つねにコーチであるために -18ページ目

つねにコーチであるために

いつも話を聴く姿勢であり続け
いつも相手を認めることを忘れず
人として生ききることを目指している。
つねにコーチであるために、一期一会一日一日を大切に歩んでいます。

自分の感情をコントロールするために必要なEQについて、今回は、衝動的な反応を抑え、状況に応じて適切な行動を取る能力である自己制御能力について語って行く。

自己制御能力は、冷静な状況判断ができる能力と言える。

 

具体的な側面は、以下の通りだ。

 

◯衝動抑制

 

瞬間的な感情や衝動に対して冷静に対処し、長期的な目標や価値観に基づいて行動する能力だ。

 

これは、怒りや不安などの強い感情が湧いたときにこそ特に重要で、自分の中で起きるであろう反応を予測できなければ発揮することができない。

 

なので、前回書いた自己認識能力の感情の認識が求められる。

 

自分の感情を認識するコツは、自分の身体(特に、鼓動や呼吸)に意識を向けられるようトレーニングしておくと、自分の感情を認識できて、ある程度の衝動は抑えられる。

 

また、コーチがセッションでクライアントに身体の感覚に意識を向けられるような問いかけをすることも有効だ。

 

ただし、病的な発作に分類される衝動は、専門家に相談するのが適切だと考える。

 

◯ストレス管理

 

ストレスフルな状況においても冷静さを保ち、適切な対応をする能力だ。

 

呼吸法やリラクゼーション技術を活用して、ストレスを効果的に管理するのが一般的だ。

 

経験上、ボクが大切だと思っているポイントは、ストレスはすべて悪いものだと思い込んでいる認識(ビリーフ)がある場合、その認識を改め(ビリーフを書き換え)、ストレスは自分を成長させてくれるものと捉え直すと、比較的スムーズにストレスを管理することができるということだ。

 

コーチがクライアントにストレスから得られるものなどをセッションで問いかけるのが有効だ。

 

◯感情認識と調整力

 

自分の感情を認識し、それが自分や他人に与える影響を理解する能力だ。

 

感情の調整は、感情が行動にどう影響するかを理解し、必要に応じてその影響をコントロールすることを含んでいる。

 

なので、最初に挙げた「衝動抑制」と「感情認識と調整力」は密接に関わっている。

 

先にも書いたが、この力を身につけるためには、自分の身体(特に、鼓動や呼吸)に意識を向けられるようトレーニングが効果的だと考えている。

 

コーチが意識的にクライアントに対して、身体の感覚を問いかけて言語化するサポートをしてあげると、自分でコントロールしやすくなるだろう。

 

◯適応力

 

変化や困難に対して柔軟に対応する能力だ。

 

新しい状況に迅速に適応し、前向きな態度で対処する力が含まれ、俗にいう柔軟性を持ち合わせていなければならない。

 

柔軟性を身につけるためには、「〜〜ねばならない」「〜〜すべき」という概念をできるだけ捨てるか、世の中に存在するバリエーションをできるだけ多く把握するかだ。

 

多くのバリエーションを把握しようと思えば、それなりに時間と経験が必要になるので、年配者が柔軟性を身につけているケースがこれにあたるだろう。

 

あとは、コーチによる視点を変える問いかけなどが有効に働くだろう。

 

◯誠実さと倫理観

 

自分の行動が他人や社会にどのような影響を与えるかを理解し、誠実で倫理的な行動を取る能力だ。

 

信頼性や責任感もこの能力の一部と考えていいだろう。

 

わかりやすく説明すると、誠実さを身につけるためには、自分の心に素直であることが求められる。

 

また、倫理観については、「人としてどうあるべきか」ということへの自分なりの答えを持ち合わせておく必要があり、先人から学んだ知識を必要とするだろう。

 

ボクの経験や知見から言わせてもらうと、世の中で大きな成果を得ている人たちは、得てして「人としてどうあるべきか」という姿を自分の価値観に照らし合わせて持っている人が多いと感じる。

 

コーチがクライアントに「人としてどうありたいか」を問いかけておくことも、潜在意識の中に残る問いになるだろう。

 

 

と、ここまでは自己制御能力の要素について語ってきたが、その自己制御能力を向上させる方法(冷静さを保ったり取り戻したりする方法)に触れておきたい。

 

・マインドフルネス(瞑想)

 

マインドフルネス(瞑想)を実践すると、いまここの瞬間に意識を向け、感情の波に流されずに冷静に対処する能力を養える。

 

・深い呼吸

 

一般的に呼吸法と呼ばれる呼吸は、深い呼吸や腹式呼吸などがベースとなっている。

 

呼吸は、自律神経を整える働きがあるため、身体を安静な状態に誘導したり、心身をリラックスさせることができるので、冷静さを取り戻すことができる。

 

・日記をつける

 

ライティングやロギングと呼ばれ、感情や行動のパターンを記録することで、自分の感情のトリガーや反応を認識し、改善点を見つけることができる。

 

・フィードバックの活用

 

他者からのフィードバックを受け入れ、それをもとに自分の行動を調整する。

 

客観的な視点からのフィードバックは、自己制御の向上に役立つので、コーチはクライアントに積極的にフィードバックするようにしたい。

 

ただし、フィードバックは受ける側の準備も必要なので、クライアントに伝いたいフィードバックがある旨を伝え、許可を得る必要があるだろう。

 

・リラクゼーション技術

 

ヨガやストレッチなどのリラクゼーション技術を取り入れ、日常生活の中でリラックスする習慣を作っておく。

 

もともとヨガは、瞑想に入るための準備運動といわれているので、瞑想と併用すると効果が大きくなるだろう。

 

 

まとめとして、自己制御能力は、感情知能(EQ)の重要な構成要素であり、個人の成功や幸福、対人関係の質に大きな影響を与える。

 

この能力を高めると、ストレス管理、対人関係の向上、効率的な意思決定など、さまざまな面での効果を実感することができるだろう。

 

また、日常生活や職場で自己制御能力を意識的に鍛えておくと、より充実した人生を送ることができるようになり、悔いのない一生を過ごすことにつながるとつながるとボクは考えている。

昨日、自分の感情をコントロールするために必須知識であるEQについて概要を述べたが、今日からその要素について語りたい。

 

まず最初は、成長に欠かせない「自己認識能力」についてだ。

自己認識能力(Self-Awareness)とは、自分の感情、思考、行動、信念、価値観などを客観的に理解し、把握する能力を指す。

 

この能力は、個人の成長や対人関係、意思決定など、さまざまな面で重要な役割を果たしている。

 

◯感情の認識

自分が今、どのような感情を抱いているのかを認識し、その感情がどのように発生したのかメカニズムを理解することが必要だ。

 

EQを知るまでボクは、感情は天から降ってくるもの(自分で制御ができないもの、どうしようもないもの)と思っていた。

 

なので、それが自分で選んでいるものであり、自分でコントロールできると知ったときの驚きは今でも忘れない。

 

感情は生体反応だと捉える向きもあるけど、当たらずしも遠からず、100%納得できる説明ではない。

 

一般的に感情は、自分自身が持っているビリーフに対する闘争反応であると考えられている。

 

どういうことかというと、例えばこんなビリーフを持っていたとしよう。

 

・年下の人は目上の人に敬語を使わなければならない

・社会人として時間を守るのは当然の義務だ

 

これに対して、自分より年下の人が命令口調で話しかけてきたり、約束していた時間を守らなかったりしたとき、戦闘することを選んでしまう。

 

簡単に言えば、自分に怒りを発生させてしまうのだ。

 

これは、自分自身が当たり前だと思っていることに反する行動を取る人に対する反射的な行動なのだが、これが自分で発生させている、自分で選んでそのようにしていると理解するまでに時間がかかるのだ。

 

その証拠に、Aさんが許せないと思っている「エスカレーターは上らない」という行動でも、自分の中にビリーフがない(上る人もいるだろうと思う)ものに対しては、その行動を見ても決して怒りを生じさせないだろう。

 

つまり、ビリーフを書き換えてしまえば、戦うモードにならないのだ。

 

上の例だと、

 

・年上の人に命令する人もいるかもしれない

・社会人でも時間を守れないこともある

 

というようにビリーフを書き換えて仕舞えば、年上に命令しているのを見ても、時間を守らない人を見ても怒りが生じないのだ。

 

このように、自分の感情のメカニズムを認識することは、ストレス管理や対人関係において大きな行動変容を生み出してくれるので、コーチとしては、クライアントが持っているビリーフに気づけるようにサポートすることがカギとなってくる。

 

◯自己の理解

 

自己の理解とは、自分の強みや弱み、価値観、信念、目標などを理解することだ。

 

感情の認識とも被るが、自分の価値観、信念はビリーフとも言える。

 

あらかじめこれらを自分が知っておくことで、次に取る行動(感情)が変わるので、自分の内面に潜んでいる自分自身を自分で知っておくことは、感情をコントロールする上では非常に重要だ。

 

自己の理解が広くて深いと、自分自身の行動や反応を察知することができて、適切な行動を取ることができるので、コーチとしては、クライアントが自分で気づいていない強みや弱み、価値観などについてフィードバックすることが求められる。

 

◯自己の評価

 

自己の評価は、自分の行動や成果に対して客観的な評価を行うことである。

 

自己の評価をしていると、改善点を見つけやすくなり、改善点を見つけて克服することは、個人の成長に大きくつながって行く。

 

つまり、自分の現在地点を知ることで、目標地点との差を把握することができるようになり、その差を埋めやすくできるのだ。

 

なので、コーチとしては、クライアント自身が自分のことをどのように評価しているのか、さまざまな視点から問いを投げかけて、自分の評価に気づけるようなサポートが求められる。

 

◯反省と内省

 

反省は、自分の過去の経験や行動について振り返り、学びを得ることであり、内省は、自分の内側に潜んでいる声や考えを表出させることである。

 

これらを実施することで、次回の行動や反応を改善することができるのだ。

 

なので、コーチとしては、クライアントの過去の行動に関する振り返りのサポート、内省のサポートが求められる。

 

総じて自分で自分を把握する自己認識能力は、個人の成長や対人関係の質、意思決定に大きな影響を与える重要なスキルであり、より充実した人生を送る上で重要な能力と言えるので、コーチはできるだけクライアントが自分で自分の中に潜んでいることに気づけるようなサポートが求められるのだ。

EQ(Emotional Intelligence Quotient)は、感情知性の略称で、自身や周囲の人の感情を適切に察知し、上手に扱う能力を指す。

 

ぶっちゃけ、自分の感情をコントロールする力だ。

 

EQは、「心の知能指数」とも呼ばれ、対人関係や対人能力を発展させる基礎能力として、現代のビジネス社会ではセクハラやパワハラと同様に重んじられているけど、セクハラやパワハラほど認知度は高くない。

 

今回は、自分の感情をコントロールする力:EQについて語ってみたい。

上図に記した通り、EQは5つの能力として測ることができる。

 

それぞれについては、以下の通りだ。

 

◯自己認識能力(Self-awareness)

 

自分自身の感情を客観的に認識する能力。他者の感情を理解するための基盤となる。
 

◯自己制御能力(Self-regulation)

 

自分の感情を適切にコントロールし、適切な行動をとるスキル。


◯内的な動機づけ能力(Internal motivation)

 

自己実現に基づいたモチベーションを作る能力。自己を整えるために役立つ。


◯共感能力(Empathy)

 

相手の感情に共感し、適切なアクションをとるスキル。


◯社会的能力(Social skills)

 

他者と上手く関わるスキル。コミュニケーションや協調して行う行動などが含まれる。

 

一度に全部を語ろうとすると長くなるので、1つずつ明日から語って行く。
 

いつもありがとうございます😊

 

ここのところ異常な暑さが続いてますが、いかがお過ごしでしょうか🥵

 

ボクは、6月ぐらいから始めた「パワポな毎日」👇というアメブロをきっかけに、停滞期から抜け出しました🤗

 

https://ameblo.jp/always-coaching/theme-10119880543.html

 

前回の問いは、心の汚れはどのように察知しているかでしたね。考えてみていかがだったでしょうか。

 

自分で考えてみると、とても難しくて、汚れを察知するセンサーを持ち合わせていないことに気づきます。

 

クライアントさんの心の汚れを察知するときのことを思い出すと、

 

・文句が多くなる

・言葉遣いが荒くなる

・誰か(家族?)に当たり散らす

・思考・行動が滞る

・SNSへのアウトプットが少なくなる

・メールやメッセージを読まなくなる(返信しなくなる)

・笑顔が少なくなる

・身体を動かさなくなる

・飲み食いが激しくなる

・本を読まなくなる

・掃除や整理整頓をしなくなる

・単純作業をしなくなる

 

などがそれにあたるかもしれません。

 

と、リストアップして気づきましたが、これらに反する行いは、自ずと心の汚れを落とせるような気がします。

 

大切なのは、一度に全部をやろうとせず、簡単なものから少しずつ手をつけることです。

 

小さな達成を積み重ねると、自然にやる気が上向くんですよ🤭

 

ということで、今月のまんなかコーチングオンラインのテーマは「リストアップが生み出す効果について」にしたいと思います。

 

みんなでリストアップの魅力を語り合って、新たな発見をしてみましょう。

 

今日も最高の一日になるぞー❣️

 

【今日の問い】

リストアップするとどんな効果が生まれますか?

 

<まんなかコーチングオンライン>

日時:7月13日(土)21時から

テーマ:リストアップが生み出す効果について

形式:Zoom

https://us02web.zoom.us/j/85493654220?pwd=eFFmZE4zTy9sWkdnUVBCek85aGE4Zz09

 

ミーティング ID: 854 9365 4220

パスコード: domannaka

 

最近はインスタにもライブ配信してるので、そちらからもどうぞ😁

https://www.instagram.com/tsunchan/

ボクの母親は60代後半で認知症を患い、息子も言葉も認知できなくなり、食事も喉を通らなくなり、82歳でその生涯を閉じた。

 

母の生活習慣や症状の経過、認知機能が低下して行く過程を身近で感じながら、認知症の予防にコーチングが機能すると直感したので、なぜそのように感じたのか、そのワケを探ってみたい。

 

 

◯認知機能の刺激
 

コーチングは、コーチからの問いかけを引き金にした対話を通じて、自分の考え方や行動パターンを振り返り、新しいアイデアや視点を取り入れ、できていることを発見し認め、興味・関心・好奇心に意識を向けることを奨励している。

 

このプロセスによって、脳の認知機能が活性化して行くのだと考えられる。

 

◯目標設定
 

コーチングでは、自分自身の夢を語り、未来のビジョンを描き、そこから具体的な目標を設定して行く。

 

まだ来ぬ未来のことなので、想像する力を使わなければならず、この未来を想像することは、脳の認知機能をフル回転させる必要があるだろう。

 

◯行動計画
 

立てた目標に向かって行動計画を立てるプロセスは、認知機能を維持・向上させる。

 

計画を立てるためには、記憶力や問題を認識する力が必要となる。
 

目標を達成するためには、問題解決能力が必要であり、問題解決能力は認知機能を活性化させるとボクは考えている。

 

◯社会的結びつき
 

ゴール達成のためには、自分以外の協力者が必要であり、協力者を得るために社会的な結びつきは欠かせない。

 

また、社会的な結びつきは、孤独感を軽減するのに役立ち、コミュニケーションの減少も防ぐことができる。

 

なにより、自分が社会の一員であるという肯定感、共同体感覚などが認知機能の低下を防いでくれる。

 

連れ合いを無くした人が認知症に陥りやすい事象が物語っているだろう。

 

◯ストレス軽減
 

コーチとの対話は、自分の内面を自分の言葉で表出させており、自分の内面を表出させることはストレスの軽減につながる。

 

無力感や孤独感などのストレスが軽減されば、認知症になる可能性も抑えられるとボクは考えている。

 

◯認知リハビリテーション

 

脳トレなどの認知リハビリテーションには、認知機能の改善を目指すために特に設計されたプログラムであり、進め方の一形態としてコーチングが用いられている。

 

コーチと歩むトレーニングやリハビリテーションは、不安要素が少なく、モチベーションも上がり安く、その効果が大きくなる。

 

認知リハビリテーションの効果としては、記憶力の向上、注意力の集中、問題解決能力の向上などが上げられる。

 

以上、認知症の予防にコーチングが機能するワケをつらつら語ってみたが、いかがだろうか。

 

いろいろなご意見・持論をお持ちの方もいると思うので、そのような方は、ぜひコメント欄に書き込んで欲しい。