糖尿病治療-インスリンの種類-速効型インスリン | アルマ動物病院/アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター

糖尿病治療-インスリンの種類-速効型インスリン

インスリン製剤はほとんどがヒト用のインスリンとなります。

これにはいくつかの種類があり、アルマ動物病院では現在10種類のインスリンを使い分けています。

 




インスリン製剤の種類や使い分け ご存じですか?
“うちの子”のインスリン製剤 合っていますか?


-インスリンの種類-
速効型インスリン
(第2世代:レギュラーインスリン)



獣医領域では主に静脈投与で用いられることが多く、高血糖時の一時的な血糖低下や糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)でのインスリン療法として希釈による少量持続点滴などの際に使用されます。



主な製剤:
ノボリンR(ノボノルディスクファーマ)
ニューマリンR(日本イーライリリー)

 



インスリン分子は6つ集まった6量体として結晶化して安定し、レギュラーインスリンはこれを製剤化したものです。
このインスリンには投与可能な経路が皮下投与と静脈内投与の2つがあります。

 

 

インスリン分子は6つ集まり<6量体>として結晶化し安定している→製剤化したものが“レギュラーインスリン”

 

 

 

 



皮下投与は30分~1時間と短時間で作用効果が発現するので「速効型インスリン」とよばれ、この作用発現は動物でも同様となります。
これは皮下投与されたインスリンは6量体のままでは毛細血管内に入っていけないため、2量体あるいは単量体となることで血管内には入り効果を発揮するまでに要する時間となります。

 

 

インスリン分子6量体(結晶化)・・・毛細血管内に入っていけないバツブルー

 

 

 

2量体

 

あるいは

 

単量体となることで血管内には入り効果を発揮するまでに要する時間

レギュラーインスリンは皮下投与は30分~1時間と短時間で作用効果が発現

 

 




インスリン療法の追加分泌として使用されますが、食前30分に投与する必要があります。

レギュラーインスリンはβ細胞から分泌されるインスリンと同一の構造であることから、静脈注射できる唯一のインスリンであり、投与後血管内では急速に”2量体、単量体となり効果を発揮します。

 



(糖尿病は膵臓という器官のβ細胞から分泌されるインスリンの分泌不良によりひきおこされる疾患です。
膵臓は胃から十二指腸に付着していて、内部のほとんどは消化酵素を分泌する外分泌部が締めています。
そしてその中に内分泌部のランゲルハンス島とよばれる小さな島状の塊が散在しています。
このランゲルハンス島にはα細胞とβ細胞があり、グルカゴンとインスリンがそれぞれ分泌されます。)




■犬猫の糖尿病の治療

糖尿病の治療は血糖値を正常血糖近くにまで抑えることになります。
この血糖コントロールの正常化を維持・管理することにより症状の消失・緩和や、合併症の発症を抑えたり、進行を防ぐことができます。

血糖値の推移は概ね食事とインスリンの関係により調整することができます。
しかしこれに合併症や併発症などが存在するとインスリンの効果に影響を及ぼすことがあります(これをインスリン抵抗性因子とよびます)。

以上から治療の第一歩は病態の正確な把握となり、糖尿病の病状とともに合併症・併発症の存在を各種検査により評価します。



次に、食事とインスリンの設定をおこないますが、まず食事から決定します。
これは、食事は消化管からの消化・吸収により血糖値を上昇させます。
インスリンはこの上昇した血糖を血管から組織へ移行させることを目的としているホルモンであり、血糖値はその結果として低下します。
このため先に食事の設定(食事療法)から行い、そのあと最適なインスリンを選択します。
つまり食事療法では内容、量(カロリー)、そして食べ方を決定することにより、インスリン療法においてインスリン製剤を決定することができます。

インスリン製剤は大きく分けると(超)速効型、持効型、中間型、混合型の4つのグループに分けられます。
これを先程の食事療法により設定された消化吸収のパターンに合わせてインスリン製剤の種類を決定します。



今使っている“うちの子”のインスリン製剤 選択合っていますか?



アルマ動物病院においては、豊富な経験と最新の知見をもとに、最適な食事療法を設定し、これにあわせたインスリン製剤を選択して投与量を調整することで正常血糖をめざします。
そしていつもの日常生活を実現するとともに、合併症の発症を予防します。



現在の糖尿病の治療に不安や不明な点がありましたら、是非ご来院ください。

 

 

 

 

 

アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター

 

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