7月1日よりフジテレビ系で放送がスタートする 

目黒蓮(Snow Man)主演の

月9ドラマ『海のはじまり』の

主題歌をback numberが担当することが決定した。







本作は、目黒も出演した『silent』(フジテレビ系)の脚本・生方美久、演出・風間太樹、

プロデュース・村瀬健が再び集結し、

“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品。

自分の子どもが7年間生きていることも、

これまでをどう生きてきたかも知らなかった

夏(目黒蓮)と、突然自分の人生に現れた

海(泉谷星奈)という2人の関係や、

亡くなった彼女・水季(古川琴音)と娘との間の母と子の関係など、登場する人物たちの中にある

“親と子”の間に生まれる感情を描いていく。

 本作の主題歌は、back numberによる書き下ろしの楽曲「新しい恋人達に」に決定。back numberが

月9ドラマの主題歌を担当するのは、

『5→9~私に恋したお坊さん~』(2015年10月期/フジテレビ系)以来約9年ぶりとなる。

本楽曲は、作詞作曲を務める清水依与吏が、

本作の第1話から第9話までの脚本を読み込み、

村瀬プロデューサーと何度も話し合いを行い、

ドラマのテーマや世界観を共有した上で、

このドラマのためだけに書き下ろした楽曲と

なっている。




 さらに本楽曲は、「クリスマスソング」と同じく、

小林武史がプロデュースを担当。本楽曲に込めた思いとして、清水は「恥ずかしいくらい混じり気のない“自分”という名の一色で書ききった結果『新しい恋人達に』という楽曲になりました」とコメント。

村瀬プロデューサーも「さすがbacknumber!と唸(うな)らされた『新しい恋人達に』というタイトルが意味するものまで含めて、この曲をじっくり聴きながら、この曲と共に『海のはじまり』の世界を感じていただけたら、幸せです」と語っている。

コメント
清水依与吏(back number)
『海のはじまり』と『新しい恋人達に』について
遠い昔に失くしてしまった無邪気さに出会った時、自分では到底思いつきもしないであろうものを作る新しい世代を目の当たりにした時、そして命の誕生を目にした時、ふと“もうバトンを渡さないといけないんだろうな”と感じます。とはいえこれがなかなか簡単にいかない。自分の人生を諦められない。でも心から大切にしたい、とも思う。

いつも“誰にも言うべきじゃない”と閉じ込めている本当の言葉たちを『海のはじまり』に登場する一人ひとりに引き出され、恥ずかしいくらい混じり気のない“自分”という名の一色で書ききった結果『新しい恋人達に』という楽曲になりました。

子供、母、父、その名前や理想に対する苦しみや悲しみが、少しでも和らぎ、どうか大切にされますように。

村瀬健(プロデュース)
僕は、連続ドラマにとって主題歌は命だと思っています。今回、脚本の生方さんから設定のアイデアを聞き、このドラマの企画を始めたときから主題歌はbacknumberにお願いすると決めていました。依与吏さんが紡ぐ、とてつもなく繊細な感情をとてつもなく美しいメロディーに乗せて歌い上げる曲が大好きで、それは僕がドラマという場所で目指そうとしている世界そのものだと思い、憧れのような気持ちでbacknumberの曲を聴いてきていました。僕は、backnumberは“弱い男が秘めている強さ”、あるいは逆の“強い男が抱えている弱さ”みたいなものを一貫して描いているバンドだと思っています。このドラマの主題歌は“父の子に対する想(おも)い”をテーマにした曲にしたいと考えたとき、依与吏さんがこれまで描いてきた主人公が父親になった姿が僕の中で浮かんできたのです。幸運にも依与吏さんにお会いして食事をする機会をいただき、このドラマのテーマについて、このドラマで描きたいものについて、たくさん、たくさん、話させていただきました。その後、1話から9話までの脚本を読み込んでくださり、このドラマの世界に寄り添ったメロディーと歌詞を作ってくださりました。新しいDEMOが届くたび、毎晩のように大量のメッセージをやりとりさせていただき、僕からは撮ったばかりの本編映像やポスター用スチール、果ては劇中に登場する絵本まで、たくさんのものを送ってはメンバーの皆さんに見ていただき、このドラマの世界を音楽という形でこれ以上ないほど見事に具現化した曲を作り上げて下さりました。楽曲制作中のスタジオや最終MIXの場にもお邪魔させていただき、依与吏さん、和也さん、寿さん、そしてプロデューサーの小林武史さんも含めた皆さんによる丁寧で繊細な作業によって、もともと素晴らしかった曲が極限まで高められていく姿を目の当たりにさせていただきました。最終的に完成した曲は、歌詞、メロディー、歌声、演奏、アレンジ…その全ての力によって、“父の想(おも)い”だけではなく、もっともっと大きな、もっともっと多くの感情を内包する曲になったと思います。主人公の夏(目黒蓮)だけでなく、弥生(有村架純)、大和(木戸大聖)、水季(古川琴音)、津野(池松壮亮)、朱音(大竹しのぶ)、もっと言えば、子どもである海(泉谷星奈)の気持ちまで感じさせてくれる特別な曲になったと感じています。さすがbacknumber!と唸(うな)らされた『新しい恋人達に』というタイトルが意味するものまで含めて、この曲をじっくり聴きながら、この曲と共に『海のはじまり』の世界を感じていただけたら、幸せです。