今回の副賞は、男前ピンバッチです!

 

 

 

 

ピンバッチを作ったきっかけ。

 

MVAを受賞して賞金をいただきました。それを自分の収入にするのは気が引けました。

VALUでVAが少し売れていたのもあり、それを足して100人にバッジをプレゼントしよう!と思いました。ただ作成したのはいいものの、第1回参加者100人全員から応募が無く、大量に余ったバッジがありました。それを次回以降の MVA受賞者に副賞としてお渡しできたらと思いました。

実は、バッジも最初は自分がデザインしたものを送ろうかと思っていましたが、企画に沿ったものにしたほうが良いと判断し今のパンダロゴで作成しました。プロとしてもその選択で良かったと思います。偉い、俺カッコイイ!と振り返っても思います。

 

 

 

 

 

100人で書いた本~ 道具編 008. [Macintosh] 色弱デザイナーが恋焦がれた世界で起きた”デジタル革命”の話。生まれたきっかけとその後。

 

それまで、10回以上職を転々としていました。唯一続けられたのがデザイナーでした。1番向いていない職です。色が見えないのはデザイナーにとって致命的です。

鉛筆画はずっと描いていました。ただ、作品にするには色が必要です。色があって完成。1人で仕事を完結できない僕には仕事が回ってきませんでした。さらに、仕事を獲るにはプレゼンが必要です。イラストもレイアウトも色がないとプレゼンまで持っていけません。

今は、色にこだわる方が少ないので、色の組み合わせを数値で確認しながら仕事をしています。僕は作品に注目していただきたいと強く思っています。色弱については必要な時以外は言っていません。

 

100人共著プロジェクトに参加を決めた時、〆切り1時間前だったんです。勢いで書き上げた作品です。道具と聞いてこれだ!と思いました。その作品をMVAに選んでいただきました。正直に言うと僕の中では戸惑いしかありませんでした。注目される事もです。

大阪から、イナダアキラさんが来てくださいました。中村さんにはお寿司をご馳走になりました。そしてキャップさんも会いに来てくださいました。なぜだろう、もっと凄い人がいるのに。そう思っていました。色々送っていただいたりと。全てが初体験でした。

100人共著に参加して感じる一体感はとても好きです。そして、参加してもう少し頑張らないとと思いました。もう少し違う世界を見てみたいです。100人共著からはみ出してみたい。僕にとっての始まりは100人共著、ここに違いはありません。

 

 

 

 

 

まだ会った事のない才能へ(もり しんじさんより寄稿)

 

最初、その絵を見たときに、ジジイが描いた絵かと思っていた。

適当に、ドロップアウトした60歳くらいの、悠々自適なデザイナーがデザインしてるなと思っていた。

 

それほど軽く、風通しの良い気負いのない良くできたデザインだった。

日夜、Webの業者と戦うように罵り合うようにメールをぶつけ合う毎日に疲労困憊し、朝方まで作業している自分にとっては、無縁の世界に見えた。

惹かれながらも、興味さえ湧かないようにしていた。

 

それから、しばらくして、知人が、イラストを描いてもらったと送ってきた絵はアクリル絵の具で描かれた素朴だけれど華がある絵。

流行りの絵ではない。

アニメーションや漫画に倣わない自分だけの世界観を持つ絵で、息を飲んだ。

いくらで描いてもらった?という質問に、無料という答え。

 

facebookを辿り、Twitterを辿り、作品を確認する。

描いてある絵と、タイトルにある、

#繋がらなくていいから俺の絵を見てくれ

この潔さに更に惚れた。

 

25歳であることは、facebookのmessengerでやり取りをして知った。

更に驚いたことが、職を10回も転々とした。

今は、厨房バイトの仕事をしてると。

 

彼にとって、大変な仕事になったけれど、その知人は彼に惚れ込んで、沢山の絵を描いてもらった。

それが、最初の彼の仕事かどうかはわからないけれど、もっと沢山の人の目に触れる仕事をしてほしい。

 

今は、繋がらなくてもいいから俺の絵を見てくれ

でいい。

 

けれど。

言葉は、意外に嘘つきだ。

 

最終的には、

#繋がらなくていいから俺の絵を見てくれ

 

この言葉が、周辺のめんどくささを避けるための言い訳にならないように。

「自分の実力で傷つけ。」

「自分の行きたいところへ行けないことで傷つけ。」

そんな風にも思う。

他人の怒りを買いながら突き進まなければたどり着かない場所もある。

誤解を生みながらでもたどり着かねばならない場所もある。

 

見てくれればそれでいい。

それは、最後の砦のあなたのこだわりであってほしい。

そして、繋がるための、他人にかける迷惑も、自分の恥も、全部総動員した上でその言葉を使える自分になってほしい。

 

君が、どこへ行きたいのかを自分に問うてからの決意だと思うけれど。

 

僕は勝手に想像する。

普通になれると思い込んでも苦しいくせに。

 

僕は勝手に想像する。

いろいろなことがうまくいかないくせに、自分の才能がそれしかできないことを知ってるくせに。

 

僕は勝手に想像する。

いい人になろうとして、みんなと一緒でいようと思っていても、

そこに、溶け込めないことも十分知ってるくせに。

 

僕は勝手に想像する。

他人を傷つける覚悟を持とうとしないから。

他人に罵られる覚悟を持とうとしないから。

君が一番、大事にしたいことを何一つ理解してもらえない。

 

次に行こう…。

もう、そこには何もない。

私も、同じような思いを抱えながら、先に行く。その覚悟を決める時がいずれくるから。

 

軽く追い越してくれ。

それが、つぎの世界を担うものの役割じゃないかなって。

そう思うんだ。

 

いろいろと思い込みで書いたけど、偉そうなことを言うけど。

ジジイは、思い込みが激しくて、偉そうに説教したがるんだ。

すまんね。

んじゃ、後々よろしく。

 

 

 

 

 

その他の副賞についてはこちらをご覧ください。

http://myltyl.com/archives/824