こんにちは。ゆめこです。

 

遂に、早く終わって欲しかった大統領選挙が終わりました。
日本でも速報など出ていたそうなので、みなさんももうご存知でしょう。


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今、一夜明けて午前10時半ですが、先程やっと泣き終わりました。

 

以前にも書いたように、個人的に政治にはあまり興味がないはずなので、
夫とディスカッションをしていて、急に涙が溢れでてきた自分に少しびっくりしています。

 

クリップ「アメリカは最高のアイディア」

 

 

こんなにHillaryに勝ってほしかったんだ

 

実は選挙前に、大統領選挙が終わったら、日本と世界のフェミニズム(女性に対する(女性の)考え方の違い)について書こうと思っていました。
Hillaryがアメリカ初の女性大統領になれば、アメリカ、イギリス、ドイツ、韓国、台湾やその他私の知らない国でも、どんどん女性が政治界のトップに立つ時代になって来ている、
という趣旨の予定でした。


そんな記事が書けなくなったから悲しいとか悔しいのではなく、
そんな風に私は感じていたのに、
実はアメリカのフェミニズムは私達フェミニストが思ったほど進んでいなかった、という事実を突きつけられたことが
とてもショッキングだったんだと思います。

 


Buzzfeedでこんなショッキングな記事を見つけました。

 

クリップThis Is How Much America Hates Women

 

Hillary Clintonの支持層は、マイノリティ人種と女性(性別のマイノリティ)がメインなのですが、
Swing States(Demo/Repが毎回変わる州)では、White, non college-educated, women(高卒以下の白人女性)は殆どがTrumpに投票したそうです。

 

 

女性なら誰でも、Trumpの女性に対する発言に嫌悪感を覚えるもんでしょ?

 

 

と思っていましたが、
Trumpの発言を"It doesn't matter." 「まぁ関係ない」と思う女性がまだまだアメリカの田舎には存在するという。


これが、college-educatedかどうかの差か、という問題はさておき、
女性が、"second-class citizen"で、男性に仕えるものである、という考えが
男性ならまだしも、女性の間で未だに存在していることに衝撃を受けています。

 

しかも、フェミニズム発祥の地、アメリカで。

 

 

 

Humanity(人間性)に対する絶望

 

先程も取り上げた以前の記事で、「アメリカはアイディアだ」ということをBonoの言葉を引用して書きました。

 

クリップ「アメリカは最高のアイディア」

 

 

もっと私なりの言葉でいうと、私は

 

アメリカを世界の縮図のように考えていて、そこで人種もバックグラウンドも違う人間同士が協調して生活できるということを証明することが出来れば、世界平和は必ず叶えられる。

お互いを理解し尊重しあって、地球上で共存することができる

 

と無意識に考えていたんですよね。
Humanityに対する、ある種のテスト、といいますか。


一部のアメリカ人からしたら、アメリカを世界の縮図とか勝手に考えて、「みんなのもの」や「実験台」にされるのは迷惑な話でしょう。
それでも、アメリカがこれまで歴史上、そういう風に振る舞ってきたからこそのイメージだとも思うんですよね。


そんな、「人類の明るい未来への希望」を、今回の選挙で打ち砕かれた気がしました。

 

 

人種差別者で、性差別者の人間が、国のリーダーになっていいと思っている人が過半数、ということ。
それは、今この瞬間にも世界中で起こっている人種差別や性差別を仕方ないと容認すると、どうしても映し出されてしまう(気がする)。

 


信じていたものに裏切られたような気がして、とってもHeartbrokenでした。

心が痛いと感じました。

 

その痛みに涙が出たのかもしれません。

 

 

 

ただの「選挙」じゃない

 

人によっては、これは一国の政治で、プラクティカルなものであり、
私のように、「人間性」みたいなネチネチした問題をくっつけて考えるのはナンセンスと思う人もいるでしょうね。

 

私の夫もその一人です。(だからディスカッションしていて、余計にイライラする→泣く)
政治は政治、人間性は人間性、という風に分けて考えている。

 

でも、政治をするのは人間で、人間のために政治がある。
たった70-80年前に、政治が人間性を損なった時代があった。
あの、人類史上最低の失敗から学ばないのなら、Humanityはそれまで、ということ。

 

それでいいのかな。

 

ただの「選挙」じゃない。

それは、これがアメリカ大統領選挙だから、余計です。

 

 

 

たった今、Hillary ClintonのConcession Speechがあり、また大号泣えーん

 

未来に少しだけ、光を差してくれたようでした。

 

 

泣いても笑っても何しても、これから4年間はあの人がアメリカ大統領です。

 

私達の生活にどんな変化がもたらされるのか、またアップしていきたいと思います。

 

 

 

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