出雲を旅して
「ハートのエメラルドの真実」コースを受けて以来
日本の神話への興味が強まっています。
特に出雲と縁が深いスサノウノミコト。
イザナギ(父)とイザナミ(母)の間に生まれた神様三姉弟。
アマテラス&ツクヨミ&スサノウ。
母を早くに亡くした末っ子スサノウは
母恋しと泣き暮らしてばかり。
見かねた父に仕事を与えられても
他の兄弟と違って仕事もせずグレて?暴れまくり
ついには天から勘当されるというストーリーは
神様に命ぜられた人間への奉仕というお仕事を放棄して
天から落とされた
「ルシファーと同じじゃないか!?」
・・・なんてね。
しかしその後の展開はルシファーとは違うんですよね。
ルシファーは、もう反省してるのに
いまだ地球に帰ることができず金星にいるそうですが。
スサノウは、天から勘当され辿り着いた出雲の国で
正義のヒーローとして活躍し(ヤマタノオロチの物語)
美女と結婚し(こういうときは決まって「美女」なのね)
子をもうけ(国造神・大国主命をはじめ子だくさん)
幸せに暮らしましたとさ。
出雲大社 にお参りした時。
御祭神・大国主命が祀られている本殿よりも
その裏にある小さなお社の辺りがとても気持ち良くて。
そこは「素賀神社」といって
スサノウが祀られている場所でした。
なんというか・・・。
子供時代の
お母さんがいなくて大泣きしちゃう純粋で心優しい部分や。
青年時代の
猛々しく気性が激しい暴れん坊な部分を経て。
ここにいるスサノウは壮年の男性でした。
若気の至り?の喜びも怒りも正面から味わいきって
なんの後ろ暗さもない堂々たる静かな佇まい。
大活躍の息子(大国主)の後ろに控えて
なんの遜色ない威厳ある光を放っていました。
カッコいいな~なんて。
あとは須佐神社 。
ここはスサノウの終焉の地。
知る人ぞ知るパワースポットだそうです(笑)。
たしかに、若干不便な場所にあるからか
素朴で清涼な気が維持されている感じがしました。
ここも出雲大社の素賀神社と似た男性的なエネルギーを感じました。
・・・が、わたしはここでは須佐神社本殿よりも
本殿に向かい合うように建っている
「天照社」という小さなお社がとってもとっても気持ち良くて。
天照社はスサノウのお姉さん・アマテラスを祀る社。
それこそ周りは小川と畑という素朴な場所。
※この3枚の写真は、入口から徐々に社に近づいてゆく並びです
不思議です。
細い農道に挟まれてるだけで
このふたつの場所がこんなにエネルギーが違うなんて。
本殿側は出雲大社の素賀神社にも似た男性的なエネルギーを。
天照社側はとても明るくて
春の陽だまりのような暖かいエネルギーに満ちていました。
お高くとまった感じが全然なくて
ケラケラよく笑う女性のような親しみやすい感じ。
最初わたしは、本殿側の方から回って
「なにか向かい側にもあるんだ~」と天照社側にも行ってみたら
あまりにも気持ち良くて、しばらくそこにとどまってしまったという。
やんちゃな弟に手を焼きながらも
暖かく見守っているお姉ちゃんなんだろうか。
ここでのアマテラスは。
そしてスサノウも
素賀神社の時感じた堂々たる壮年男性ではなく
ここでは若造(でも荒々しくはない)な感じでした。
息子(大国主)の前では威厳ある父。
お姉ちゃん(天照)の前ではやんちゃだけど憎めない弟に。
あああ。
神話の詳細を知らないので
自分が感じたまま
勝手にキャラクターを作ってしまっています。カミサマなのに(汗)。
今日のブログをみなさん全部信じないでね~。
須佐神社の周囲。ひたすらのどかです。








