昨日はホテルニューオータニ東京で開催されている『スペイン・グルメフェア』に行ってきますと書いたのですが、台風の近づく中、行って参りました。
写真を載せようかどうしようか迷ったのですが、なんか前と同じような画像になってしまうので、掲載を止めました。画像に頼っていてはブロガーの名が廃る?!いえ、そうではありません、あまり気に入った構図がなかったのと、もしかしたらお付き合いしても良いかな…というワイナリーもあったので、その画像を掲載してしまうと、やっぱり止めたんですねってなことにもなり兼ねないので、自粛しております。
グルメフェアの帰り(アルタミラの社長をしていただいているSGさんとは現地で待ち合わせをしていました)、どこかスペインバルで飲んで帰りましょう!ということになりました。
グルメフェアではグラスにワインを注いでもらって、口腔でクチュクチュっとして味わい、少しは喉から流し込みはしますが(ゴックンってやつです)注いでいただいた量を全てゴックンすると相当な量(ml)を飲むことになってしまうので、悲しいかな90%以上は捨ててしまいます。試飲というのはそういうものなので、それは仕事なので仕方がないことなのですが、試飲している間中、ああ、座ってゆっくりワインが飲みたい!という欲求にかられてしまうのです(プロ意識が足りない私です)。
ですので、早く座ってワインが飲みたい!(早く人間になりたい!ベム、ベラ、ベロ<分かる人には分かる>状態でした)。
向かった先は神楽坂にあるバル・マコ。
三度目の訪問です。
こちらのお店にはお友達?(そういうことにしておきます)のS太君がお世話になっていて、S太の仕事ぶりも定期的にチェックせねば!という母の心境(いえいえ、こんなでかい息子を持った記憶はございません。本当のお母様、ごめんなさい)で、半ば義務的に(ウソです)伺うことにしています。
SGさんもS太が作るのか!大丈夫か?と聞くので、S太はサービスだけだから大丈夫というと、じゃあ行こう(笑)!ということになり、一路バル・マコへ。
こちら、石川県産のハタを使ったエスケイシャダ(魚を使ったサラダのようなもので、バルセロナを中心とするカタルーニャ地方の料理)。相変わらずオリーブオイルはケチらず盛り付けも美しい!
ゴクゴク飲んだのはハートランドの生だったのですが、最初のワインはこちら。DOナバラのグラン・フェウド(ワイナリーはナバラでトップのチビテ社)。こちらのレセルバ(樽熟成24ヶ月)は、オールドのブドウ(樹齢80年以上だと思います)を使用したステイタスの高いものでした。ガーネット色のエッジが美しい。お味もまろやかで極楽。
こちらも石川県産、クロダイの鉄板焼き。これで900円はお得だと思います。
SGさんが食べたいと言って注文したウサギの鉄板焼き。お若い方(特にお嬢さん)は、え”~~~~ウサギ~~~!可哀想で食べられない!っておっしゃると思いますが、これ、鶏肉ですよ~って出されたら絶対美味しいって食べると思います。
スペイン(特に内陸部)ではウサギの肉はとてもポピュラーで、市場に行くと耳からぶら下げられたお肉を売っています。お馴染みのパエリヤも、元々野外料理で、魚介類が入っているものよりも、ウサギの肉で作られたのが元祖だそうですよ。コネホ(飼育されたウサギ)ではなくリエブレ(野ウサギ)になりますけれど…。
あ、そうそう。ウサギさんにはアリオリ(ニンニクとオリーブオイルで作られたソースで、マヨネーズのようなもの)<画像左上>をつけて食べました。アリオリ、旨いねぇ。
ワインが美味しかったので、昨日は肉食DAY。羊の鉄板焼きも頼んでしまいました。お友達の貴子ちゃんがいたら、泣いて喜びそうです(笑)胸の肉と聞いていたので、骨付きのかと思ったら違いました。でも、これも十分美味しかったです。
2本目のワインを頼み(iPhoneのカメラに私の指がかかりました、酔ってる?)、これも前に来た時に飲んで美味しかったDOルエダの赤です。2004、2005のヴィンテージは当たり年!
オリーブをつまんで、そしてチー盛り(チーズ盛り合わせ)。
あっという間、至福の3時間でした。
マコシェフ、S太君、ご馳走さまでした~
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