こんにちは、個別進学塾アライン大網校室長の宮崎です。
そろそろ夏休みの宿題が出る時期ですね。
今回は「読書感想文の書き方」について。
夏休みの宿題の定番(今はmustではなくなってきているよう)ですが、
いざ書こうと思っても、何を書いたらいいのか、苦戦するんですよね。
私も小・中学生の頃、読書感想文を書くのは嫌いでした。
こんな内容を書いたらいいんじゃないか、という
アイディアの羅列になりますが、ご参考までに。
小説や物語文を読んで感想文を書く場合を想定しております。
①自分の喜怒哀楽に沿って書く
□うれしかったところ・笑ってしまったところ ⇒その理由
□悲しかったところ・怒りが込み上げてきたところ ⇒その理由
□不思議に思ったところ・疑問に思ったところ ⇒その理由
② 登場人物の性格について
□こんな性格 (長所・短所)
⇒中学生なら、この人が「高校入試面接や就職試験の面接」を受けたら
自分の長所・短所をこんな風に答えるんじゃないか、など発展させても面白いですね。
□こういうところは尊敬できる ・真似したい
□自分の知っている人や歴史上の人物の○○に似ている
⇒この人は会社の社長が向いている、だとか
この人は教師が向いている、だとか
将来向いている職業を勝手に想像してみても面白そうですね。
歴史好きな人なら、この人ならこの時代にいたらこんな活躍をしそう
なんていうことを想像してみても面白そうです。
発展させてみましょう。
③ 登場人物の行動分析
□この人物はこういう性格だから、こう行動したのではないか
□この人物はこういう考えで行動したのではないか 自分の行動との比較
□自分ならその時、どう考えてどんな行動をとっただろうか
④ 自分で新たなものを生み出す
□登場人物の行動や言葉で印象に残ったものを書く
⇒そこから自分なりの「ことわざ」や「格言」を考えてみる
⑤ 物語の終わった後のストーリーの想像
□物語・小説のエンディング後、登場人物たちがどんなストーリーを
描いていったのかを想像してみる
⑤ 学んだこと
□その本を読んで学んだこと
□自分の生活や将来に活かしたいこと
□作者がその物語や小説を読んで伝えたかったことを想像してみる
書き出しを工夫してみましょう。
この本を読んで感じたのは~(ありきたりで読み手を引きつけられない)
⇒擬音から入る
比喩を使う(まるで~のように)
本を読み終えた時に見た景色の描写から入る(自分の心情を投影した景色)
いきなり書き出さずに、文章構成を考えてメモや表や図にしましょう。
まずこういうことを書いて、次にこういうことを書いて、ここでこんな内容を入れて
という文章構成を考えましょう。
どんな内容をどんな順番で書いたら、読む人をひきつけられるか
読み手の視点で考えてみましょう。
という訳で、以上読書感想文を書くときの内容やアドバイスを書いてみました。
参考にできるところがあったら、参考にしてみてください。
まず本選びも大事ですよね。自分の好きな本、興味ある本を選ぶことも
大切ですね。義務感で読むよりも、「ホントーに面白い!」と思える本に出会って
その本についての感想文を書いた方が、納得のいく感想文が書けるはずです。
本選びは妥協せずに探してみてください。
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