中南米クリエーチャー美形の研究:その11
アマゾン琵琶羽衣
蛾の次は蝶? ところが、そうはいかない(笑)。今日は、ビワハゴロモだ。熱帯アメリカには、こいつらのグループのビッグ・ネームがいる。ユカタンビワハゴロモである。英名のランタンフライは、博物学時代に異様にデカい頭部がピカピカ光るというガセを学者がつかまされて命名された。翅の文様もけっこう粋だけど、その美は、頭部の造形にある。
ユカタンビワハゴロモは、アマゾン地方でジャキチラナボイア、あるいはジャキチラーナと呼ばれる。オレもサンタレン近郊で採ったことがある。民間伝承では、猛毒をもっていて刺されたら死だと信じられている。毒から死を免れる唯一の治療は、まず近くにいた異性とキスをすること、そして24時間以内に彼女とセックスしちゃうこと(笑)。もちろん、アレ好きなヤツが捏造したに決まってるけど、存外とジモピーに信じられている。田舎の娘と二人きりになったとき、隠し持っていたユカタンビワハゴロモに刺された芝居をするシナリオ(笑)を持っていたけど、まだチャンスがない。
アマゾン地方には、奇抜なビワハゴロモ類がいろいろいる。多くの種類が腹部から蝋状物質をだす。それが固まって後部をハゴロモのようなベールで飾る。
ある種類では、このベールが虹色の反射をみせ、まるでフライ・タイイング・マテリアルのフラッシャブーみたいになる。
アマゾン熱帯雨林~中米にかけてマルパ・ツリーと呼ばれるニガキ科の樹木が生えている。材は白っぽく軽く、建築材料に使われる。このマルパ樹には、多種のビワハゴロモが集まって汁を吸う。
これは、ジュルチーってとこの昆虫採集人に教えてもらった。
中米~南米にフリクトゥスって格好いいヤツがいる。頭部は、いかめしい大きなギザギザ。
キンケパリトゥスは、翅の色彩も素晴らしい。こいつらもアマパ樹に寄ってくる。
つづく
グランデ・オガワとアマゾンの猛魚を釣ろう!
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中南米クリエーチャー美形の研究:その10
アマゾンのウラニア(裏庭ではない!)
屁こき虫、アリバチ、ハナバチとマイナー昆虫が続いてるけど、今日は蛾のお話しをしよう。可愛そうなことにこの虫は、同じ仲間の蝶と違ってキタナイ奴と思われている。さらに毒蛾という悪イメージもある。極東の島国では、蝶と蛾を区別してるけど、おフランスやおドイツでは、特別に分けていない。彼らは共に翅に鱗粉をもつとして鱗翅目の同類。簡単な区別方法もない。一般に蝶のほうは昼行性が強い。蛾は夜行性が強いから暗色のものが多い。もちろん例外もある。
ちなみに蝶は、約2万種くらい。蛾のほうは、40万種もいるんじゃいかと思われる。色彩がカラフルな蝶の標本コレクターは、世界中に多いけど、蛾のほうはずっとマイナー。蝶の全種類をコレクションしているとこは世界中にない。大英博だろうが、パリ自然史博だろうが、それほどの所蔵はない。それが蛾になったら、もぉ~お手上げ。しかし、それだけに蛾のコレクターって超奇人的な凄さがある(笑)。
蛾のもっとも効率的な捕獲方法は、灯火による夜間採集。これをやると膨大な数が集まる。いちいち選定なんかしてられないから、全部殺して持ち帰るんだけど、そこらへんにある殺虫薬品では、しぶといヤツはコロっといかない。暴れれば鱗粉が剥がれた標本になる。そこで、蛾屋さんて、実は瞬殺できる青酸カリなどを隠し持っている。もし、密室殺人が起こって、死体の口から酸っぱい匂い。容疑者三人の中に蛾のコレクターがいたらかなり怪しい(笑)。江戸川コナンくんや金田一くんは、それを知っているかなぁ。
ツバメガという類がいる。その中にオオツバメガ類、すなわちウラニア亜科があって、7つの属が知られている。その分類系統を樹にしたのが上図である。緑線が引いてあるクリシリディア属は、アフリカに2種類が知られている。和名ニシキオオツバメガで、テラ(地球)上でもっとも美しい蛾と言われている。
アフリカと南米には、類縁の深い生物が少なくない。西ゴンドワナ大陸と呼ばれている地塊が、約1億年前の中生代末期に両大陸に分離したからと考えられている。類縁の深い生き物は、共通の先祖が1億年前に存在したとされている。もう一度、ウラニア亜科の類縁関係を見てもらって、赤線にウラニア属がいる。ご覧のようにニシキオオツバメガにごく近縁、植樹も同系統である。ウラニアツバメガってのは、南アメリカ大陸の蛾だ。彼らのご先祖は、恐竜時代にいたのかも知れない。
ウラニアツバメガも綺麗な蛾である。惜しいかな、後翅に赤い部分のあるニシキオオツバメガには、ちょっと負けている。しかし、ウラニアツバメガには良いところがある。それは、南アメリカ熱帯で、ドど普通種であること(笑)。すなわち、いろいろな場所で、頻繁に観察ができる。ペルー・アマゾン、マナウス周辺、マデイラ流域、タパジョース流域、シングー流域、トカンチンス流域など広範囲に観察しているけど、記憶にあるのは1種類きり。
ウラニアって属名は、ギリシア神話で芸を司る美女神の一人、「占星術」と「天文」の達人ウラニアからもらっている。
つづく
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中南米クリエーチャー美形の研究:その9
アマゾン・エメラルド・ビー
今日は英語のビー類、すなわちハナバチ系。アマゾンには、この仲間の美形がいる。それは、ミドリシタバチ類。5属約200種が知られている。
えっ? ギンバエと変わらない? たしかにね(笑)。余談だけど、和名でキンバエはいるけど、ギンバエというハエは存在しない。これは昔、横浜銀蝿がTVで言っていたんで覚えた(笑)。
ミドリシタバチ類のエウグロッサ属は、英名でオーキッド・ビーだ。昔から、ランが芳香をだして♂ミドリシタバチを誘き寄せ、受粉を手伝わさせ、その代わり芳香を♂ハチに与え、♀誘引フェロモンを作らせると言われている。一緒に進化してきた例証として見る。でも、これに対するクレーマー学者もいる。シタバチのほうの起源がより古いから、一緒に進化したはずはない、というのが論拠。
200もいる種類は、中南米に分布するけど、唯一エウグロッサ・ヴィリディッシマってのが北米に渡っている。
ミドリシタバチ類は、アリクイみたいに舌が長い。もちろん蜜を吸うための道具だ。アマゾン、サンタレンで民家の熟れたパパイアの実にたくさん集まっているのを観察したことがある。果物も大好きみたいだ。
えらそうな名前をもらったのがエクサエレテ・フロンタリス、すなわちエメラルドシタバチ。たしかに綺麗だね(拡大すれば)。
つづく
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中南米クリエーチャー美形の研究:その8
アマゾン蟻蜂
美麗昆虫は続く。今日もマイナー昆虫、おそらくほとんどのサピーが存在すら知っていないアリバチって蟲。ハチやアリは、膜翅目(まくしもく)ってグループに含まれている。ハチとアリはよく似ている。ハチの羽をもげば、まるでアリでしょ? ハチには毒バリがあるって? ところがアマゾンなんかには、尻に毒バリもってるアリがたくさんいる。針のないハリナシバチってのもたくさんいる。社会性も似ている。
サシハリアリは、むかしはアマゾンオオハリアリって呼んでた超大型アリ。全身真っ黒で美形ではない。
さて、アリバチだ。英語では、ベルベット・アントって呼ぶけどアントでなくワスプ。多くのアリバチの♂には、ちゃんと翅があるんだけど♀にない。飛べないから。もちろん地上性。
アリバチは、アマゾン地方でよく見かけるムシ。しばしばドピーカンの昼とき、サピーが裸足で立ったら30秒と持たないような焼けた砂地上をセカセカ歩いている。こんな小さな(2センチくらい)生き物だったら、体温は50度以上になっちゃうと思うけど、どうなってるんでしょう? 体内クーラーがあるのかな?
アリバチの体表は、ビロード(これってポルトガル語源だよね)みたいになっている(だからベルベット・アント)。そして、たいてい斑点模様がある。これが意味するところは、オレは蜘蛛みたいに見せている気がする。イメージが似てるんだ。猛毒ゴケグモ(ブラック・ウィドウ)のパターンにも、ちょっと似る。
ちなみにアリバチには、ちゃんと毒バリがある。ワタシは毒もってるのよ、というデモも考えているようだ。
アリバチは、少し地味だけど綺麗な昆虫だと思う。
つづく
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中南米クリエーチャー美形の研究:その7
アマゾン屁こき虫
陸上で海の貝類なんかの美に対抗できるのは、昆虫類である。こいつらも、このテラ(地球)に超たくさんの種類がいる。アマゾンの熱帯雨林は、その多様性でよく知られている。昆虫は何回かやる予定だけど、まずは始めに屁こき虫、すなわちカメムシからやってみよう(笑)。
この美形シリーズの巻頭で登場したクダモノトケイソウには、イヤらしくて綺麗なカメムシ幼虫が宿ることがある。昔はトケイソウカメムシって名前だったけど、最近はグンバイヘリカメムシって呼ばれている類なんかである。
グンバイヘリカメムシ類は、アマゾンでよく見かける屁こき虫だ。後脚に不思議なヒラヒラがついているんですぐ判る。このヒラホラには、美しい彩色が施されている。
このヒラヒラの意義するところは、プレデーターに襲われたときに、そこを標的とさせて、大事な頭部を守ためと言われている。
確かに、見かけるグンバイヘリカメムシには、しばしば後脚が欠けているのもがある。標本にするには格好悪いから、昆虫コレクターの捕獲も回避できる仕組みになっている。自然とは、不思議なもんだ(笑)。ヘリカメムシ類は、屁こき虫中でも匂いが強烈系とされている。でも、頻繁に外敵に襲われているようだから、毒ガス効果はそれほど効かないのかも知れない。もしかしたら彼らのプレデーターは、鼻腔にガス・マスクを持っているのかも?
よく知らないけどグンバイヘリカメムシは、トケイソウに卵を産んで、幼虫が葉っぱなどに寄生するらしい。
ブラジルでのカメムシ類の通称は、マリア・フェジーダス(Maria-fedidas)。すなわち、くさいマリアさん(笑)。本来、キリちゃんのママは、偉いはずなんだけど、あまりにもポルトガル、スペイン語圏にマリアさん名前が普遍的にたくさんたくさんいるから、たいしたことないオバちゃんという意味にも進化した。
くさいマリアさんは、恐竜時代には出現していた。小型恐竜に食われそうな時、屁っぴていたかは、不明。上は、セアラ州アラリッペのサンタナ層産カメムシ化石。中生代白亜紀のもの。もちろん、もう臭くない(笑)。
つづく
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中南米クリエーチャー美形の研究:その6
セファロポーダ(頭足類)
海の中は、カラフル色彩&ヘンテコリン造形の多様性が豊富だ。とくに簡単にイメージできるのが珊瑚礁。ブラジルにも東北地方の沿岸に点在している。
ナタール、レシフェ、サルバドールなんかで潜ったことがある。観察できたクリエーチャーの中で特に美しかったのは、ウミウシ。前回やった巻貝の殻が退化したヤツらだ。陸生であるナメクジと対比すると、何という違いだろう。
群泳していたイカも綺麗だった。皮膚蛍光色が色変化をおこすのが幻想的だった。しかし、美をめでるんでなく、こいつをサシミに一杯やったら最高だゼ! 、という煩悩のほうが大きくて(笑)、追っかけた。もちろん素手で捕まるほど甘くなかった。
生きているイカは美しい、新鮮イカは美味しい、よく洗っておかないとイカ臭い
サルバドールの岩礁でタコもみた。こいつも、もちろん追っかけた(笑)。カギ棒あれば楽勝だったけど、枯れた枝しかなかったんで突っついたら墨をはかれた。
イカやタコの仲間は、軟体動物の頭足類だね。絶滅群では、アンモナイトが有名だ。何度か書いてるけど、オレは極東にいた時代にアンモナイトを勉強してたから、こいつらもここに登場して欲しいけど、化石では(永久凍土のマンモスなどは例外)生体時の色が消えている。しかし、岩盤の成分を取りこんで化粧したものなら稀にある。
つづく
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中南米クリエーチャー美形の研究:その5
カリブの宝石
今日は貝類でいこう。軟体動物・腹足類(巻貝)は、このテラ(地球)に超たくさんの種類がいるから、当然美しいものも多い。美種・珍種のコレクターも多い。さて、ブラジル沿岸に面白い魚がいる。アンコウに近縁のアカグツ科オグコセファルスだ。腕のように発達した胸鰭は、まるで漫画だけど、不思議な造形美はある。アマゾン河口付近にも生息し、網で採集したこともある。
東北ブラジル沿岸のバイア州サルバドール市で貝類を集めてコレクターに売っているニイちゃんと話しをしたとき、貝の珍品はオグコセファルスを捕まえて、腹をさばいて採集するんだ、と聞いた(笑)。そう、この魚は顕著な貝食いなんだ。そのニイちゃんから、かなり以前にいくつかの貝を買ったことがある。貝なんか集め始めたら底が見えないから遊び程度だった。どんな種類があったか? 、ほとんど覚えてないんだけど一つだけ、フシダカカフスボタンがあったのは確かだ。学名は、 Cyphoma macumba っていう。
なんでオレが覚えていたかってぇと、種小名がマクンバだからだ。マクンバってのは、USAブゥードゥーみたいにアフリカ奴隷が彼らの呪術を新世界に持ち込み、キリスト教とフュージョンして進化したブラジルのブラック・マジック。意外なほど多くのサピーが信じている。悪魔系、死者呼び出し系、予知系、その他のお呪いをするんだけど、その中にブーズィオってヤツがある。
呪術者が16個の巻貝の殻をぶちまけて、散らばった格好で占いをする。むかし某貝類学者さんがバイア州サルバドールで遊びに占ってもらったとき、貝殻の中に学会に未知の新種が混じっていたのを見つけた。それが、フシダカカフスボタンだったという、まことしやかな逸話がつくられている(笑)。生きた個体の外套膜はまあまあだけど、貝殻に特別な色彩はない。
美しい巻貝は、たくさんたくさんある。ここでは大いなる偏見で、ベスト・スリーを挙げてみよう。
第三位ジェナー・タカラガイ(Jenneria pustulata)
イボ・キモチわるい美を放つジェナー・タカラガイ。メキシコから中米にいるけど、ブラジルは不明。
第二位ビキニ・イモガイ(学名不明、おそらく Imogai biquini)
ブラジル沿岸に生息する美味そうなビキニ・イモガイ(笑)。その外套膜の中に学術的な興味をそそられる(笑)。
それでは、第一位のクイーン・コンク(Eustrombus gigas)
バミューダからブラジルにかけて生息しているブラジル名コンシャ・ハイーニャ、英名クイーン・コンク。え、つまらない? 美形ではあるけれど、確かにとりたててスゴくはない。特筆できるのは、巻貝では超珍しいコンク・パール(巻貝真珠)が稀に入っていることなのね。
コンク・パールは、カリブの海賊時代からお宝として珍重された。
つづく
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中南米クリエーチャー美形の研究:その4
アマゾン夜光茸
今日は菌類、すなわちキノコ、カビ、酵母の類。こん中で、まともな格好をしているのはキノコだね。有名な美キノコにベニテングタケがある。「きれいなキノコには、毒がある……」、という諺は、おそらくない(笑)。しかし、毒女みたいにヴェネーノ(英語のポイズン)は、イメージ的に美しいものとして感知できる。
キノコを含む菌類は、温かくて湿気があるとこが好きだね。だからアマゾン熱帯雨林の森床なんかは適合環境である。おそらく知られざる、学名のないヤツもゴマンといるんじゃないか?
霊芝の肉質はコルク質で表面はニスがかけられた様な光沢がある。マンネンタケとも言うくらいで乾かせば時が経っても崩れ朽ちることがない。オレも密林でたまに抜いて標本にすることがある。これを砕いて、トカゲの尻尾、イルカの目玉、サソリのキンタマ(これは幻の品)を入れて煮込み、最後に処女の愛液を一滴、これで美女に変身できる神薬が完成する(ウソです)。
上写真は、マナウス近郊の林の中に生えていた。スッポンタケ目スッポンタケ科スッポンタケ属、いわゆるキヌガサタケの仲間。それにしてもヤらしい格好ですな。オバちゃんが喜びそうだけど、中国ではこの仲間を食用にするんだからキモい(笑)。しかし、以上のキノコたちは彩色的にイマイチだ。では、こいつでどうだ!
え? つまらないキノコ? じゃ、これならどうだ?
そうなんだ。こいつはアマゾンの夜光キノコ。極東にもミセナ・クロロフスって知られた夜光茸があるけど同属である。マナウスからポルト・ヴェーリョに至る国道319号線沿いに生えていたもの。
つづく
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中南米クリエーチャー美形の研究:その3
ハミング・バード
ブラジルには、植物のランと鳥類のハチドリの両方を研究した有名な生物学者がいた。スケベ・イタリア移民の12人兄弟の8番目の子だったアウグスト・ルスシは、リオ連邦大学の教授だった。1975年、60歳のときアウグストはアマゾン北部アマパ山中で美しいヤドクガエルの毒にやられた。日本食が大好きだった彼は、肝臓機能を失ってサシミに醤油を使えなくなったことに泣いている。
晩年、病床のアウグストにアマゾン・インディオ大物ラオーニ酋長が祈祷治療したけど効果なく、1986年に亡くなった。それにしてもランとハチドリを研究して、日本食を愛し、ヤドクガエルで死ぬなんて、美形クリエーチャーづくしの一生だった。
ハチドリ (蜂鳥)は、鳥類アマツバメ目ハチドリ科の総称だ。英語でハミングバード、ポルトガル語でベイジャ・フロール(花にキスするやつ)、フランス語で蝿(はえ)の鳥。空飛ぶ宝石ハチドリ画像を並べよう。
アマゾン低地には、ハチドリの種類は多くない。多彩なのは、アンデス斜面だね。オレが好きなハチドリは、トパーズハチドリかな?
つづく
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中南米クリエーチャー美形の研究:その2
蘭花源の記
一般に多くの花弁は美しい。前回はクダモノトケイソウだったけど、今日は単子葉植物のラン、すなわちギリシア語で睾丸を意味するオーキッドでいこう。
もっとも知名度が高いのがカトレア族かな? 野生のヴィオラセア、エルドラド、ワルケリアナ、ルテオラなんかをアマゾン他で観たことがある。ラン品評会でしばしば金賞をとるブルー・オーキッド、すなわちアガニシア属(昔はアカカリス属だった)も美形で知られているけど、オレはたいへん美しいと思った野生ものにまだ会っていない。
ペルー・アマゾンでみたアガニシア・フィンブリアタは地味だった
オレは、花弁に赤紫の斑点があるランの花が好きなんだけど、大物には出会っていない。
さて、オレが独断で最も美しいランを選ぶなら、カトレア・アメシストグロッサかな? 東北ブラジルのバイア州の海岸山脈なんかに自生している。昔ムカシ、むかしに撮影されたと思われる現地の薄暗い渓谷の底の樹木に無数に咲いている写真をみた記憶がまだ脳裏細胞に残っている。陶淵明がブラジルにいたらきっと、「蘭花源の記」を書いただろうと思える。そんなとこにあばら家を建てて住んだら、きっとステキなスケベ神仙になれるだろう(笑)。
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