いきなり直接的なタイトルでアメブロ倫理にひっかからないか心配ですが、固有名詞であり、そのまんま紹介されてますのでなんの後ろめたさもなく進めます。
広場みたいなとこにいきなり鎮座ならぬチン座してるのがマラ石です。
マラ石
マラの語源については詳しく説明しませんが男根のことです。
正面からこんにちは。
いろんな角度からこんにちは。
このマラ石、年々角度が下がってくるようです。
なんかリアル。
下がってくる度に地元の方々が元の角度に戻すとか。
ほぼ介護ですね。
そんなマラ石が向いている方向って気になりますよね?
それがあの山
通称フグリ山というそうです。
フグリとは詳しく説明しませんが、キンタマのことです。
マラとフグリでセットなので一件落着と思っていたのですが、ここにすごい違和感ありません?
なぜマラ石がフグリ山を指す?
そんなバイセクシャルな配置しますかね?
そう、明日香は子孫繁栄のシンボルとして石造物造ってるかのような経緯がありますよね。
ならば、マラ石が指す方向はキンタマではなく女陰でなければ理屈が成り立たない。
確かめにフグリ山に登ります。
とはいえ闇雲に登るのもなんなので事前に情報つかんでいた磐座を目指します。
金比羅さんの神霊碑
ここから耳成山と天香久山が見渡せます。
そのちょいと先が目的です。
フグリ山の磐座群
先入観ありきで見たら女陰に見えなくもないですが、それよりもこれは磐境のように思います。
ここから何かを祭祀していたように思えてなりません。
ちなみにフグリ山の他にも呼び名がありまして、それが『ミハ山』です。
『ミハ』は『ミワ』と発音します。
すなわち『ミワ山』。
そういえば三輪山の奥津磐座って女陰的に思えてきました。
ならば対になる男根はその東のダンノダイラの磐座、さらには与喜山の磐座群にもそのようなものがありそうに思えてきます。
言いたい放題、考え放題、だから古代は面白い。
この後はメジャーな石造物を巡りながら下っていきますよ。