アンドレギャニオンのめぐり逢いを聞きながら

 

台風が接近しつつある雲行きの怪しい空を見上げ

「辛い思いをしたり、悲しい思いをするたびに人は強くなる」

 

そんなことを思いました

 

「強い人ほど優しい」

ということも

父と一緒に過ごす中で思ったことです

 

両親が亡くなり、弟も亡くなり

独りぼっち感の強い中で

 

寂しさが私を強くしてくれてる

 

寂しくて悲しくても、生きていくには相当なエネルギーが必要です

 

そんなエネルギーを補うアイテムは人それぞれ違いますが

私は緑を育てたり、愛犬の事にエネルギーを費やすことで

倍以上のエネルギーを補充してきました

 

それでも寂しさが補えなかったのか両親が亡くなった時には

車の買い替えもしました

 

福祉車両に乗っていましたが、介護が終わったら乗り換えると決めて購入していたので、購入して一年足らずでしたが福祉車両を手放し、自分が乗りたかった人生初の3ナンバーのシビックを購入しました

 

溺愛している愛犬は15歳

そう遠くない将来、必ず訪れる別れの時

きっと私は車の買い替えをすると思います

 

一緒にお出かけした思い出の車に一人で乗り続けることが果たして出来るだろうか、いや無理だろうからそのタイミングで乗り換え・・・

 

そんなことを考えたりしています

 

 

なんでもいい

出来ることをしてエネルギーの補填をしていきながら生きていく

 

そうやって生きていくだけで強くなっているように思う

 

 

 

 

2004年北海道ツーリングにて