今年度は特に、不安定な天候にアカデミーの実施を悩まされています。
画像で伝わるかは分かりませんが、水曜日の池袋校ではかなりの豪雨で一度中断し、その場にいた保護者の皆様には「残念ですが中止にします。」と言った後で、晴れ間が見えてきたので「もう少し粘らせてください。」と、行いました。
結局その後更に、降水量も増してきましたが、何よりも雨を気にも止めずにプレーを続けたアカデミー生のサッカーに対する熱量を感じられて嬉しかったです。
アカデミーとしては、翌日の学校に支障がない様、健康面には細心の注意を払い活動していきます。
ブライトン所属の三笘薫選手が、プレミアリーグ第6節で2ゴールを決めましたね。
1得点目は、スモールサイドの局面からコンビネーションでポケットに進入してのゴール。
アルファFAのスタンダードクラスで取り組んでいるコンビネーションは、この様なプレーに繋がることを想定してメソッド構築しています。
テーマ
◾︎突破/コンビネーション総集編①
W-UP
・プレイヤースラロームドリブル
TR-1
・1vs1〜2vs2コーンゴール(4ゴール)ドリブル突破
キーファクター
・間合い
・基本姿勢
・ボールの置き所_相手から遠い足
・ステップワーク
・フェイントの引き出し
・上半身(腕)の姿勢
・ルックアラウンド(次の人を観る)
TR-2
・コンビネーションパターン
A:チョンドン(ポストプレー)
B: スイッチ
C: ループ
キーファクター
①出し手と受け手の関係性
②パスの質_タイミング・コース・スピード
③フィニッシュの質
→強く打ち抜く
GAME
・ALPHA 3on3(4on4) FOOTBALL
キーファクター
テーマの意識_6つのコンビネーションを生かす
総集編とは言え、校舎・曜日・カテゴリーにより完成度は様々です。
総集編では、改めてディテールにこだわり取り組むこと。
同じ様なトレーニングメニューでも、意識することで獲得できるスキルはガラッと変わります。
エリートクラスの選手も多く在籍している水曜日クラスはもちろん、特待生が在籍しているクラス。
やはり取り組みの質に差があり、それが大きな成長差に繋がります。
体験に来てくださった方からは「選手の意識が凄くて圧倒されました。」と、嬉しい声もいただいていますが、正直なところアカデミーの基準としては及第点にも達していないクラスもあります。
前書きの通りですが、
昨年度は、上半期で技術的なメニュー・下半期でコンビネーションと言うカリキュラムを採用しました。
今年度は、上半期で技術+コンビネーション・下半期で技術+ゲーム性が高いカリキュラムを採用しています。
毎年、メソッドをブラッシュアップしていきながら、少しでもアカデミー生が成長できる様、またアルファFAとしてもより実践に繋がる質の高いメソッドを構築できる様、向き合っています。
更には、ALPHA 3on3 FOOTBALLを4on4ゲートゴール付きにルール改正し、よりゴール前の崩しにフォーカスした内容へと進化させています。
フィニッシュは、シュートテクニックだけではありません。
シュートに至るまでの過程に、重きを置いています。
シュートの選択肢を魅せながらドリブル突破をする駆け引き等、よりクリエイティブ要素が高まるメソッドです。
このメソッドと、意識高いアカデミー生のみんながいることで、成長できる環境へと進化する。
今後の下半期、アカデミー生がどの様な成長をしてくれるのか、楽しみで仕方ありません。