銀行振込1時間延長に!不動産取引が変わるかも・・・ | 司法書士事務所尼崎リーガルオフィスのブログ

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本日の日経新聞1面に、【銀行振込1時間延長~午後4時即時決済広げる】との記事がありました。


現在、国内の銀行は平日午後3時までとしている他行に現金を振り込める時間を延長すること方針を決め、まず1時間延ばして4時とする案が有力とのことです。2015年度中にもじっすするとうで、一部の大手銀行は数年内に土日祝日の対応も検討しているようです。


背景として、インターネット通信販売などで即時決済の需要が高まったこともあるようです。


当然、一部の銀行だけ時間延長をしても混乱を来しますし、全国銀行協会が銀行や信用金庫など約1300の国内の金融機関をつなぐ全銀システムを見直し、全行が延長に対応するようになります。


銀行振込で代金決済が完了→商品の発送手配 や 不動産取引完了による登記申請 と、代金を受領したことによって、買主側の売買契約における義務が履行され、売主側に引き渡し義務が生じますが、この1時間延長で、「ぎりぎりでいつまで!?」という時間も伸びたことになりますので、不動産取引でも、4時に決済完了→即登記申請 という慌ただしさが生じるかもしれません。


よくドラマで見る、「今日の3時までに振込できないと不渡りがでますねん!」といったセリフも、4時に変更されそうです!