やさしい日本語、というのは、
在留支援のためのやさしい日本語ガイドラインほか | 文化庁 (bunka.go.jp)
現在様々な形で国内では取り組まれていて、
その医療現場での取り組みも広がっている。
医療×「やさしい日本語」研究会 (easy-japanese.info)
これは、非常に効果のあることで、
日本語教師の資格を持つ方や経験がある方なら、難なくできること
だったりする。
今年1度この研修を担当し、また新たなご依頼を頂戴した。
クリニックで実際に使う言葉を「やさしい日本語」に直すことで、患者さんたちが医療機関の方々とコミュニケーションが取れるようになる、というものだ。
在住外国人の方は英語を話せる方より日本語をすこし話せる方の方が多いので、日本語の話者たちが、ほんの少し、「やさしい日本語」を使うことはとても効果がある。
最初は皆さん難しいと言うのだけれど、慣れると誰でもできる。
「診察券をお持ちでいらっしゃいますか?」を
「診察券を出してください」や
「これ(カードを示しながら)、お願いします」に
こんな具合に、敬語など使わずになるべくやさしい言葉にする。
直にコミュニケーション取れることは自信にもつながるし、安心にもつながる。
日本語教師は20年前にやっていた仕事。全部で5~6年位かな・・・
でもボランティアと合わせると高校生のときからやっていたので、10年位はやっていたもの。
そして今は医療現場で患者さんとのコミュニケーションをとる研修や講演を仕事にしていて、このかけ算で仕事が届く。とても恵まれた、幸せなことです。
(20年のブランクを埋めるべく自らもブラッシュアップ講習に参加するなど、もちろん、しております!)
リーフレットはこちらから
リーフレット - 医療×「やさしい日本語」研究会 (easy-japanese.info)