東京フィル 第24回 渋谷の午後のコンサート (なんでもOKストラ!!)へ行ってきました。指揮者の円光寺雅彦さんと清塚信也さんのトークやQ&Aコーナーも面白かったです。
指揮とお話:円光寺雅彦
ピアノ:清塚信也
ショパン/ピアノ協奏曲第1番
スメタナ/歌劇『売られた花嫁』序曲〈スメタナ生誕200年〉
チャイコフスキー/バレエ組曲『白鳥の湖』より
Bunkamura オーチャードホール
主催:公益財団法人 東京フィルハーモニー交響楽団
~プログラム・ノートより~
本日はショパン、スメタナ、チャイコフスキーの名曲が演奏されます。それぞれの作曲家の出身地はポーランド、チェコ、ロシア。いずれも中東欧に生まれ、自国の文化に根差した作品を書いて、西欧でも高く評価されるようになった作曲家たちです。ショパンはピアノ曲にポーランドの民族舞曲を取り入れています。スメタナは自国語のオペラを作曲して国民オペラの理想を追求しました。チャイコフスキーはロシアの伝統と西欧のスタイルを融合させて、世界的な大作曲家となりました。ローカルからグローバルへ。そんなキーワードが思い浮かびます。
もうひとつの共通項はダンス。ショパンのピアノ協奏曲第1番のフィナーレは民族舞曲のスタイルが用いられています。スメタナの『売られた花嫁』序曲からは農村の素朴で陽気な踊りの音楽が聞こえてくることでしょう。そして、チャイコフスキーの『白鳥の湖』は、もちろんバレエの音楽。洗練された芸術としてのダンスが、情感豊かな音楽によって表現されます。
では