今回のアメリカで起きた白人警察による黒人男性殺害事件に発した人種差別への抗議運動が広がる中、Dixielandが人種差別を想起させるという理由から、アメリカのカントリーグループDixie Chicksはグループ名をChicksに改名しました。先日紹介しましたLady Antebellumも同様の理由でLady Aに変更しました。Country MusicといえばかつてはRockと対峙する保守的な音楽のイメージがありましたが、現在のカントリーは音楽性だけでなくポリシーも変わってきたんだと思いました。そのChicksがまだDixie Chicksだった4月に14年ぶりオリジナルアルバムをリリースしていました。89年のデビューから30年以上、Chicksもベテランの領域に入り、安心して聴けるアーティストになりました。
Gaslighter / Chicks (2020)
River of Stars / Little Big Town(2020)
こちらは98年デビュー、アラバマ出身の男女二人づつのグループです。正直ずいぶん大人になったな、という感じですかね。もちろんアルバム内容も落ち着いたシックなカントリーで素晴らしいアルバムです。
Copy That / Sara Evans(2020)
本日イチオシはこちら97年デビュー、Sara Evansの新譜です。今までの自然体のジャケットから一変、一瞬誰?って感じのジャケットには驚きました。内容はカヴァーアルバム、堪らん選曲に大満足です。
1.If I Can't Have You / Bee Gees
2.Don't Get Me Wrong / The Pretenders
3.Come on Elleen / Dixie Midnight Runners
4.Crazy Love / Rusty Young
5.Whenever I Call You "Friends" / Kenny Loggins
6.It's Too Late / Carole King
7.Monday Morning / Freetwood Mac
8.All We Ever Do is Say Goodbye / John Mayer
9.I'm So Lonesome I Could Cry / Hank Williams
10.6th Avenue Heartache / Jakob Dylan
11.My Sharona / The Knack
12.She's Got Me / Hank Cochran
13.Hard to Say I'm Sorry / Peter Cetera,David Foster
どのアルバムも新譜ですから、貼れる映像がありませんでした。そこでSara Evansに関しては収録曲の元歌を貼りました。
M3Dixie Midnight Runnersです。
M4大好きなCrazy Loveです。Rusty堪らん!
23,24日の連休まであと少し頑張ります。今日もありがとうございます。
always