お久しぶりでございますー。
冬至が過ぎて、私は大変色々
捨て去ってスッキリいたしましたが、
皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか
今日は以前から
「いずれいずれー」
と言いながら後回しになっていた
今ワクワクしちゃってる着物の着方についてです。
対丈(ついたけ)
おはしょりのない、
今風に言うとマキシ丈ワンピ着物です^^
実はね、コレ江戸時代の前期まで普通の着方でした。
つまりは歴史的にも伝統の着方なのです。
時代劇を見ると、
織田信長とか豊臣秀吉の時代の女性の着物は
当たり前っちゃ当たり前ですが
みんな対丈
NHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国』より
この頃は帯も細くて、幅のある平帯でも8~12㎝位。
実は帯は今で言う腰紐の役割なんですねー。
髷を結い出したのは江戸時代前期ですが、
襟を抜き出したのは江戸時代の後期になってから。
おはしょりが出来たのは八代将軍吉宗の頃。
江戸時代に入ってだんだん丈が長くなった着物を
当時は家の中で引きずって着ていました。
こんな感じ。
菊地ひと美『江戸にぞっこん』より
外出の時そのままだと汚れるからはしょった
というのがおはしょりの始まり。
帰宅したらもちろんおはしょりは外しちゃいますね。
アレ(・・?)
今、家で引きずって着物着たりせーへんやん
おはしょりの意味ないやん………。
もうね、気が付いた時の衝撃ったら無かったですよ
私、日本の服飾文化史の授業取ってたんですけどねえ……
この経過、知ってたんですけどねえ……
昔の着物と今の着物の着方の違い
全く
頭に浮かんで来ませんでしたもの。
ひょー
でしたよ。
まっっったく繋がらなかったんですもの。
女性の着物はおはしょりがあるもの。
襟は抜くもの。
知らず知らずのうちに思ってたんでしょう。
思い込みってコワイですよねー。
でも気付いてしまったら、
コペルニクス的転回
有る、は固定じゃなかった
試しに襟抜かずおはしょり作らずで着てみたら、
余りの楽さと簡単さにボーゼン。
よくよく考えてみたら、
おばあちゃんも楽に簡単に着てはったわ……
何と言っても明治大正生まれの方々です。
日常着です。
普段は楽に着てるに決もてますがな。
あ~orz
という訳でワタクシ
対丈で着ちゃえ、な人になりました
そしたら簡単だし楽だし、もう普段に着物着まくりですよ。
着る時間なんて、5分位ですよ。
おはしょりも襟抜きもしないから着崩れないですし。
何よりもオドロキなのは
おはしょり無いって気づかれないんですもん。
むしろ、綺麗に着てるわねー、って褒められたりしちゃう。
これおはしょりないんですよー、
って言うとビックリされちゃう件、多数。
おはしょりって乱れてたりするととっても目立ちますが
無いとむしろ気付かないらしいのです
人ってざっくり全体で対象を認識するらしく、
細かい所は見ているようで見ていない。
じゃ、
これでえーやん
楽で簡単で綺麗に見える昔の着方。
復活させちゃいましょ
着物は本当は楽で簡単に着られる、美しい日本の衣装
対丈の着物とその着方。
小袖みたいに対丈で、でも今風に着ちゃうから、
私、今様小袖って呼んじゃってます。
いつでもどこでも、簡単に楽に美しく。
ですねー

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