学会に行ってきました

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あんべです

 

昨日はパシフィコ横浜で開催された

日本耳鼻咽喉科学会に参加してきました

 

 

興味深かったのは

<耳鼻咽喉科学の過去25年の進歩と近未来の展望>

というシンポジウムでの話

 

25年前にはポケットベルが仕事の中に入り込み、病院勤務の私は何かあるとポケベルで呼び出され

当直も多く

救命救急に所属していた妻は24時間ほとんどが病院での寝泊まりで自宅に戻るのは月に数回

“久しぶり”

という会話が普通だった時代を思い出しました

 

さて、今後25年後には

キーワードとして挙げられたのが

“再生医療” “AI” “ダビンチの進化型ドラスティックな外科手術” “光免疫療法” 等々

 

再生医療は、IPS細胞の発展などにより劇的に進歩しており、未来において欠損した臓器を普通に取り換える時代がくるかもしれません

 

AIの進歩もすさまじく、アメリカではすでに糖尿病性網膜症の診断を医師を返さず、AIのみの診断で治療が可能になっているところまで進んでいました。
今後多くの職種の働き方が変わると思われますが、私たち医師の働き方も変化が必須のようですね

そうはいっても将棋の藤井壮太君が話題になるように、いくらAIが将棋の名人に勝っても、私たちのニーズがなくなる時代は来ないと個人的には考えています

 

外科治療もドラスティックな進歩を遂げており、特に内視鏡の進歩により腹部や胸部を開かなくても、低侵襲でかなりの手術が可能になる世の中になると思われます

 

癌の世界においても、今までの手術療法、抗がん剤の化学療法、放射線療法のほかに免疫療法が著しく進歩しています

現時点で免疫剤を静脈から点滴し、がんの部位に光を当てるだけで1~2時間で癌が完全に死滅する治療なども確立されており

癌での死亡率も劇的に下がることでしょう

 

耳鼻科に直接関係することでは

スギ花粉症米、スギ花粉症を抑えるお米の開発がかなり進んでおり、かなりの確率で将来このお米を食べればスギ花粉症が改善するという時代が訪れると思われます

 

これらが10年後なのか、20年後なのかはわかりませんが

ポケットベルが出てきた時代に、今のように皆が当たり前のようにスマートフォンというコードもなく、これだけ小さく、パソコンの機能も備わり、たいていのことはこの小さい機械1台で、世界中に簡単にアクセスできる時代が来ることなど想像もできなかったことを考えると

この先25年後には今私たちが考えている未来像で想像すらできないことが起きていることは間違いないと思います

 

その時、自分はどこで何をしているのかパシフィコ横浜から みなとみらい駅に向かう歩道、左側に観覧車を見ながら遊びたい誘惑にかられながらも帰宅しました