今年もやって参りました。屋形船とマンサニージャの夕べ。
いつもお世話になっている、銀座のしぇりークラブ主催のイベントで、毎年この時期に企画されています。今年は第8回目です。昨年の様子 はこちら。
昨日アップした写真は乗る前の様子です。
携帯のカメラで撮ったので、手前の船が暗く写ってしまいました。奥に見えるのは話題のスカイツリーです。
天気も良く、風もべた凪。屋形船日和でした。
船は、蔵前の厩(うまや)橋のたもとにある駒形寿司 から出航します。隅田川を下り、お台場でしばし停泊。レインボーブリッジを眺めて戻って来る、所要時間2時間30分のコースです。
折しも昨日は、横浜の花火大会があったそうで、屋形船から見る花火は格別だとは思いますが、さすがにお台場から横浜までは見えなかったです。隅田川の花火(31日でしたっけ?)を見るにも格好の場所とは思いますが、さすがに予約でいっぱいだろうな…
益子店長の挨拶の後(みんな、グラスにシェリーを注いで、今か今かと待っております)…
昨日、間違えて「ビールを浴びるほど飲んできます」って書いてしまったのですが、この船はビールは積んでいません。飲みもので積んでいるのは、シェリーと水です。
ビールグラスにマンサニージャをなみなみと注いで、さあ、宴会のスタートです。
飲んでしまえは皆同じなのですが、ワインブログでもありますので、マンサニージャの説明を少し。
このブログを読んでいただいている方は、シェリーとは何ぞやは、何度も書いているので、もうお分かりだと思いますが、シェリーは、スペイン南部、アンダルシア地方のヘレスとその周辺の町でつくられる、ぶどうを原料としたワインです。
そして、その周辺の町のひとつの、サンルーカル・デ・バラメダという町でつくられる、フィノタイプのシェリー(表面に酸幕酵母菌をつけながら熟成させるタイプ)をマンサニージャと呼んでいます。詳しくは、しぇりークラブ のホームページ、シェリー委員会 のホームページをご覧ください。
このマンサニージャ、アルコール度数は約15度、日本酒と同じくらいの度数です。
だからといって、たくさん飲めばそれは酔っ払うこと間違えないですが、大事なのは食べながら飲むこと。
こちらの船宿さん、お寿司屋さんだけあってお刺身も美味しい
酢の物にもタコ、エビ、イカが入っています。
現地ヘレスでも、フリートスという名前ですが、小魚やイカのフライと一緒にシェリーを飲みます。
船の中で揚げてくれるので、揚げたてのアツアツが食べられるで、とにかく美味しい
ぷりっぷりのエビフライ。去年の屋形船は、写真を撮る前に食べてしまったので、今年は忘れずに撮りました。
こちらはキスの天ぷら。
キスって釣るのは割と簡単なので、何度か釣ったことありますが、ぬるぬるの体からコケラを取ったりして開くまでが結構大変。こうやってサクサクいただいけちゃって、ありがたいです。
船に窓がついているので、船内の灯りが光っちゃいましたね。フジテレビの社屋が見えています。
そして、お台場にて、恒例の大ビンゴ大会
昨年5面待ちのリーチで、結局何もGETできなかった方もいましたが、今年も力入っていましたね~
そして何と
今年は、シェリー飲み放題券をGETされていらっしゃいました(隣にいるのは悪ダチさん)。
私達のテーブル(5名)はGET率がとても高く、もう一人の方はプリンターを、私はおつまみ用の枝付き干しブドウをGETしました。
帰りの船では、恒例となったしぇりークラブのスタッフによるベネンシア(細長い柄杓のような道具を使って、シェリーに空気を含ませるパフォーマンス)が披露されました。
揺れる船の中で、浴衣を着ても、さすがはプロ見事な技を披露して下さいました。あまりに目の前でベネンシアしてくれたため、全体がおさまらなくなってしまいました
スタッフのみなさん、ありがとうございました。今年もとても楽しい日が過ごせました。
勿論、浴びるように飲んだシェリー。グラスで6杯までは数えていたのですが…。ひとり1本以上は飲んでいると思います。
夏のひととき、皆さんも天ぷらにドライシェリーを合わせてみられてはいかがですか