あなたは、
「脳内辞書」という言葉を
聞いたことがありますか？
脳内辞書とは、
簡単に言えば、言葉の意味づけのこと。
たとえば、
あなたは、「仮想通貨」と聞いて
どんなイメージを思い浮かべるでしょうか？
「胡散臭い」
「怪しい」
というネガティブなイメージを
連想する人もいれば、
「価値が数十倍、数万倍になる可能性がある」
「誰でも参入できる」
というポジティブなイメージを
連想する人もいるかと思います。
このように、
人によって、その言葉に対して
異なる意味づけを持っているのです。
この意味づけを脳内辞書と呼びます。
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行動を起こすには、
脳内辞書の書き換えが必要
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この脳内辞書は、
私たちの過去の体験や記憶から
成り立っています。
たとえば、
テレビで見た内容であったり、
親から言われてきたことだったり、
学校で先生から教わったことだったり、
教材や本で学んできた内容だったり。
いずれにしても、
あなたが過去に触れてきた
「情報」があなたの脳内辞書を
作っています。
そして、
これが最も重要なんですが、
過去に触れてきた
情報によってできた、
脳内辞書を書き換えない限り、
ネガティブな感情を完全に取り去り、
行動できるようにはなりません。
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脳内辞書を書き換える方法とは？
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では、どうやって
脳内辞書を書き換えるのか？
ということについてですが、
そのためにはまず、
行動を妨げる以下の
６つの感情ブロックについて
理解しておく必要があります。
１、完璧じゃないと気が済まない
２、勉強していないと落ち着かない
３、相手の評価が気になる
４、失敗したくない
５、自分には価値がない
６、スグに楽して結果を出したい
■１、完璧じゃないと気が済まない
完璧主義の状態だと
結果を出すのは極めて
難しいと思った方がいいです。
私自身、
「商品プロモーションの構築は
完璧でなければいけない」
という思い込みがあったため
アイデアが全く思いつかなかった
時期があります。
ですが、
この世の中に完璧なものなんて
１つもありません。
WindowsやMacのOSだって
定期的にアップデートされています。
完璧でなくてもいいから
とりえず、やってみて、あとで改善する。
この考え方がものすごく重要なんです。
■２、何かしていないと落ち着かない
これは、
勉強熱心な方、仕事熱心な方、
真面目な方に多く見られます。
たとえば、
「ブログやメルマガを書かなきゃいけない」
「集客しないといけない」
「SNSをやらなきゃいけない」
「マーケティングやコピーライティングを
勉強しなくちゃいけない」
このように、
行動することに強い強迫観念を持ち、
アメとムチで自分を駆り立てている
状態です。
ですが、
『フリーエージェント』
『ハイコンセプト』
『モチベーション3.0』
で有名なアメリカの作家
ダニエル・ピンクも言っているように
アメとムチを使った方法では、
行動は長期的に持続しないことが
証明されています。
まずは、
「行動しないといけない」
という強迫観念からの解放が
重要ということですね。
■３、相手の評価が気になる
他人からの評価を気にする人も多いですね。
ただ、これは断言できますが、
全員から好かれることは
まずあり得ません。
どんなに素晴らしい情報発信をし、
役立つ商品を提供していたとしても
クレーマーと呼ばれる人が少数出てきます。
たとえば、
メルマガで役立つコンテンツを
提供していても、「送ってくるな！」
おすすめの無料情報を
ご紹介しても、
「変なものを送りつけやがって！」
というイチャモンをつけてくる人です。
ですが、
こういうクレーマーの声を気にし過ぎて
「いつもありがとうございます」
「次回のメールを楽しみにしています」
といった好意的な方々の対応を
おろそかにしてはいけません。
相手の評価が気になるというのは、
自分にベクトルが向いているからです。
ベクトルを相手矢印に変えれば、
「いくら批判されたとしても
いつも楽しみにしている人たちのために
これからも役立つ情報を届けよう」
と思えるはずです。
ですので、
自分に向いているベクトルを
相手に向けるということを
意識してみるのがおすすめです。
■４、失敗したくない
失敗を恐れて、行動ができない
っていう人も多いです。
確かに５０００万円の借金を背負って
ビジネスを始める、
っていうのはさすがに
誰でも怖いと思います。
ですが、
「成功」と「失敗を避けること」は、
トレードオフの関係にある
ということは理解しておいた方がいいです。
つまり、成功したければ、
失敗することは避けられないし、
失敗したくないなら、
成功は諦めなければいけない。
なぜなら、ビジネスというのは、
小さな失敗の改善を
繰り返していくプロセスだからです。
先ほどもお伝えしましたが、
この世の中に完璧なものなんて
ひとつもありません。
もちろん、
「５０００万円の借金を背負ってください」
とか、
「サラ金でお金を借りてきてください」
とかは、言いませんが
「失敗は、成功のための経験値」
という意識は持っておいた方がいいですね。＾＾
■５、自分には価値がない
「自分が情報発信するなんていいんだろうか」
「自分には大した実績なんてないし」
このように、
自分の価値を過小評価して、
行動をためらってしまう人がいます。
ですが、
はっきり言いますが、
その分野で１番でなくても
絶対にあなたの情報を
必要としている人がいます。
なぜなら、お客様というのは、
ほとんどが初心者だからです。
初心者の方にとっては、
その分野で１番であろうが、
なかろうが、分かりやすく
丁寧にお伝えしてくれる
人であればいいのです。
たとえば、
マーケティングの分野では、
ジェイ・エイブラハムや
ダン・ケネディが世界一だと
言われていますが、
全員が全員、ジェイ・エイブラハムや
ダン・ケネディから
学ぼうとは思いませんよね？
マーケティングを
もっと分かりやすく教えてくれる人から
学びたいと思う人も多いはずです。
実際、彼らの著書は、
非常に難解なことで有名です。
私の教え子も彼らの著書の内容を
理解するのに１年以上かかり、
１０回以上は熟読した、と言っていました。
このように、
その分野で１番でなくても
情報を発信する価値はあります。
「自分の情報を必要としている人は必ずいる」
このことを腑に落としてください。
■６、スグに楽して結果を出したい
「１００％絶対に結果を出す
方法を教えてください」
私がこのように質問されたら、
以下のように答えます。
「とにかく実践して、
改善を繰り返してください」
最初から楽して結果を出そうという
マインドは確実に失敗を招きます。
というか、
そもそも、行動できないわけですから
失敗すらできないかもしれませんが（笑）
私の教え子で結果を出している
人に共通することは、
確実に結果を出せるかどうかは
分からなかったとしても
まずは実践してみて、後で改善し、
それをコツコツと継続していることです。
そうすれば、
いずれは、必ず結果が出るからです。
逆説的ですが、
スグに楽して結果を出そうとすればするほど
結果から遠ざかります。
逆に、コツコツと行動して
長期的に結果を出そうと思えば思うほど
早く結果につながります。
もちろん、
ビジネスで結果を出すためには
５〜１０年もかかりませんし、
ネットビジネスなら、
短期的に結果が出る手法もあります。
ですが、
最低でも数ヶ月から１年くらいは
コツコツと継続して結果を出そうと
考えた方が、結果にはつながりやすい、
ということは覚えておいてください。
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脳内辞書の書き換え方について
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さて、今までの内容をもう一度まとめますね。
・人間には、脳内辞書という
言葉の意味づけがあり、
それが行動を阻害する
感情を引き起こしている
・行動を起こすためには、
脳内辞書の書き換えが必要
・脳内辞書の書き換えのためには、
以下の６つの感情ブロックの理解が必須
１、完璧じゃないと気が済まない
２、勉強していないと落ち着かない
３、相手の評価が気になる
４、失敗したくない
５、自分には価値がない
６、スグに楽して結果を出したい
それでは、
今までの復習をしていただいたところで
脳内辞書の書き換え方について
話していきます。
１、行動できないことをリストアップ
２、６つの感情ブロックのうち
どれに当てはまるか？
■１、行動できないことをリストアップ
まずは、あなたが行動できないことを
リストアップしてみてください。
たとえば、
・ブログやメルマガが書けない
・アフィリエイトができない
・コンテンツを作れない
というような感じです。
■２、６つの感情ブロックのうち
どれに当てはまるか？
次に、リストアップした内容が
６つの感情ブロックのうち
どれに当てはまるか？考えてみてください。
・ブログやメルマガが書けない
⇒１、完璧じゃないと気が済まない
⇒３、相手の評価が気になる
⇒４、失敗したくない
⇒５、自分には価値がない
・アフィリエイトができない
⇒３、相手の評価が気になる
⇒４、失敗したくない
・コンテンツを作れない
⇒１、完璧じゃないと気が済まない
⇒３、相手の評価が気になる
⇒４、失敗したくない
⇒５、自分には価値がない
という感じです。
なぜ、この方法がいいのか？
それは、
行動できない理由を客観視し、
感情ブロックに気づくことで
あなたの脳内辞書が徐々に書き換わり、
無意識に行動できるようなマインドに
切り替わっていくからです。
ぜひ、実践していただけると嬉しいです＾＾
七海志歩