カードの引き落とし月が締まったのでお買い物へ。
Aさんという担当さん(仮)が出来てから初めての訪問である。


そもそも本当に担当さんなのか?
忘れられていないか?
ご指名しても「あなた誰?」状態になるのではないか?
などという不安もあったが、ここはもう行くしかない、その時はその時だ、死にはしない、の精神で腹を括って店舗へ向かった。



来店予約はせずにお店に突撃した。
しても良かったのかもしれないが、電話が苦手なのと百貨店の代表に電話するのが面倒だったからである。
別の用事もあったので、もし担当さん(仮)がいなくても無駄足にはならなしそのまま撤退しようと思っていた。



百貨店内のお手洗いで髪や身だしなみを整え(これするの私だけ?笑)、緊張を落ち着ける。


入り口で対応してくださった方に「今日Aさんいらっしゃいますか?」とさらりと尋ねる。
すぐに「確認して参ります、お名前お伺いしてもよろしいでしょうか?」と仰ってくださった。
名前を伝えてそのまま店内に入り待たせていただく。



一分も経たないくらいだろうか。

こちらに向かってくる人影が横目に見えた。
そちらに視線を向けると…




「みずた様、ご無沙汰しております~~〜」
「ご来店ありがとうございます」



とAさんが来てくれた〜〜〜!!(大歓喜)


もうそれだけで胸がいっぱいの私。
嬉しいのと安心したのと嬉しいのとAさんが可愛いのと…感無量である。

とりあえず客として認識はしてくれていたようだ。
ああ、来てよかったんだ、Aさん指名して良かったんだ…と安心と嬉しさが押し寄せてきた。


もしかしたら裏で「みずた…?誰だっけ…(顧客情報検索)あ〜はいはいこんな奴いたわ!」
みたいな感じかもしれないが、それならそれで全然良い!



早速用件を伝えようとすると、
「実は今日お電話しようと思ってて」
とAさんから先手のお一言。
「ご予約のカシミアシルクが届いたんですよ。丁度良いタイミングでご来店いただきました〜!」

とのこと。



そんなことある???😂😂😂

これはあれじゃない?
時々SNSで見る連絡し忘れてたパターンなんじゃない?
とか思ってしまったが、まあそんなことはどうでもいい。
もうAさんに会えただけで、客として認識してくれてるだけで全然いいです(平伏すポーズ)



ただ、元々は次のような計画を立てていた。

過去のSNSを見たところ先期のカシシルについて「予約して半年になるけどまだ来ない…」と仰っている方もお見受けしていた。


来るのは予約から早くても2〜3ヶ月後だろうと予想。
その間に一度お店に行ってAさんから小物を買う(それが今日の予定だった)
そしてその次くらいのタイミングでカシシルを受け取る。
その次のお買い物でまた小物を買う。
その次くらいのタイミングでボーナスが出るので大きな買い物をする。


そうやって庶民なりに細々と計画的にお買い物を続けて、お金はないけど健気にエルメスに通う繊維客くらいの認識を持っていただく
という作戦を立てていたのだがそれが早くも崩れてしまった。


だが待ちに待ったカシシルが今日手に入るのも嬉しいサプライズである。
つくづくエルメスは計画通りに行かない。
だがそれももはや楽しくなってきた笑


続く。