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古い記事にアクセスあり恐縮です…
現在運用している塾サイトの方に、新しく書き直したモノを置きましたので、気が向いたら飛んでみてください。
 
 
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月曜に参加した学力調査研究会セミナーの続きに成ります。
 

静岡県の公立高校入試概要は「公立高校をめざすあなたへ」という冊子が、毎年教育委員会から発行され中学校が配布します。(丁度今日7/3に最新版が公開されました)

学校裁量枠(スポーツ選抜等)を除いた「共通枠の選抜手順」を抜粋したのが下の資料です。ザックリと表現してしまうと、内申点(調査書の学習の記録における9教科の評定合計)の高い順に並べて、学力検査(当日の点数)が優秀であれば合格可能ということですね。
 
 

静岡県教育委員会ホームページ:令和2年度公立高等学校入学者選抜関係発表資料「公立高校をめざすあなたへⅠ」より抜粋

 


手順にもある通り、まず①番手が内申点で②番手が学力検査です。表には「75%程度を合格」と記されていますが、実質内申点の上位90%が合格に相当するそうで、内申点が低いと非常に厳しいというデータの提示もありました。

 


例えば県学調と内申点との相関図を見せられたのですが、内申31には学調201点の生徒も居れば52点の生徒も居ると… 所謂オール3で内申27になるのでそれよりも少し上に相当しますが、学校は学調52点(各教科10点程)でも授業に対する意欲・感心・態度を認めている生徒は居るということになります。

入試という観点からすればこの生徒が選抜される可能性は低くなってしまいますが、人としての魅力はあり点数が取れていないだけという評価です。こういう生徒にはもう少し頑張って貰い、点数を上げてあげたい気持ちに成ります。

主催者は塾に対して「内申点を意識させる指導が絶対に必要だ」と強く主張しています。講師の言葉では「実社会においてテストで点を取る事に魅力は無く、自分に与えられた任務を遂行する能力(=内申)が必要とされる」という表現が使われていました。。

こんな事も仰っていましたね…

「大手塾は一人でも上位校に合格させれば良い宣伝に成るが、中小塾は一人でも不合格を出すと評判を落とす」

…核心を突いたナカナカの名言です。
 

よって特に中小塾は合格させるために、点数アップよりも内申指導をするべきだ!という意図が含まれているのですが、自分的には別の意味で「なるほど!」と頷いてしまった内容だったりします。(よくチラシにある「〇〇点アップ」に、元から違和感を持っていたモノでして…)

更に「大手は中三からの生徒募集に重きを置くが内申は急には上げられない(それでも商売に成る)。中小塾は時間を掛けて中一中二から内申指導することを売り文句にして欲しい」と、より具体的な提案がありました。

さて、それでは内申点を上げる方策は明確になっているのか?というと、残念ながら「内申はこういう所を見て付けてますよ」と明示されていない学校が多いという事実。特に中部地区は、西部と比較しても不明確な状態なのだそうです。

よって益々塾のスキルが重要になってくる訳ですが、幸いにも自分には過去に内申アップの実績があるので、再度内容の見直しをしてこの夏休みから磨きを掛け、塾生に擦り込んで行こうと思ってます。ひと夏で内申7アップして藤枝東に志望変更、同様に7アップで明誠のスカラシップ獲得してます。(密かな宣伝…(^^ゞ

…今年開校した塾なんですけどね、部活動の外部指導しながらボランティアでの学習指導で実績を上げているので、その経験を活かそうと思っています。

ナンか支離滅裂な内容に成ってきたので、今日はこの辺りで締め括ります。。