第33回YOSAKOIソーラン祭り | 終活オヤジの独り言

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今日も、誰にも何の役にも立たない、どうでもいい様な事をつぶやきます。
もし、お気に障った事がありましたら年寄りの言う事なのでお許し頂きたいと思います。

2024年第33回YOSAKOIソーラン祭りは、6月5日(水)

~9日(日)の5日間開催されました

 

札幌のYOSAKOIソーラン祭りは、高知県のよさこい祭りをも

とに1992年、よさこい祭りの鳴子と北海道の民謡ソーラン

節を合わせて誕生しました

 

現在YOSAKOIソーラン祭りは、北海道内はもちろん日本全国

さらには海外にも広がり、札幌に於ける初夏の一大イベント

となっています

 

関係者も踊り子さんたちも1年間この日の為に周到な用意を

重ね、待ちに待ったお祭りなのです

 

昨年もそうなのですが、今年も観客としては残念な事が多く

ありました

 

そして最も残念なのは、沿道より立ち見でパレードを観る事

が出来なくなっていることです

 

以前は、メインパレード会場となる大通パレード会場では、

南北のコースそれぞれの西5・6・7丁目に桟敷席が設置さ

れ、西9丁目と西10丁目では沿道からの観覧が出来たので

すが、西5・6・7丁目の桟敷席のみ観覧可能となってしま

った為に、沿道からの観覧が出来なくなっているのです

 

つまり、有料の桟敷席でのみでしかYOSAKOIソーランの演武

を身近に観る事が出来ないのです

 

そう言う事で、今年もテレビでの観賞でした

 

ただ、YOSAKOIソーランの特番はずがその内容のほとんどは

屋台のグルメ紹介や食べ歩きのレポートが80%で、肝心の

演武を見せる番組ではありませんでした

 

そして、画面上にはYOSAKOIソーランの全ての演武を納めた

DVDの予約について表示されているのです

 

つまり、YOSAKOIソーランの演武が見たいのであればDVD

を購入しなさい、と言っているのです

 

 

毎回、大通会場の南と北のコンコース両側には演武を観覧す

る為の桟敷席が設置されています

 

其の桟敷席は全て有料です

 

それは昨年の状況と同じでした

 

 

以前は、桟敷席と桟敷席の間とか桟敷席と交差点との間には

数メートルの空間があったのです

 

でも、今回も前回と同様にアリの這い出る隙間もないほどに

目隠しがされていて、桟敷席以外からはコンコースの演武を

見ることが一切出来ないようになっているのです

 

つまり、お金を出さない人は南北のコンコースでの演武が見

られないし写真1枚取れない、と言う事なのです

 

ですから、観光客や地方から出て来た人達や札幌市内の人で

さえ、通りすがりに歩道から踊り子さん達の笑顔や一生懸命

な演武を気軽に見る事が出来ないのです

 

だから南北のコンコースでの撮影ができるのは、報道関係と

かプロのカメラマンに限られるのです

 

そして、その映像はDVDとして販売されるのです

 

沿道に立って無料で演武を見たり応援することによって、一

体だれが損害を被ると言うのでしょう

 

そもそも誰の為のお祭りなのでしょう

 

いつから、YOSAKOIソーランのお祭を楽しむのではなく商売

を優先するようになったのでしょう

 

なんでもお金を要求する世の中って何なのでしょう

 

以前の様に、自由にYOSAKOIソーラン祭の雰囲気やその場の

迫力を実感しながら、自分なりの写真を撮る事が出来なくなっ

てしまって、こんな残念な事はありません

 

もう、このような写真は撮れなくなってしまったのです