2018年11月に英語版が発売されたばかりの、ドミニオン新拡張「ルネサンス(Renaissance)」を紹介します。

ドミニオン新拡張「ルネサンス(Renaissance)」がどんなゲームか、ゲーム概要とルールについて紹介しようと思います。

 

拡張「夜想曲」で一旦王道系のプレイ感に戻ったドミニオンですが、新拡張ルネサンスではどうなっているでしょうか?

全て紹介していきます。

 

ドミニオン最新拡張「ルネサンス」の日本語版の発売日は2020年2月28日になります。

なんと超前倒して2020年2月8日に発売されています。

楽しみにしていたボードゲームが早く届くのはいいこと!

 

最初に言っておきますと、ドミニオン拡張「ルネサンス」かなり面白い、ですよ。

全体の複雑度は低目で、ここ数年で最もわかりやすい拡張だと思います。

かといって、単調というわけでもなく、ダイナミックさも兼ね備えています。

最近ドミニオンの品薄傾向が続いているので、気になる方は早めにチェックするのをお勧めします。

 

↓遂に日本語版が発売!ドミニオン最新拡張「ルネサンス」

ドミニオン拡張セット ルネサンス (Dominion: Renaissance) 日本語版

 

↓拡張「ルネサンス」を遊ぶにはまずはドミニオン基本セットから

ドミニオン基本セット 第二版

ドミニオン新拡張「ルネサンス(Renaissance)」概要紹介

まずは本拡張の概要からざっくり説明します。
以下の全ての記事は、「ルネサンス」未プレイ時の感想も混ざっているのでご了承ください。
# プレイ後の感想は英語版プレイ後にその内追記したいと思います。

ルネサンス(Renaissance)の製品概要

誰しもが1度は聞いたことがあるであろう単語「ルネサンス」。

小学校・中学校の社会の授業で間違いなく聞いたことがある単語の1つだと思います。

 

読み方はルネサンスやルネッサンスとも。

ルネサンスは「再建」などを意味するフランス語

日本語では文芸復興などと呼ばれて、昔の良き文化を復興しようという昔のヨーロッパの活動・運動のことを言います。

 

流石にドミニオン「文芸復興」みたいな謎のダサいタイトルになることは考えづらいので、普通にドミニオン「ルネサンス」というタイトルになると予想します。

「Nocturne」を「夜想曲」と訳すよりは余程シンプルな直訳だと思います。

追記)ホビージャパンさんより日本語版のアナウンスがありました。シンプルにドミニオン「ルネサンス」というタイトルでした。

 

ドミニオンの12番目の拡張。

拡張のサイズは、カード300枚というところから中拡張っぽいですね。

(拡張の「錬金術」などは小拡張、拡張の「海辺」などは中拡張、拡張の「帝国」などは大拡張)

 

英語版は2018年11月5日発売。

日本語版の発売は英語版から大体1年後、「夜想曲」と同じように来年の4月発売位でしょうか。

日本語版は2020年2月28日発売予定となっております。

日本語版は2020年2月8日に発売済みです。

 

王国カード25種類約250枚。

特殊カードが約50枚。

通常の中型拡張に一ひねりを加えた拡張という感じでしょうか。

ルネサンス(Renaissance)の特徴概要

細かいルールは色々あるのですが、特徴としては、

 

・1コイントークン(拡張「ギルド」と同じもの)

・村人トークン

・プロジェクトルール

・アーティファクトルール

 

という感じです。

それぞれはそこまで複雑な追加ルールではないと思います。

特殊なルールはかなり絞って登場させ、プレイしやすさを重視しているように思いますね。

ドミニオン拡張「ルネサンス(Renaissance)」の追加ルール

パッと追加ルールを確認しましたが、今回の拡張は第二世代ドミニオンに置いては、かなり控えめな拡張と言えます。

逆に言えば、ドミニオン初心者でも楽しみやすい拡張と言えるでしょう。

 

気を付けていはしますが、ルールの間違いはご了承ください。

追加ルール1「コイントークン」

これは拡張「ギルド」で登場しているため新しい追加ルールではありません。

コイントークンはかなり便利でパワフルな効果・ルールでしたが、拡張「ギルド」にしか登場しなかったため、プレイ経験のないプレイヤーも多いのではないかと思います。

 

ルネサンスでは再度その「コイントークン」ルールに焦点を当てたようです。

 

「+1コイントークンを得る」という効果は、+1金として使用可能なコイントークンを1枚得ることが出来ます

そして、以降の購入フェイズでカードを購入する際、好きな枚数だけ使用して+1金代わりに出来るのが、コイントークンルールです。

 

例えばこんなカードが登場

 

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ダカット通貨

コスト:2

カードタイプ:財宝

+1コイントークン

+1購入

このカードを得たとき手札から1枚銅貨を破棄しても良い。

 

ヨーロッパの古い金貨らしいです。

銅貨破棄が付いているので、銅貨をこのカードにグレードアップするようなイメージでしょうか。

最低限+1金+1購入の効果は得られます。

何枚でも買うようなカードではありませんが、序盤に1、2枚買っておくのは十分アリな印象です。

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パッと見、そこまで強力な効果には見えませんが、このゲームでは「あと1金あれば目当ての物が買えたのに・・・」というようなタイミングが非常に多いです。

7金が2連続続いたらあと少しのところで属州2枚購入できるチャンスを逃していることになります。

 

このコイントークンはそのばらつきを上手く防いでくれます。

7金しか無くてもコイントークンを1枚使用すれば属州が購入できます。

6金しか無くてもコイントークンを2枚使用すれば属州が購入できます。

 

という風に拡張「ギルド」時代はかなり強力な効果という印象でした。

この拡張「ルネサンス」ではどう調整されているのか。非常に楽しみです。

 

プレイ後感想(コイントークンルール):

拡張「ギルド」でもそうでしたがやっぱりコイントークンは強かった!

いや、強いなんてもんじゃないですね。

ルネサンスではそれなりに特殊な方法で得ることになりますが、それでも目茶目茶強烈です。

あと少しなのに金貨買えない!属州買えない!っていう状態を一発で解決してくれます。

もどかしさを解消してくれる気持ち良いルールですね。

 

↓遂に日本語版が発売!強力なコイントークンルールが再録

ドミニオン拡張セット ルネサンス (Dominion: Renaissance) 日本語版

 

追加ルール2「村人(Villager)トークン」

「村人」トークンという名前を聞いて何となく効果がピンと来るあなたは、間違いなくドミニオン中級プレイヤー以上でしょう。

「村人」が住んでいるのは・・・そう、「村」です。

 

村人トークンはあのドミニオン基本セットの「村」と同等の効果を持ちます。

つまり、村人トークンを1つ消費すると+1アクションが発生します

 

これが村人トークンルールです。

拡張「ルネサンス」にはこの「村人トークンを得る」効果のカードが沢山登場します

 

↓村人を得られるアクションカードはこんなのです

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演技団

コスト:3

カードタイプ:アクション

+4村人トークンを得る。

このカードを破棄する。

 

演劇を見に村人が沢山集まってきます。

集まった村人は勿論労働力として・・・

 

1度しか使えませんが、好きに使える+4アクションが手に入るようなものです。

中々美味しそうですね。

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アクションを繋げた方が楽しいゲームにも関わらず、アクションを購入し過ぎると、アクション被りが起きてしまうというジレンマがドミニオンにはありました。

この問題に対して「アクション顔負けの財宝カード」や「夜行ルール」など、これまで色々な解決策が投入されてきました。

 

今回はシンプルにアクションを使うためのアクション貯金が出来るようになったというわけです。

コイントークンもそうでしたが好きなタイミングで使用可能なアクションはかなり強力そうです。

アクションが余れば使わなければ良いですし、足りなければ村人を投入すれば解決です。

もう「ドヤ顔ヴィレッジ」とは言わせない!

※ドヤ顔ヴィレッジ:基本セットのアクション「村」を数枚連発して気持ちよくなった後に、肝心のお金が+3金位しか生み出されない状態のこと。初心者がやりがち。

 

ということで、個人的にはこのルールはドミニオンをかなり面白くし、更にかなり強力なルールだと思いますね。

プレイ後の感想は後日追記したいと思います。

 

プレイ後感想(村人トークンルール):

このルールのお陰で、アクションをかなり気軽に組み込めるようになりましたね。

アクションデッキを組もうとするといつもは村系を探してしまうのですが、そういうのが減りました。

アクションで楽しむというドミニオンの本質にマッチして良いルールだと思います。

ただ、強力さでは不思議とコイントークンルールの方が上な気がします。

コイントークンは+金になるため絶対無駄にはならないのですが、村人トークンはアクションを使わないと無駄になることがあるからですかね。

ゲーム終了時に7村人トークンとかいう残念な状態で負けたことが結構あります(笑)

村人トークンルールのお陰で「ドヤ顔ヴィレッジ」は減りそうですが、代わりに「ドヤ顔村人トークン」が流行りそうですね。

 

↓ドミニオン最新拡張「ルネサンス」。+アクションを好きなタイミングで生み出す村人トークンが登場

ドミニオン拡張セット ルネサンス (Dominion: Renaissance) 日本語版

追加ルール3「プロジェクト(Project)」

プロジェクトカードは、「冒険」で登場したイベントカードのようにどのプレイヤーでも購入可能なカードですが、一度購入するとそれ以降永続的にパッシブ効果が得られるルールです。

 

購入後にパッシブ効果を得ていることをわかるようにするために、プレイヤー毎に目印をカードの上に置きます。

ただし、プレイヤー毎に2個しかプロジェクトを持てないので、どのプロジェクトを選択するかが重要。

勿論プロジェクトを全く使わないという選択も可能。

他のボードを使うタイプのボードゲームで良くありそうなルールですね。

 

プロジェクトは以下のようなカード

 

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カテドラル

コスト:3

タイプ:プロジェクト

あなたのターンの開始時に、手札からカードを1枚破棄する。

 

カテドラルはヨーロッパで良く見られる建造物ですね。

毎ターン破棄が加速する効果が得られますが、この効果は強制です。

もろ刃の剣にもなりそうな故のコストの安さでしょうか。

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「1回きりの効果を購入する」ということで拡張「冒険」「帝国」に登場した「イベントカード」ルールは非常に使いづらかったですが、このプロジェクトルールは永続効果なので、非常に積極的に買いに行けますね。

 

一度発動させると良かれ悪かれ効果が発動し続けますが、その効果自体はかなりシンプルなので慣れてないプレイヤーにもわかりやすそうです。

 

また、プレイヤーの選択したプロジェクトによって景気の良し悪しが大分変わってきそうで、これまたプレイヤーの個性が出ることになり面白そうですね。

 

ただ、ルールはわかりやすく突き放した感じはないですが、要素が増えたことでより実力が出やすくなっているのはありそうです。

こればかりは使ってみないとわかりませんね。

 

プレイ後感想(プロジェクト):

この拡張で最大の面白ルールですね。

「冒険」「帝国」のイベントルールと違って、あからさまにコスト以上の強い能力だらけです。

またどのプロジェクトも使ってみて楽しいものばかりです。

「帝国」のランドマークほどゲームに与えるインパクトは大きくは無いですが、プロジェクトを使う使わないでは結構ゲームが変わってきます。

どのプロジェクトを購入しても大体はコスト以上の働きをしてくれるので基本買った方が良さそうですが、そこは個人の戦略次第という感じで。

ただ、購入したプレイヤーが無条件に勝つほどの強烈さでは無いので、買わないでプレイするのも十分選択肢としてアリでしょう。

 

↓歴史的建造物を建築して強力な永続効果発動!最新拡張「ルネサンス」

 

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追加ルール4「アーティファクト(Artifact)」

格好の良い名前のルールが登場しました。

他のゲームでアーティファクトと言えば神秘の力を持った非常に強力なモノであることも多いです。

ドミニオンルネサンスのアーティファクトも同様に非常に強力な効果を持つ、一種のプレイヤーの状態を表すカードです。

 

アーティファクトが自分の手元にある場合、半永続的にその強力な効果を発揮し続けます

ただし、ゲームに登場するアーティファクトは各種類1枚だけ。

つまり、他のプレイヤーがそのアーティファクトを得るカードを使用した場合、所有権が移ることになります。

この強力な効果の争奪戦要素がアーティファクトルールということですね。

 

↓アーティファクトこのようなカードです。

 

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タイプ:アーティファクト

手札を引くとき+1ドロー。

 

何としょっぽい名前のアーティファクト(笑)

せめて「XXXXの旗」みたいな格好いい感じにならなかったのか。

 

毎ターン手札が+1ドローで6枚スタートになるというシンプルに強いカード。

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プレイヤー間のインタラクションが増えるので面白そうなルールですが、効果が強力故に大味なゲームになりそうな気もしています。

 

アーティファクトを一人で独占できた場合、大体ゲームに勝ててしまうようなカードパワーな気がするので、対抗するにはアーティファクトを奪うようなカードを買わないといけない。

 

となると皆似たようなカードを買うことになりプレイの幅が狭くならないだろうか?

というのが気になりました。

 

プレイ後感想(アーティファクト):

良い感じにプレイヤー間のインタラクションが増える面白い追加ルールです。

最初は皆アーティファクトカードに群がるのでは?と思いましたが、そこは獲得方法に上手く制約を付けることで、良い感じに獲得しづらく、悩ましいようにできています。

プロジェクトと異なりアーティファクトは1人に獲得させたままだと、かなりのアドバンテージになってしまうものが多いです。

中盤から相手にアーティファクトを獲得させて何も手を打たないと、属州1枚分位の差は簡単に出ると思います。

なので悩ましいですが、勝つためにはある程度は獲得合戦に手を出す必要がありそうです。

ドミニオン新拡張「ルネサンス(Renaissance)」の個人的な感想

以下、2019年6月時点の未プレイ時の感想です。

 

名前からイマイチピンとこない拡張でしたが、そのまま中世ヨーロッパをモチーフにしたカードが沢山登場しそうですね。

日本人には馴染みがあるようで無さそうなものが多数登場します(笑)

シタデルとかカテドラルとか聞いたことあるけど良くわからない人多そうですよね。

 

一通りルールを確認した限りでは、確かに公式で説明されている通り、わかりやすくバランスの取れている拡張だと思います

勝敗に直結するような初心者泣かせのルールも無いですし、良いのか悪いのか良くわからない効果の初心者泣かせのルールも無いですね。

 

個人的には「プロジェクト」ルールが気になりますね。

帝国と冒険の「イベント」ルールは正直弱くて買う意義が見いだせずあんまり好きじゃなかったのですが、プロジェクトは永続効果ですし、買う方も気兼ねなく買えそうです。

20種類あるようで、組み合わせ次第で一体どんなゲームになるのか。。。

想像以上に大味でガッカリするかもしれません(笑)

 

難解なルールが増えてプレイが複雑になってしまった第二世代ドミニオンですが、果たしてどこまでシンプルに仕上がっているのか。

個人的には「夜想曲」に続くワクワク感で、どんなバランスになっているのかプレイが楽しみで仕方がありません。

 

いつかプレイ出来たら追記していきたいと思います。

 

プレイ後感想(ルネサンス):

ようやくルネサンスをプレイする機会に恵まれましたが、普通におすすめな面白い拡張です。

個人的には「夜想曲」が感動しすぎたので、それよりは劣る感じがしますが、「冒険」「帝国」よりは断然好きですね。

特にプロジェクトルールは、1つ購入するだけでかなり強烈な効果だったりするので、派手だし使っていて面白い。

公式の見解通りに、そこまで複雑なルールは無く、初プレイでもプレイしやすい拡張でした。

番外から特殊なカードが登場することも無いので、プレイに余分な時間が発生しないのも良いですね。

ただ、アクションカードの効果としては、全体的に大分もっさりした感じのする拡張。

派手に暴れるカードが少なく、地味な効果のカードが多い。

アクションカードが地味な分、アーティファクトやプロジェクトルールでガッツリ味付けしている感じかな。

まだまだプレイしたりないのでもっとプレイしたら追記します。

 

↓シンプルな原点回帰なドミニオン最新拡張「ルネサンス」。遂に日本語版が発売!

ドミニオン拡張セット ルネサンス (Dominion: Renaissance) 日本語版

 

↓拡張「ルネサンス」を遊ぶにはまずはドミニオン基本セットから

ドミニオン基本セット 第二版

 

参考:dominion strategy wiki