どーも、子連れおーかみです。

 

終末もあっという間に終わってしまい、明日からまた仕事です。しかし、週末くらいもう少し自由になる時間が欲しいものです😱。

 

さて、ようやく「陸軍中野学校」のレビューです(笑)。

 

次郎達3名の中野学校学生の活躍により、横浜のイギリス領事館からイギリスの暗号コードブックを盗み出すことに遂に成功したのでした。

 

草薙中佐は、約束通り岩倉大佐へコードブックの写真を持って行きます。狂喜した岩倉大佐は、早速前田大尉に休息無しでのイギリス暗号の解読を命じます。

 

 

前田大尉は、雪子にその旨を伝えます。何と前田大尉は、雪子を口説く為にその夜待合(料亭)へ招待する事を約束していたのでした。ほんとにコイツは参謀本部に何しに来ているのか・・・。


しかも、雪子に急に予定変更になった理由を聞かれ「イギリスの暗号コードブックが手に入ったから解読する」とペラペラ喋ってるし😱。

 

イギリスのスパイになった雪子から、すぐさまその情報はイギリス側へ漏れてしまいます。

 

 

前田大尉が雪子に口を滑らせたことで暗号コードブックを盗まれたことに気づいたイギリス側は、すぐにコードブックを変更します。しかし、まさか自分が漏らしたことでそうなったとは夢にも思わない前田大尉は、逆切れして中野学校へコードブックを突っ返しに来ます。しかも、「この学校ではスパイを養成してもすぐにばれるようなヘマをするよう教えるのですか?」と草薙中佐に暴言を吐きます。

 

コイツはどこまで失礼で、性格が悪いのか!

 

 

草薙中佐は早速盗み出した3名に事実を伝え、状況を確認します。調べる限り、3名に手落ちは有りません。状況から、次郎は参謀本部から漏れたことを疑います。

 

参謀本部へ乗り込んだ次郎を、性格が悪い前田大尉がこれ以上ないくらいの言葉で侮辱します。岩倉大佐も、参謀本部を疑われて、ちょっとムッとしていまね(笑)。

 

しかし、次郎はめげずに参謀本部を調査し続けます。

 

そしてタイピスト室を覗いて、驚愕します。

 

な、なんといるはずの無い雪子がそこにいたのでした!

 

次郎は、早速定時退社する雪子を尾行します。しかしそれは雪子をスパイとして疑ったからではなく、単に気になったからでした。


まあ、それは当然ですよね。自分の恋人がどうしているかは気になりますよ、うん。しかし黒い帽子なんか被っちゃって、いかにも怪しげな感じ(笑)。

 

そして、コンサート会場に入った雪子の後を付けて行きます。

 

そして座席に座った雪子を上から覗きます。すると・・・。

 

 

 

何と隣に座った外国人から、何かをこっそり受け取ったのでした。これは・・・!蛇の道は蛇、次郎は全てを悟り、愕然とします。

 

 

次郎は、コンサートから帰る雪子のハンドバックをひったくりのふりをして奪い取ります。

 

そして、中野学校へ帰りチケットを現像液に浸すと、文字が浮かび上がりました。

 

「あなたは英国を救った。アパートに金を送る。」

 

万事休す。雪子は間違えなくイギリスのスパイになっていたのでした。

 

次郎は草薙中佐に、参謀本部のタイピストがイギリス系商事会社の社長に情報を漏らしていた事、そしてその社長がスパイである事、そしてそのタイピストは前田大尉の推薦で参謀本部へ就職した事を報告します。

 

草薙中佐は、早速憲兵隊へ通報してベントリーと雪子を逮捕しようとしますが、次郎から雪子が次郎の婚約者である事、そして雪子は恐らく次郎を探す為に参謀本部へ就職したであろう事を聞いて、全てを悟ります。

 

草薙中佐は、次郎が自分を恨んでいるか聞きますが、次郎は仕方が無いと言い、構わず憲兵隊に彼女を逮捕させるよう言います。

 

しかし、草薙は雪子を憲兵隊に引き渡し、想像を絶するような酷い目に遭わせる位なら、いっそのこと次郎が雪子の始末をつけろと命令します。事情を知った草薙のせめてもの温情だったのでした。

 

自らの意思とは関係なくスパイの道に入り、それが故に最愛の恋人・雪子の命まで自ら断たなければならなくなった次郎。この悲しい宿命にどうやって始末をつけるのか?

 

長くなったので、今日はここで切りたいと思います。

 

それでは、また!