こう書くと
あぁ、やっぱり私が悪いんだ、と思われる方が一定数、います。
院長先生であれ、保護者であれ、教員であれ、ほら、やっぱり私が悪いんだ、と。
違います。
不登校の原因に親は1ミリも関係ない例を山ほど知っています。
悲しい、信じられない、ことが実際起きている。
そんなこと起きてほしくない、とそう思うことがたくさん起きています。校内の片隅で、あちこちで。
涙なくして聴くことのできない話も、たくさんある。
あなたが悪いから、不登校になるわけではない。
あなたが悪いから組織が上手く行かないわけではない。
そもそも、良いか悪いかの話はしていない。
やっぱり子どもの味方なんだ、スタッフの味方なんだ、患者の味方なんだ、ということも言われたことがあります。
どっちの味方なのか、という次元でも話をしていません。
どちらの言い分も、きちんと聴きます。どちらにも正当な理由が存在します。
(虚偽なことを言ったりしたりで相手を騙そうとするような場合を除く→年末にはそんなこともありました)
どちらの言い分も聴いて埋めていくから、相談が絶えることなく来るのだと思います。
権力を持つ側が意識していたいことはあるけれど、それは原因にはちっとも関係ないのです。
思いが、すれ違っているだけ。
思い合っていることに、気付いてもらう。
それだけなのです。