家政婦のミタ 5話 家族崩壊 その正体

日テレ: 毎週水曜日22:00
第5話 2011年11月9日放送予定


最近視聴率 19.8%

かなり辛らつな社会風刺ドラマである。
見るに耐えない家庭の崩壊が日常茶飯事なのだ。

家に帰ると部屋はゴミの山というお嬢さまがた。
何でもヤリッパナシの若者がウロウロ。

こんな同志が、結婚などするものなら、家庭崩壊は
目の前だし、家政婦のミタさんに来てほしいと思うだろう。

家政婦のミタとは何者か、その正体を言えば、このテレビ
ドラマの基本的テーマである家庭の崩壊の観察者なのだ。

台本の作者から見る崩壊家族が、その崩壊を止めるために、
強いツッカイ棒が必要、ツッカイ棒で支えることが必要。

現実には有り得ないことだが、お手伝いさんの強烈な個性
が阿須田家の抱える問題をあぶりだして整理整頓してゆく。

こういう強引なブルとーザー型の家庭問題コンサルが今後
は、実際に、出て来るのかもしれない。

家政婦のミタの正体をあえて言えば、崩壊への警告なのだ。
家庭の崩壊が、やがて、社会の崩壊につながるのだから。


【 第5話のあらすじ 】

家族の崩壊が、阿須田家にとって、本格的に進行し始める。
一家の主である阿須田恵一(長谷川博己)が家を出てしまう。

ホテルを転々と泊まり歩く暮らしだ。子供達と家政婦ミタ
が家に残されて、長男の翔が口出し始める。

そんな時、義父の結城義之(平泉成)が子供達の今後のこと
で阿須田恵一のもとに現れて、法律的解決を迫る。

長男の翔は、学校の部活でウマく行かず、ミタにあたり
ちらし、トンでもない事を言い出した。

家政婦のミタは「キスをすればよろしいですか?」とか
「それとも脱ぎましょうか?」。売り言葉に買い言葉・・・