バスク語でオンダリビアですが、スペイン語ではフエンテアビラ。こうやって町の名前も違うので、行き先表示の標識を見るにも困ります。もっとも、バスクに入ったらまず土地の言葉、バスク語から書いてあることが多いので、ここではバスク語表記でオンダリビアと書くことにします。
フランスとの国境の町です。
サン・ジャン・ピエ・ド・ポーを経由して行くはずだったのが、直接オンダリビアに入ってしまい、ホテルにも迷わずに着いてしまいました。1日12.6ユーロのTomTom(GPS)を使わずにです。これっていったい…。(´д`lll) まあ、TomTomが機能していればサン・ジャン・ピエ・ド・ポーにも行かれたのですけれどね。
グーグルマップでオンダリビアが出ないので(失礼しちゃうわ)、yahooマップで。本当は赤い矢印で、サン・ジャン・ピエ・ド・ポーを経由して行きたかったのですが、もうひとつの街道(青の矢印)に入ってしまったのでした。サン・ジャン・ピエ・ド・ポー、サンチャゴ巡礼の出発地なのでどんな町なのか行ってみたかったんです。ま、別の機会に(あればですけれどね~)。
オンダリビアではパラドールに泊まりました。パラドール、スペインの国営ホテルなのですが、古城や修道院を改装して作られた建物が多く、値段の割には高級感があります。スペイン全土(カナリア諸島なども含む)で90箇所以上あるんじゃないかと思います。
ここが入り口。こちらのパラドールは10世紀の要塞を改築したものだそうです。
パラドールに入る前に、オンダリビアの町をご案内します。
白の窓枠に緑の日よけ、そして赤い花のコントラストがおしゃれ~。
港、というか入江はマリーナになっていて、レジャーボートが停泊していました。中には「se vende(売り物)」という船もありました。私が滞在中、スペイン第3位(4位?)の銀行BANKIAに公的資金導入のニュースが流れ、どこかの国で前にあったような話だなあと思って聞いていました。右奥のマリーナはフランスです。
こちらがスペインサイド。ボートも陸に上がっているのが多かったですね。
パラドールの内部をご紹介。
パラドールのバル、ちょっと狭いですがお城の雰囲気残っていますよね。
反対側。階段は立ち入りが出来ないようになっていたので登る事は出来なかったのですが、公開される日にちなどが決まっているのかなぁ…。
こちらはパティオ。天井は吹き抜けになっていて、屋根にはテントが貼られています。
そして、パティオを抜けた所がテラスになっていて、ココからの眺めが又、美しい!
オンダリビア、とっても気に入りました。バスクといえばグルメで有名な土地。次回はレストラン編の予定です。