されるんですね。

もし、返却を忘れて会場外に出るとアラームが鳴る仕組みなので気をつけてw。


音声ガイドリストは以下の内容です(見に行った当時の内容です)。
音声ガイドは六太(平田広明さん)、日々人(KENNさん)です。

♪マークはBGM付きの音声ガイド案内です。

第1章 子ども時代、宇宙への憧れ
1.プロローグ ♪宇宙兄弟のテーマ

2.JAXAを訪問・・・JAXAの思い出


第2章 宇宙飛行士を目指して
3.JAXA訓練エピソード①・・・ホワイトパズル

4.宇宙飛行士について・・・毛利衛さん
5.JAXA訓練エピソード②・・・無重力訓練


第3章 月面着陸
6.宇宙のひみつ①+クイズ・・・宇宙食
7.宇宙のひみつ②・・・ムッタとヒビトが宇宙飛行士・山崎直子さんに直撃取材!
8.宇宙のひみつ③+クイズ・・・宇宙開発スピンオフ 身近なところにある最先端技術


第4章 それぞれの絆
9.キャラクター解説①・・・シャロンおばちゃん
10.キャラクター解説②・・・せりかさん
11.キャラクター解説③・・・父ちゃん
12.コミックの名場面を再現!・・・俺らは生きて一緒に月面に立とうぜ 
♪忘れていたあこがれ(12)


第5章 カラー原画、漫画、アニメ資料
13.キャラクター解説④・・・デニール・ヤング(ヤンじい)
14.小山先生の制作エピソード・・・ムッタとヒビトが小山宙哉先生の制作の秘密にせまる!


第6章 APO特集
15.APO~エピローグ・・・APOエピソード ♪宇宙兄弟のテーマ



入口を通るとまず目に入ってきたのは壁一面に展示されている
原作者小山宙哉氏の描いたJAXA(宇宙航空開発機構)関連のイラスト。


展示内容はテーマごとに第6章まで分けて展示していました。

展示テーマは以下の通りです。

第1章 子ども時代、宇宙への憧れ
第2章 宇宙飛行士を目指して
第3章 月面着陸
第4章 それぞれの絆
第5章 カラー原画、漫画・アニメ資料
第6章 APO特集


今回、ほとんどの展示が撮影可能でしたので、
興味深かった展示を紹介しますね。



展示は原作の展開になぞらえて第1巻のページから順に進んでいきます。

第1章 子ども時代、宇宙への憧れ

子供の頃の六太と日々人。




原作者小山氏直筆のムッタとコメント。



京都に隕石が落ちた記録と名称曽根隕石が特別展示されていました。


慶応2年4月24日に丹波国船井郡(現京都府船井郡丹波町)に
落下したそうです現在、国内で3番目の重さの隕石なのだとか。


#1のページに使用されていた原画。



生原稿も多数展示されていました。



ムッタとヒビトが探検中に遭遇したUFOのシーンがスクリーンで上映していました。
こちらはそのラストのシーン。


第2章 宇宙飛行士を目指して より興味深い展示をピックアップ。

出来上がった原稿の台詞部分は作者の手書きのままなので、

書籍化された漫画本にはない味が感じられます。

額縁の絵は別に仕上げたコマ絵を上から貼っていました。




時折、出稿に関する?指示も記されています。




JAXAの宇宙飛行士候補生選出の会見に登場するシーン。



よく見ると伊東せりかの目の部分は修正が加えられていて
上から修正した目を貼っていました。


JAXAの活動を紹介する写真プレートとブルースーツ。



ムッタはつなぎ姿が良く似合いますw。



よく見ると作業着らしく、あらゆるところにファスナー付きポケットが用意されています。




このモデルは作者小山宙哉氏所有の品だそうです。



名だたる宇宙飛行士に日々人と六太が並んで飾られていますww。


一番端の額縁は空いているのですが、ここに入って撮影すると
宇宙飛行士の仲間入りが実現しますwww。




ロシア船内宇宙服「Sokol-KV-2」です。この宇宙服の重量は約10kg。
でも、宇宙空間に出れば重量は関係ないですね。


展示品はレプリカのはずです。



腕に日本国旗のワッペンが付いています。




宇宙飛行士若田光一さんのネームの下に「BAKATA」。
どういう意味なのか、気になりました^^;。ロシア語読み?



宇宙服の後ろ側。なかなか実際に見れないかも?



JAXA宇宙飛行士公募ポスター。

2008年に10年ぶりの日本人宇宙飛行士を公募した際、

制作されたポスター。

自然科学系の専門知識、語学力、基礎体力は求められますが
募集条件に年齢規定はないそうです。

2014年現在、公募は行っていないとのこと。


第3章 月面着陸よりピックアップ


弟、日々人が日本人初となる月面に到達した瞬間のシーン。



第3章の展示では漫画で使われた原画のほかにJAXAから用意された
宇宙航空関係の模型・宇宙食が展示されています。



密閉された宇宙空間で少しでも安らぎを与えるためか、
食事は意外と私たちが食べているものが用意されています。



野菜生活のジュースも宇宙へ行っていたのですね。
サバの味噌煮なんて日本らしい食事まであるとは。いやはや、驚いたw。




これは国際宇宙ステーションの模型。

この施設に日本人は若田光一さん、野口聡一さん、古川聡さん、
星出彰彦さんが滞在したことがあるんですね。※2014年8月時点


こちらは完成間近と思われるはやぶさ2、年内に打ち上げ予定。

初代はやぶさで起きた成果やトラブルを踏まえて改善した機体なのだそうです。


こちらはH-ⅡBロケット。JAXAが2009年から使用している衛星打ち上げ用ロケット。

過去4回の打ち上げを成功させています(すべて成功)。



世界に名を刻んだ各国のロケット・スペースプレーン(スペースシャトル・ブラン)。

スペースシャトルは使用中止となりましたが、スペースプレーンは各国開発中なんですね。

スペースプレーン(wikipedia)


「第4章 それぞれの絆」の展示の一部です。

個性豊かなキャラクターたちの印象的なシーンの直筆原稿が展示していました。



「本物の失敗には価値がある。」 

いじけやすいムッタが技術畑で培われ学んだ前向きな発言。

その言葉にピコとビンスはムッタの積み重ねて来たものを察するシーン


カペー!(^o^)


登場人物相関図を記した大きなパネルも展示。

宇宙兄弟には年齢層高いですが個性豊かなキャラクターがたくさん登場。

幼いキャラクターがほとんど出てこないのに若年層からも高い人気を得る作品は

あまりないのではないかと思います。


第5章 カラー原画、漫画・アニメ資料展示の一部です。

原作者で漫画家の小山宙哉先生のプロフィールです。



壁一面に貼られた漫画原稿(複製)と実際に漫画制作で使用してきた道具、
取材先の記録写真。




一番最初に描かれたムッタ。あまり変わらない。



小山先生のアイデアノート。


登場人物が使用しているペンのモデルまで展示していました。



ヤン爺ことデニール・ヤングのモデルとなった人。
取材の収穫は何でもないようなところからもヒントとなり活かされているようです。



小山先生の作画風景もモニタで紹介。



YouTubeで原稿への作画・ペン入れの映像がアップしていますので貼っておきます。




完成したユニコーンCDジャケットイラストです。



雑誌などに掲載された原画が多数展示していました。


JAXAのパンフレットに採用されているとは知らなかったでした。




こちらは2008年「国際航空宇宙展」ポスター用イラスト。


海外に日本の宇宙産業を紹介するJAXA公式パンフレット用イラスト。




映画「宇宙兄弟#0」のアニメ関連資料も展示していました。




ムッタと日々人は180センチあるのですね。意外と背が高い印象。





宇宙関連機器は実際に存在するもの、ストーリー設定上 作られたものも
分け隔てなく緻密に描かれていました。





階を移動するとムッタの飼っている愛犬APOコーナーが用意されていました。
ここはまさにAPO関連の展示ですw。アポの名前の由来は「アポロ」のロが抜けたそうな。

なぜ「ロ」が抜けたのか・・・謎です。



巨大なAPOのバルーンが置かれていましたw。これはインパクト大www。



あとは同じフロアでの宇宙についてのパネル説明と
飲料水ポカリスエットの月面到達飲料プロジェクトとして月面へ送るメッセージを
応募するコーナーが設けられていました。

詳細はポカリスエット特設サイトへGO!
http://lunar-dream.com/?waad=Dvsmtqwj


私は宇宙でも争いが起きませんように・・だったかな?
そういった文章を専用用紙に書いて応募しました。

メッセージが記されたプレートはポカリスエットの缶タイプの容器に納められ、
2015年10月、月探査ロケットとともに月へ向かうのだそうです。

http://lunar-dream.com/messages/


以上、「宇宙兄弟展」のレポートでした。

宇宙兄弟ファンだけでなく、宇宙好き、宇宙に興味を持っている人も充分
楽しめる企画展だったと思います。

沢山の展示物でお腹いっぱい状態でした^^。


ニコニコ静画 「宇宙兄弟」

興味のある方はぜひ。

ニコニコ静画 宇宙兄弟

http://seiga.nicovideo.jp/book/series/14192?order=a&track=top_thumbnail_1_5_2


ニコニコチャンネルでも第1話と第52話が無料配信中なので貼っておきますね。

宇宙兄弟 第1話 「弟ヒビトと兄ムッタ」
http://www.nicovideo.jp/watch/1401350636








第52話 「兄とは常に」
http://www.nicovideo.jp/watch/1401777516



読んでいただきありがとうございます。

それではまた(^^)ノシ。





TVアニメ宇宙兄弟


宇宙兄弟展


京都文化博物館 宇宙兄弟展

映画 宇宙兄弟#0

JAXA  宇宙航空研究開発機構


宇宙兄弟展の関連画像・展示品はすべて係員の承諾を得て撮影しました。

宇宙兄弟展の関連画像・展示品はすべて
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