湯泉神社(神戸市北区) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

温泉寺の隣から湯泉神社に続く石段があります。
明治までは温泉寺の境内に祀られていたそうですが、現在は愛宕橋山の中腹に鎮座します。

湯泉神社は『とうせんじんじゃ』ですが、延喜式神名帳には『ゆのじんじゃ』と記載されているようです。

また、温泉神社とも呼ばれてます。

結構長い石段

途中に突き出た岩とかあるので立ち止まって写真撮ります。

他の参拝者が「???」な顔して通りすぎますが、いつものことです。

岩なんて珍しくもない場所ですが、気になったら何でも意味があるように見えてきますので。

境内到着
拝殿写真撮れてなかったので、これだけ。

手水舎

本殿
御祭神は文献上最初に有馬温泉を発見した大己貴と少彦名です。

本殿の右の天津社

左の国津社

金比羅神社

吉高神社

胸形神社

御祭神は宗像三女なので、胸形と書いて「むなかた」と読むと思われます。
ここで気づくべきでした。

わざわざ胸って字を宛てているのですから。

でも気づくこともなく、子安堂の写真撮って、次の目的地に向かってしまいました。

その後、ブロ友さんのご指摘により、とんでもないものを見落としていることが判明しました。

一通りこの日の予定を終えてから、もう一度戻ってくることにしました。

話は変わりますが、アメブロ掲載の禁止事項として『良識に欠けるものや、品位に欠けるもの』というのがあります。

いくつか書き出してみますと、

『社会通念上、不適切と解釈され、又はその恐れのある表現・内容の送信等』

『アダルト画像、動画を含む内容(イラストや絵画等も含む)の送信等』

『著しく性欲を興奮させたり、刺激したりする内容・動画・画像(イラストや絵画等も含む)の送信等』

『性に関する表現で、わいせつな行為、対象を連想させるもの、その他卑猥な表現・内容の送信等』

要するにですね、どこまでがセーフなのかっていうのは個人個人で違うものなんですよね。

たとえば、裸婦のスケッチや石膏彫刻であっても、興奮する人もいるでしょうし、ほんと個人の性的思考によってかなり差があると思います。

何が言いたいかと言いますと、僕のブログによく登場する陰陽石であったり、生殖器型石造物は猥褻なのかってことなんです。

僕は猥褻だとは思いません。

卑猥ですけども。

冗談はさておき、まだ生殖器に似た石とかだったらセーフゾーンとして、同じ信仰対象としての人工物でリアルな生殖器だったらどうなのか。

モザイクかける手もありますが、それだと余計に猥褻な妄想掻き立てるような気もします。

秘仏とかなら載せようがありませんが、誰もが見えるようなとこにある場合は、猥褻物陳列になってないのですから、猥褻ではないと判断したいです。

前置きだいぶ長くなりましたが、子安堂に安置されている物体の写真を紹介します。

見たくない方は、戻るボタンで逃げてください。

リアルですけど所詮は木造物ですからなんてことないですけどね。

ではいきます。




丸太で睾丸まで再現しようとしてますね。

そういう信仰なら、子安堂の隣の大黒さんも一説には男根だという意見もあります。
現在多くの大黒さんは打出の小槌を持ってますが、古い物は何も右手に持たず、マノフィカ印を結んでいると言われています。

マノフィカ印とは、手をグーにして人差し指と中指の間から親指を出すアレです。

そういう見方すると、田の神さんの要領で男根に見えないこともありませんね。

先ほどの子安堂の男根と対比すると、米俵が睾丸にすら見えてきます。

ついでに言うなら、猿田彦も稲荷の狐も男根信仰だと言われる説もあります。

猿田彦は間違いなくそうでしょうけど、稲荷の狐はしっぽが男根なんだそうです。

明治以降廃止になってますが、伏見稲荷の伏見人形は、顔が男根であったり、狐のしっぽが男根のものが売られていたそうです。