こんにちは看護師の菅原です
7/15~17。海の日の連休中、鶴岡市金峰少年自然の家で山形小児糖尿病サマーキャンプが開催されました
私自身1歳7か月発症の1型糖尿病ということもあり、今年で18回になるこのキャンプには第2回目から参加しています
小児糖尿病サマーキャンプは1型糖尿病の子供・保護者・ボランティアスタッフ(医師、看護師、管理栄養士、看護・栄養学生、メーカー)総勢80名位の人数が集まり毎年県内で開催されています。このキャンプでは子供達が自然の中で2泊3日の集団生活を共にし、インスリン自己注射や自己血糖測定などの自己管理に必要な糖尿病の知識・技術を身につけると共に、共に励む仲間を作る場を提供しています。今回は1歳11か月~13歳までの10名の子供達が参加しました
レクリェ―ションの他、災害対策について、カーボカウントについて、歯科医からの話しなどの講義もあり、災害対策については東北大学小児科教授の藤原幾磨先生の講義の後に保護者と小学校低学年と小学校高学年・中学生との3つに分かれてワークショップを行い、小さい子供達も災害時に必要なものを話合いました。
災害時のワークショップの内容については写真アップします
カーボカウントについては食物の中で最も急激な血糖上昇を来すのが炭水化物であるということから食事中の炭水化物量を計算して血糖値を見ながらインスリンを調整する方法で、キャンプでは食事前に血糖を測定し、炭水化物量を計算してインスリン量を決めて自己注射をしています。そのため低学年の子供でも普段から炭水化物量が多い食品は何か考えながら食事をしています。
カーボカウントについてはこちら
www.med.osaka-cu.ac.jp/pediat/pdf/reserch13.pdf
このサマーキャンプにおいて自分は看護師としての参加ではなくOGとして参加しています。親となった今、インスリンと上手く付き合っていけば合併症もなく、いち社会人として、母親として、健常者と何も変わらない生活が送れていることを保護者の方々に見てもらい、安心してもらうことが自分の役割だと思っています。また子供達にもその姿をみてもらうことで励みになればと思っています。
今回は天候悪く海水浴が中止になったりと残念でしたが、体調崩す人もおらず無事に終了しました
キャンプの様子をアップしたいところですが、個人情報の兼ね合いでブログ掲載は文章のみで失礼します
看護師 菅原
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