アメージングスタイルドライフラワー製法で、デンファレのドライフラワーを作ってみました。
生花のデンファレを見ますと、繊細でドライフラワーに作りにくそうに感じますが、実際はとても簡単に、そして美しいドライフラワーを作ることができます。
このブログのお馴染みさんは耳タコでしょうけれど、書いておかないと信じていただけないので書いておきますね。
「このデンファレは生花のように見えますが、全部ドライフラワーです。」
それでは恒例のアップ画像です。
アメージングスタイルドライフラワーは
クローズアップにしても美しいのです。
植物とわれわれ動物は、数十億年前に進化の方向が分かれましたが、もともとは同族です。
地面やほかの植物などに根を張り、根から養分や水分を吸い上げ、また、光合成によってでんぷんなどの養分を生成して蓄えることで生命活動を維持する植物と、移動することで、広く食料を得る方法を選んだ動物や虫など。
その生き方は違えども、植物が養分などを運ぶ葉脈や花脈と、動物の血脈はとてもよく似ています。
クローズアップにしますと、それがよくわかりますね。
植物にも生き物から養分を摂る食虫植物もあれば、動物の中でも光合成によって体内で養分を生成できる個体もあります。
不思議ですよね。
ボクは物言わぬ植物にとても惹かれてしまうのです。
クローズアップ画像を撮影するのは、このアメージングスタイルドライフラワーが、乾燥後もシワができにくい、ということを知っていただきたい、という気持ちももちろんありますが、それよりももっと根本的で個人的な興味の方が強いのですよ。
植物は本当に美しい。
生花の姿、ミクロ単位のディテールをここまで残したままドライフラワーにできるこの製法は、むしろ学術的に植物を保存するという用途が、一番適しているとボク個人は思っています。
いつかどこかの博物館や科学館の学芸員さんのお手伝いができたらいいな、と、本気でそう思っているのですよ。
自分からは売り込みませんけどね。
認定スクールではありません。
オリジナルのアメージングスタイルドライフラワー製法の
制作キット(テキスト付)の販売のみ行っております。
八重咲トルコキキョウの
アメージングスタイルドライフラワー