2024年5月29日(現地時間)に公開された米メディア「People」の動画で、俳優のヒュー・ジャックマン(55)と対談したライアン・レイノルズ(47)。

『ウルヴァリン: X-MEN XERO』(2009)で共演して以来、親交を深め、今では親友と呼ばれる2人。2024年7月26日に日米同時公開を予定している『デッドプール&ウルヴァリン』(2024)での再共演も話題だ。




ともに「People」が選ぶ“世界で最もセクシーな男”に選ばれた経験や、ヒューはオーストラリア出身、ライアンはカナダ出身と、“ハリウッドで活躍する異邦人”としての共通点も持つ2人。

今回の対談では、俳優業についてだけでなく子育ての話にも飛躍。その中で、ライアンが自身の子どもたちが、カナダ人としての誇りを持っていることを告白した。







俳優のブレイク・ライブリー(36)との間に、

娘のジェームズ(9歳)、イネス(7歳)、

ベティ(4歳)、そして名前・性別を明かしていない

1歳の子どもがいるライアン。ヒューも、

養子として迎え入れたオスカー(24)とエヴァ(18)の2人の子を持つ父親だ。
オーストラリアを愛するヒューが、「我が子がオーストラリアの一員として自分たちを認識していることはとても重要なことだった。彼らは出身を聞かれたら、自分はオーストラリア人でありアメリカ人だ、と言うと思う」と話したあと、ライアンにも「君の子どもたちはどう?」と質問。

するとライアンは、子どもたちがカナダのルーツを持っていることを自慢していることを明かした



「『デッドプール1』では子どもが1人、『デッドプール2』では子どもが2人だった。でも『デッドプール8』はやらないでほしいな。8人の子どもは困るし」とジョークを飛ばし、ヒューが爆笑する場面も。さらに「子どもたちはカナダ出身であることが大好きなんだ。みんなに『私はカナダとアメリカのハーフなんだ』って話しているよ」と語った。

ライアンもヒュー同様に強い母国愛があり、対談の中では「自分のDNAにカナダが染み込んでいることを隠す気はないよ。カナダは自分にとってもうひとりの親みたいな存在だから」とも。




また、2023年11月にカナダの「バンクーバー・サン」紙のインタビューを受けた際には、いずれは家族みんなでカナダに移住するかもしれないと明かしている。
 「僕たちは一時期、(カナダで)家を探していたことがあるんだ」「ありがたいことに、妻はバンクーバーとバンクーバーのフードシーンに夢中だよ」「僕自身もバンクーバーのような場所で育ったことがいかに恵まれたことであったか、感謝している。その経験が、僕自身のキャリアにおける信念に繋がったと思う」と話している。
さらにライアンは今年の4月に、同じくカナダ出身の俳優であるマイケル・J・フォックス(62)が米「TIME」誌の「最も影響力のある100人」に選出された際に、マイケルへの賛辞を寄稿し話題を集めたことも。

長い付き合いがあることを明かし、パーキンソン病を患いながらも、失敗を恐れず挑戦し続ける同郷の先輩への畏敬にあふれた文章は、感動を読んだ。