どうもこんにちは!
湘南藤沢徳洲会病院から来ました研修医2年目の小林将明です。
サーファーの聖地でも黒いと言われる私は、
仕事終わりでも海に行って日々黒さを更新しております🧔🏿
念願のダイビングのライセンスも取得しました🧔🏿

黒い方が私です。



また、夜はドライブしては星や蛍を見ています。
とても綺麗で日々感動。

天然のホタルを始めて見ましたが奄美の蛍は青白く光ります
ずっと光っているキイロスジボタル

点滅するクロイワボタルがいます

そんな奄美での研修生活が私の心のE☆I☆YO☆U☆となっております。

とはいえ、奄美でただ遊んでいるわけではありません。
医学的な学びもあります。
一人で任された病棟管理、体調を崩し経口での摂取が難しくなり弱っていく患者さん。

そうE☆I☆YO☆U☆です。

それではお勉強。。。。
栄養は大きく経口栄養・経腸栄養・静脈栄養に分けられます。
経口で厳しい時は以下のように投与法を考えて行きます。

お腹を使えるなら使う。
腸管を使わないことでバクテリアルトランスロケーションのリスクになるからです。
以下に経腸栄養の利点をあげておきます。


さて、経腸栄養と言ってもたくさんあるのです。
☆経腸栄養☆
窒素源によって分類され
半消化態 ーたんぱく質 エンシュアリキッド・ラコール 1st choice
タンパク質も分解するだけの消化機能が必要になるがタンパク質だけでなく糖質、脂質、ビタミン、微量元素、電解質がバランス良く入っている。
消化態  ーアミノ酸〜オリゴペプチド ツインライン・ペプチーノ
ジペプチド、トリペプチドは小腸からそのまま吸収される。アミノ酸よりも吸収速度が早い。
成分栄養剤ーアミノ酸 エレンタール・へパンED クローン病、消化吸収機能低下例(長期の絶食等)
アミノ酸のみで組成されており、そのまま吸収され残渣が残らない。
消化管を使うのに、休ませることができる。
エネルギー源は糖質が大半で脂質はほぼ無し。
長期の使用で必須脂肪酸の欠乏に。

 

しかしお腹も楽させるとサボり始めるのです。

以下のように腸管の粘膜は萎縮して行きます。

☆2大合併症☆
嘔吐ー窒息・重症誤嚥性肺炎に至る

ちょっとした工夫で防げたりします。

下痢ー吸収不良・褥瘡に至る

様々な原因でなるため経腸栄養以外の原因がないか注意

 

以上です。

次のブログは千葉から来た愛の伝道師・馬先生!!!

よろしくお願いします。