【参考文献】

(書名)小さな習慣

(著者)スティーヴン・ガイズ

(出版社)ダイヤモンド社

(発売日)2017年4月27日

 

【説明】

小さな習慣とは自分がこなせる一番小さな目標のことです。

私は今回5つの目標を設定しました。

①動画を1秒撮る

②バーピーを1回する

③参考書1ページする

④読書1ページする

⑤瞑想1秒する

 

【感想】

実際に行ってみて思ったのは、実践が本当に楽です。毎日10分前後で終わるため、1日に余裕ができます。その上、1回以上やっても構わないのでできるときにはたくさんできて達成感も石油を掘り当てるように出てきます。

①動画を1秒撮る理由としては、読書や参考書で学習したのを、誰かに説明すると定着しやすいからです。続けたおかげで、知識を簡単に引き出せるようになり、友人にも「なんでそんなに記憶力がいいん?」と言われるくらいになりしました。他にも自分が学習していく中で、「どこがわかっていないのか。」や「ここをどう説明したらわかりやすいだろうか。」などに気づくことができるので、何かを学びたい人にはおすすめです。

②「バーピーを1回やって体に変化がでたのか?」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、バーピー1回のおかげで違う筋トレが習慣になりました。バーピー1回した後に筋トレがもっとしたいとなりました。なぜそのような現象が起こるのか、私が考える理由はバーピー1回だとあまりにも簡単すぎるステップなので、もっとやりたくなったからだと思います。そのおかげで胸筋や腹筋などの筋肉がつき始めています。

③参考書を1ページ読むのを毎日続けていると、知識の整理ができるようになりました。学習時間が多いと一気に頭に知識を詰め込むので、ワーキングメモリ(脳の短期記憶)がいっぱいになってしまい、頭がパンクしてしまいます。ですが、一日1ページなので頭の中に入る量はごくわずかで、整理がしやすく、コップから水がこぼれるように頭がパンクすることもなくなりました。資格取得や何かを学びたい人にはおすすめです。

④読書1ページについても参考書と同じで、し始めたら何ページも読んでしまうことがたくさんありました。人間はスタートを切るのが億劫になりやすいので、スタートラインを縮めて行うことで徐々にやる気が出てきてたくさん読めるようになると感じました。知識の量も大分増えてきて「何かアドバイスが欲しい。」と友人に頼まれたときに、即座に「これを試してみたらどうかな?」とアドバイスを提供できるようになりました。

⑤瞑想を1秒するについては、瞑想は一日15分以上が良いのですが、1秒以上することでも私は負の感情に飲まれにくくなったと感じています。今までは私の感情は荒れた天候の日の海のように感情の起伏は激しかったです。そんな私も、この小さな習慣を実践していく中で、感情に流されにくくなりました。感情についてはいろいろな方法でコントロールできるので、それも相まってのものかもしれませんが少なからず私が感情を前よりコントロールできるようになった理由の一つではあると思います。

以上のことから小さな習慣とは大きな目標や大きな成功などをつかむためには一番良い手法だと思いました。忘れることもないですし、忘れていても思いだせば目標によっては1分でできるものなどもあります。イチロー選手も「大きなところへ行くためには小さな習慣が大切だ。」と言っています。なので皆さんも、ぜひ実践して大きな成功をつかみ取ってほしいと思います。