第5回インプラントネットワークの会~インプラント実践編~ | 庄内余目病院のブログ

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 当院は、山形県の日本海側に位置する324床の病院です。平成3年の開院以来、先進医療ときめ細かい地域老人医療を大きな柱として様々な活動を展開してきました。
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2月16日(木)、当院にて第5回目となる「インプラントネットワークの会」を開催し、庄内地区の歯科医や県内の歯科技工士など16名が参加しました。

これまでの研修会では、インプラント治療の基礎編としてその理論と診断について学んできました。

今回は実践編として、当院の清水一歯科口腔外科部長を講師に、インプラント埋め込み手術のテクニックについての話があり、埋め込み時にはあごの骨質や骨量を見極めた術式やインプラント形状の選択が重要であると解説がありました。


講演後はインプラントで一番歴史のあるノーベルバイオケア社の器具を用いた模型実習を行い、参加者同士の熱心なやり取りが多く見られました。

また、インプラント埋め込み後の補綴(ほてつ)物(人工歯)を製作する歯科技工士からの意見や印象採取時の注意点も共有でき、インプラント治療は歯科医と患者さん、それをサポートする歯科技工士による共同作業であることを参加者の皆さんに再認識していただけたようでした。

 

会をまとめる清水口腔外科部長は「これからも本ネットワークの連携を深め、庄内地区の患者さんにより安全なインプラント治療を提供できるよう取り組みを継続していきたい」と今後の活動に意欲を見せていました。

 

企画課/やまき妊婦ちゃん