ヴォランティア合唱団の納めの練習はクリスマスのお楽しみ会とすることになった。お客さんを呼ぶと決まったのが直前だったので、一体何人の方がいらっしゃるのか、期待できない状況だった。
ふたを開けてみれば、5,6人の奇特な方々がご来場になった。当方が情報を提供した3人は現れなかった。この時期、2日前の声掛けでは無理もない。
演奏者はピアノ、ヘルマンハープ、フルートの3名を含めて二十人近くだから、貧弱な集客力に溜め息ばかりだ。お客さん達も居心地が悪かったのではないか。
もう一人の男声(バス)が別の団の行事に回ったため、当方が女声一色の中、黒一点で緊張を強いられれるはめになった。
チャイコフスキーのキリスト伝説歌曲「言い伝え」(作品54-5)を独唱したほか、数曲のソロパートを二人分務めるよう求められて、疲労困憊した。
常任指揮者が発熱で欠席した影響は大きく、合唱の歌い出しが上手くいかなかったりして、やり直した箇所もあった。
登録団員が20名にも上る合唱団なのだから、団員の中で、指揮者、司会者、パート・リーダーなどを決めて自発的に活動するべきだと思うが、何事もお雇い指揮者に頼る体質が定着している。
来年は水準向上に向かいますように。