ブラックペアン シーズン2

 

原作は海堂尊の「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」。

シーズン1で“オペ室の悪魔”と呼ばれた天才外科医・渡海征司郎を演じた二宮和也が、シーズン2では心臓冠動脈バイパス術の世界的大家で、“ディアブル(悪魔)”と呼ばれるほどの金の亡者、天城雪彦を演じている。

 

天城と渡海の関係は?

天城はなぜ東城大に来たのか?

シーズン1との関連は?

 

 

 

天城雪彦    …    二宮和也
世良雅志    …    竹内涼真
花房美和    …    葵 わかな
パク・ミンジェ    …    キム・ムジュン
垣谷雄次    …    内村 遥
関川文則    …    今野浩喜
田口公平   …    森田甘路
速水晃一    …    ヤマダユウスケ
北島達也    …    松川尚瑠輝
宮元亜由美    …    水谷果穂
パク・    …    チェ・ジウ(特別出演)
椎野美咲    …    田中みな実
真行寺龍太郎    …    石坂浩二
猫田麻里    …    趣里
藤原真琴    …    神野三鈴
黒崎誠一郎    …    橋本さとし
菅井達夫    …    段田安則
高階権太    …    小泉孝太郎
佐伯清剛    …    内野聖陽

 

   第3話:成功率0%のオペの行方!?

天城は佐伯に無断で新病院をスリジエハートセンターと命名した。

「いつから新病院はスリジエなんとかになったんだ!」と佐伯が天城に雑誌の記事を見せながら問いただす。

「いい名前でしょ」

 

「物事には順序がある」

天城をセンター長に就任させたといっても、関係者の承認が得られなければ実現はしないのだ。

 

新病院の模型から病院の看板をはずして弄んでいた天城が、ぽいっとそれを投げて

「ならば公開手術をしましょう。今月末うちで開かれる学会で関係者にお披露目をする。”百聞は一見にしかず”です」

しかし、患者の選定も含めて時間がない。できるのか?を問われた天城は

「ビアンシュール(bien sur)最高のショーをお見せします」と。

 

ミンジェが世良にある患者(梶谷年子)の相談をしている。

肩が痛いという梶谷に適切な処置をしなのは生活保護が理由だとクレームを騒ぎ立てる梶谷の息子にミンジェは手を焼いていた。

 

治験コーディネータが高階に引き合わせたのは、菅井だった。

菅井は前回こじれてしまった高階との関係を修復して、更に利用しようと考えているようだ。

 

桜宮市の水野製鉄の社長のカルテを高階に手渡す。

水野祐一。狭心症。悪性胸腺腫の術後で内胸動脈を取ってしまっているので通常のバイパス手術が難しい。

「天城先生の好きそうな患者ですね」

 

水野(梅沢富美男)は東城大へ入院する。

 

一方、ミンジェが用意した梶谷年子のカンファレンス用資料のチェックを世良と関川がチェックしていると、CT画像が古いことが判明した。改めて検査をすると、肩の痛みはLADの完全閉塞が原因だった。食道がん手術では心臓の全面で食道を再建しているため、通常の正中切開のオペができない。

 

天城は部屋でパガニーニを聴きながら水野祐一の資料を読んでいた。

そこへ、梶谷年子のカルテを持って世良が入ってくる。

「このあと予定があってね」と急いで外出しようとする天城。

「次の公開オペの候補になりそうな患者さんです」と世良が言うと、天城は慌てて世良の持っていたカルテを取り上げて確認する。

「天城先生なら、なんとか手術が可能なじゃないかと・・・」

真剣にカルテを読むが、「残念だが、ジュノ、この患者は無理だ」と。

カルテの備考欄には生活保護受給者と記載があった。

 

天城は、水野祐一の部屋に入っていき、オペの提案をいつものようにした。

水野祐一は高階が執刀することになっているが、

「高階先生はいい先生ですが、世界一ではない。あなたの心臓は悪性胸腺腫の術後ですから、通常のオペは難しい。仮に成功したとしても内胸動脈も取っちゃってるんで数年後には…はい、死にます。ですが安心してください。僕のダイレクトアナストモーシスなら助かります」と手術の同意書を水野に手渡す。

 

そこで、天城はいつものように手術を受ける条件として、全財産の半分をシャンス サンプルで賭けて勝つことを伝える。

お金と命どっちが大事か?ね?

 

「噂どおりの医者だ。あなたは新病院のセンター長に相応しくない」と

水野は新病院への出資を取りまとめる企業組合の理事をしていたのだ。

高階と菅井が裏で仕組んでいたのだった。

 

 

以下、ネタバレです。

 

<梶谷年子さんの病室>

「かあちゃんの手術はいつなんだよ!他の病院に預けるつもりなんだろ。今までもそうだった。結局金持ちが優先なんだろ。」と息子が怒鳴る。

世良はもう少し時間をくださいと深く頭を下げてお願いする。

 

<スタッフルーム>

世良は高階に梶谷さんのカルテを見せてダーウィンでの手術の可能性を検討してもらう。

が、高階も生活受給者であることを知り、ダーウィンは先進医療扱いなので生活保護でも自己負担になるため、支払いが難しいのではと。

「やっぱり金か」と世良は悔しさを滲ませる。

 

<桜宮市医師会>

公開手術の患者を探している天城は、医師会を訪れる。

そして、紹介料を渡すが、医師会長は「無礼千万。なめられたもんだ」と怒ってしまう。

世良は、医師会を敵に回してしまったのだ。

 

<中華料理屋>

「医療界の中枢の医師会を敵に回すのはヤバいですって。恐らく新病院の人事も握ってます。」

「On ne jette des pierres qu’à l’arbre chargé de fruits。人は果実のなる木にしか石を投げない、日本語で言うと…出る杭は打たれるみたいな。しかし、凡人の妬みはホントに無駄だね」と、封筒から1万円を世良に渡し、天城はバカンスに行ってくると言って出て行った。

 

<某レストラン>

菅井教授、医師会会長、水野社長、高階が会食している。

金の亡者のような天城に新病院を任せるわけにはいかない。高階のダーウィンで公開手術を成功させ、新病院のセンター長には高階を就任させようと。

 

<海沿いの空き地>

天城が寝ている。

 

<佐伯の部屋>

明日のカンファレンスまでに天城が戻らなければ公開手術を任せて欲しいと、高階が佐伯に談判に来ている。

佐伯は許可した。

高階が部屋を去り、佐伯は新病院の模型をしみじみと見ていると、携帯電話が鳴った。

天城からの着信だった。

 

<梶谷年子さんの病室>

世良が診察をしている。と、年子さんが世良の手を握り、

「ごめんね。ごめんね孝利。いつも一緒にいてあげられないで」と世良を息子と間違えている。が、年子の言葉に親子の関係が理解できた。うなずく世良。

 

<某バー>

天城が誰かを待っている。

やってきたのは、治験コーディネータの椎野だった。

「佐伯教授に言われて来ました」

 

<病院>

世良を指名している患者がロビーで騒いでいると、看護師が慌てて世良を呼びに来た。

ロビーでは梶谷孝利が柱にもたれて床に座っている。足には金属片が刺さっている。

「どうして救急車呼ばなかったんですか!」

「だってよぉ、知らない病院に連れていかれて、高額な治療費を請求されたらかなわねぇからよ」

「生活保護の方は無料ですよ」

「生活保護はかあちゃんだけだよ!おれはちゃんと働いてるよ。みりゃわかるだろ。」

麻酔はいらない。費用がかからないように縫うだけでいい。痛みは我慢する。と言う孝利に、

「ケガをなめないでください!感染症でも起こしたらあなた死にますよ。あなたが死んだらお母さんはどうなるんですか?」

真剣な表情で訴える世良の言葉をようやく受け入れた孝利は、「わかったよ。任せる」と。

 

<梶谷年子さんの病室>

「労災が下りないってどういうことですか?仕事中のケガですよね」と世良が孝利に尋ねる。

そんなことしたらすぐにクビになる。他に行く当てもない。危険な仕事もしなければならない。自分の給料だけでは母親の治療費を払うことができないため、世帯分離をして母親を生活保護にしていたのだ。

「かあちゃんに肩身の狭い思いをさせて申し訳ないと思っているが、俺には今の仕事に就くのが精いっぱいでよ・・・先生なんとかかあちゃんを治してくれ。頼むよ」と。

 

すると、「だったら僕に任せてください。ただし公開手術にはなります」

「この前、無理って言いましたよね。生活保護だから経済的に厳しいって」と世良。

しかし、天城は「生活保護だからやらないなんて言ってないよ。」(え?!どういうこと?)

いつものように手術の条件は、二者択一の賭けをやり、それに勝つこと。掛け金は全財産の半分と告げるのだが…

財産がないということは手術費用がタダになってしまうので、孝利の人生を賭けることにしようと。

 

<カンファレンスルーム>

まだ天城は現れていない。

「では他に発表がある人は?」高階が手を挙げた。

「天城先生が不在のようなので、私が公開手術の発表をしてもよろしいでしょうか?」と、佐伯がうなずき高階が登壇する。

とその時、天城が到着した。

公開手術の患者は、梶谷年子さん。「残念ながら今回あなたの出番はなしです」と天城が微笑みながら言う。佐伯はしてやったり的に鼻を膨らます。

しかし高階は天城のオペが成立しない根拠を提示する。梶谷年子さんは正中切開ができないので両胸を切開する方法を適用するのだが、そうすると肺が邪魔になるので人工心肺を使って肺を縮めなければいけない。が、梶谷さんには脳出血の既往歴があるため、血液サラサラの薬が使えずに人工心肺は使えない。つまり、ダイレクトアナストモーシスはできないと。

 

治験コーディネータの椎野が治験薬の同意書を持って入室してきた。

この治験薬を使用すれば、両肺を膨らませなくても酸素濃度を維持できる。つまりダイレクトアナストモーシスはできるのだ。

 

<天城の部屋>

「いやーほんとによかったです。経済的に厳しくてダーウィンも受けられなかった梶谷さんが、天城先生のオペを受けられるなんて」

「なんだか、全てが解決したかのような言い回しじゃないか、ジュノ。確かに治験薬を使えばオペをすることはできる。しかし、今のままだとこのオペが成功する確率は0%だ」(えっ!どういうことですか?!)

 

<高階の部屋>

菅井教授に状況を報告している。

「これでまた天城の独壇場だな」と菅井が悔しそうに言う。

「いえ、そうとは限りません。確かに治験薬によりオペは可能になりました。しかし、もう一つ重要なリスクを抱えています」

「公開手術は失敗すると?」

「はい」(高階は知っていたのか・・・)

 

<公開手術当日の講演会場>

菅井教授と水野社長が観客席に座っている。

 

<仮眠室>

世良が一心不乱に外科結びの練習をしている。

 

「ジュノ、ジュノ」天城の声が聞こえていないようだ。

「ジュノ」と世良の肩を天城が叩く。「時間だ」

 

 

手術着に着替え移動する天城と世良

 

佐伯は院長室のモニターをオンにした。

 

高階は第2手術室にダーウィンの準備をした。

万が一のことを考えて。

 

桜宮市医師会の会長も講演会場に姿を見せた。

 

手術室の準備ができたようだ。

 

<手術室>

「皆さん、本日は公開手術にお越しいただきありがとうございます。どうぞ世界唯一の手術をご堪能ください」

そして、今日はある趣向を凝らしてみようと思うとのことで、タイマーをセッティングした。

「30分というタイムリミットを設けます」

 

今回のオペは両胸を開き、右の内胸動脈を左の心臓の冠動脈に吻合する。3箇所を開いて閉じるまでを30分で終わらせなければならない。

 

手術がスタートした。

 

高階「天城先生は気づいていたか…この治験薬の効果は30分しか持たない」

 

<工場>

梶谷孝利が足を引きづりながら仕事をしている。

 

<手術室>

スタッフ「5分経過しました。予定より2分オーバーしています」

世良「左胸の開胸終わりました」

天城「ジュノ~、悪いけど今日はきみに割いている時間はないんだ。スピードあげるけどついてこれる?」

世良「はい」

 

15分が経過し、天城は右胸の内胸動脈の剥離と吻合を終了した。世良も左胸の開胸が終了している。

 

<講演会場>

菅井「ダイレクトアナストモーシスで15分。閉胸で15分。間に合わないね」

 

<手術室>

その時、天城と世良は立ち位置を交換した。

 

【BGM:サン=サーンス「死の舞踏」】

(サン=サーンスがフランスの詩人アンリ・カザリスの詩からインスピレーションを受けた曲で、午前0時の時計の音とともに骸骨が現れて不気味に踊り始め、次第に激しさを増してゆくが、夜明けを告げる雄鶏の声が響きわたるや墓に逃げ帰り、辺りが再び静寂に包まれるまでを描写的に描いている)

 

世良はダイレクトアナストモーシスを天城は右胸の閉胸作業を同時で行っていく。

 

ルペラシオンエフィニ ルクレシボ 心臓は美しい

 

天城の手術は終了した。

 

あと、2分45秒。

 

「あとはジュノだけだ」

 

一心不乱に閉胸する世良。

あと30秒のところで…

糸が切れた!!!

 

天城がすかさず針糸を渡す。(がんばれジュノ)

 

<工事現場>

梶谷孝利が時間を気にしながら天を仰ぐ。

 

<手術室>

刻々とタイムリミットが近づいている。

息を荒げながら世良が閉胸作業を急ぐ。

7秒、6秒……4秒‥‥3秒…2秒‥‥‥‥0

世良もタイムリミットぴったりに完了した。

 

<講演会場>

歓声が沸き上がる。

 

世良は力尽きて、尻もちをつく。

 

佐伯はほっと一息つく。

 

桜宮石会長は拍手する。

 

菅井は苦虫を潰している。

 

ミンジェ「30分で終わった~」

 

高階は、は~っとため息をつく。

 

<手術室>

「お疲れ様と言いたいところだが、仕事がまだ残っている。行くよ!ジュノ」と天城は手術室を出て行った。

「え?ちょちょちょ」となんのことか分からない世良。

 

<講演会場>

天城と世良が現れる。

「本日はオペをご覧いただきありがとうございます。え~、皆様にここでお願いがあります。実は今回のオペの患者様は生活保護の受給者でしてご自身で医療費を支払うことが大変難しい状況にあります。そこで、皆様のお力を…寄付をして頂ければと思っております。あ~もちろん、無理難題を言っていることは重々承知ですが、これから何千何万という命を救っていく我々スリジエハートセンターにご協力を、皆様のお力添えを頂ければと思っております。」

 

天城と世良が深々とお辞儀をした。

 

すると、天城は世良に目配せして呼び、「早く回収してきて、じゃないと今日のオペもタダになっちゃうよ」と、透明のビニール袋を世良に渡した。

「え?今ですか?」「これに?これでいいんですか?えー」と言って、客席を透明のビニール袋を持って集金に回っていった。

 

最初のお客はなにか渋々という感じだったが、「ご苦労様」「素晴らしい手術を見せてもらってありがとう」「俺も払うよ」などの声が大きくなり、順調に集金は進んでいった。

 

「皆様にはもう少しお付き合いいただければと思います」と天城は言って、スクリーンに写真を投影した。

足に鉄板が刺さっている写真だった。

「この写真は先日東城大で対応した急患の方の写真です。その方は鉄パイプを切断した際に飛んできた金属片が大腿部に深く突き刺さりました。実はこれ今回の患者様の息子さんなんです。息子さんは今回のオペにも立ち会いたかったはずです。さぞかし不安だったでしょう。しかしながら現実は少しでも医療費を稼がなければならないとこの足のケガを負ってまでも働きに出なければならなかったのです。なぜなら彼は現場で労災申請を拒否されたそうなんです。」

ざわざわ

「しかしながら、問題なのは、いや残念だったのは、彼の勤務先が新病院のプロジェクトにも参画している水野製鉄さんだったこと。人の命を粗末に扱うような会社が新病院のプロジェクトに参画しているこの事案こそが、私は次の理事会に挙げるべき案件だと思っているんですが…」

 

桜宮市医師会長、菅井教授は、突然、席を立って退出していった。

水野社長だけが取り残された。

 

「あれ?水野社長・・・」こんなところで油を売っていないで早く高階先生のダーウィン手術を受けた方がいい、生活保護になってしまうと受けられなくなってしまうそうなので…と天城は水野社長の耳元でささやいた。

 

記者たちに囲まれる水野社長。

 

<東城大病院のエントランス>

桜宮市医師会長が歩いている。

「先生、先生もご来場くださっていたんですね。ご無沙汰しております。真行寺先生」と佐伯が声をかける。

 

<梶谷年子さんの病室>

「かあちゃん、よかったな」「ありがとう孝利」嬉しそうな親子。

そして、天城と世良に「本当にありがとうございました!」と孝利が頭を下げる。

孝利が内部告発をすることを掛け金にした。裏切り者と呼ばれて即解雇されることを恐れずに覚悟を決めたことで、賭けに勝つこともできた。

 

そして、天城は、会場で集めた寄付を孝利に渡した。当面の生活費として使ってくださいと。

「ありがとう。神様みたいな先生だな、あんた」と涙ぐみながら言う孝利。

 

しかし世良は「いや…でもしっかり自分の分、抜いてますもんね」

 

<海岸沿いの空き地>

天城が世良を連れてくる。

そこには、「開場予定 スリジエハートセンター」の看板が!!!

 

「え?ここに開業するんですか?え、ここに?」

 

「スリジエっていうのは、フランス語で桜って意味なんだ。僕はここに桜並木を作りたいと思っている。」

「なるほど、それでスリジエだったんですね」

 

「ソメイヨシノの寿命は約70年。この時間の長さ、なにかに似ていると思わないかい? 人の一生だよ。そんな桜と共にこの町の人々を見守り続ける病院をつくりたいと僕は思っている。まだまだやることはたくさんあるよ。医者として」

 

子供の手と手のイメージ。

 

 

 

 

 

ー感想ー

梶谷年子さんの手術を受けなかったのは生活保護だからではなかったのだ。経済的に困窮している状況でもオペができるように結果的に進んでいき、寄付として当面の生活費までも用意して梶谷さんの息子に渡すとは…。やはりいい人なんじゃないか(3回目です)。しかも、寄付を透明のビニール袋で集金するなんて、見栄を張ってそれなりの金額を入れますよね…。賢い。

 

そして、天城を新病院から追い出そうとしていた連中に一泡吹かせ、倍返し的に。

 

天城は悪魔的な外科の才能を持っているだけではなく、やると決めたら知恵を使ってやり遂げる。

ちょこちょこ佐伯のサポートも受けながら、佐伯も高階やライバル菅井に対抗するために天城を利用していたりして、この関係は本当はなんなのでしょうか…

 

なぜ、天城が金にこだわるのか、大金が必要なのか?それは新病院建設のためなのか…

建設予定地で新病院の構想を語る天城は、悪魔的な天城には見えなかった。。。。

 

そして、またまた医学監修をしている山岸俊介氏が「片っ端から、教えてやるよ」のドラマの解説コーナーで、第3話の解説をしています。

天城と世良が実行した「ミックスオフポンプ ダイレクトアナストモーシス」について。

 

治験薬の効果やなぜ3箇所の開胸が必要だったのか?がドラマを見ただけでは分からなかったのですが、山岸先生の解説でとてもよく分かりました!また手術自体が実現できることで、治験薬の部分は架空であってもここまで今進んでいるとか、本当に内容が濃いからこそ、それが伝わるのだと思いました。

 

解説も必見ですね!

 

 

 

更に次回が楽しみ。