こんなニュース見かけました。詳細はリンク先でどーぞ。

中学生からイグサ「臭い」の声 日本の畳文化は消滅してしまうのか…


要約すると、フローリングに圧されて生産量が1/3になっちゃいました。若い世代の畳離れと

マンション設計での和室の採用率が下がったのが原因。一方で置き敷きタイプの畳の需要は

増加傾向にある。だそうです。

この記事半分正解半分異議ありなのでだらだら書きます。

従来は座敷(仏間)を中心にしたプランニングが基本で、現代住宅の場合はLDK(キッチン)です。

ソファとダイニングテーブルが必須の今の暮らしでLDに必要なスペースは最低12帖ですが

家具のサイズがかなり制限されるため16~20帖程度で設計するのがトレンドです。従って、

100平米足らずの住宅で和室を設けることは無理、贅沢

というのが和室(畳)を減らした要因の一つで何も若者が畳を嫌いになったワケじゃありません。

でなければ置き敷きタイプの畳は売れないと思います、むしろ高齢者の畳離れの方が深刻です。

床の生活はバリアフリーの観点から寝るも座るも億劫なので介護保険では対象者に補助金まで

出して畳を排除しています。つまり、これがもう一つの大きな要因なのです。

狭いからこそベッドを置かずに畳に布団が王道だと思うけどこれもガラパゴス化って言われそ。

そのうち畳は贅沢品となり和室はお金持ちのステータスになる時代がくるかもしれないですね。



うちは田舎の戸建なので和室作れました。半帖畳とか琉球畳の類です。和紙をこよりにした

畳表なので記事のようなニオイは皆無です。