洗脳原論 スペシャリストの知識 | 墜落症候群

墜落症候群

墜ちていくというのは、とても怖くて暗いことのはずなのに、どこか愉しい。



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洗脳原論 単行本 – 2000/2/15
苫米地 英人 (著)
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単行本
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商品の説明
内容紹介
われわれに忍び寄るカルトや自己啓発セミナーの精神操作。最先端の認知科学、数理哲学、AI論、機能脳科学に博通した若き鴻学が現代のリアリティ・クライシスに正面から挑戦。
著者からのコメント
洗脳について専門用語を使わず極力平易に書いたつもりです。 オウム真理教の洗脳手法を脱洗脳家として直近に経験してみて、同様な手法が他のカルトにも波及している現在、これを日本人全てに伝えなければ、正直21世紀の日本は危ないと思った。脳機能学的な専門用語を使うことなくできるだけ平易に書くことにこころがけた。
内容(「BOOK」データベースより)
あなたの「リアル」、大丈夫ですか?不安と焦燥はびこる日本に、心を操作し、精神を破壊しようとたくらむ者の影。最先端の認知科学、機能脳科学に博通した若き鴻学が現代のリアリティ・クライシスに真っ向から挑戦。
内容(「MARC」データベースより)
不安と焦燥が蔓延る日本に、心を操作し、精神を破壊しようと企む者の影…。あなたの「リアル」は大丈夫か? オウム真理教等を例に挙げつつ、洗脳とは何かを概観し、脱洗脳のための科学的な手法を明らかにする。
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登録情報
単行本: 222ページ
出版社: 春秋社 (2000/2/15)
言語: 日本語
ISBN-10: 4393361164
ISBN-13: 978-4393361160
発売日: 2000/2/15
商品パッケージの寸法: 19.2 x 13.4 x 2 cm
おすすめ度: 5つ星のうち 4.2 レビューをすべて見る (32件のカスタマーレビュー)
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 オウム真理教って地下鉄サリン事件を起こしたヤバいカルト宗教でしょ? レベルの知識しかなかった俺ですが、この本を読んでかなり見方が変わった。
 これほどまでに物語の中のような悪の洗脳技術を用いる団体だったとは!
 すげえ高度でした(笑)
 いや笑いごとではないんですが、ここまでハイレベルな洗脳技術を持っているのって表世界でもいないよね? っていう感じ。
 頭の良い脳学者が悪の秘密結社の洗脳に挑戦! 的な内容。
 頭が良い人なのでアメリカというヤバい国への批判は薄め。
 ただ、オウム真理教みたいなものが蔓延ってしまった原因に、日本に宗教が浸透していないから、ということを挙げたのは目から鱗だった。
 洗脳みたいなことじゃなくても、ここで言うトラウマスイッチ、アンカーの打ち込みはネガティブな人なら自分でしちゃっているんじゃないかな? という気付きもあり、おもしろい本だった。スペシャリストの知識を感じた。