基町小(中区)など5小学校の統廃合を検討している広島市教委が11日夜、基町小の地元住民に説明会を開いた。住民説明会は初めて。約100人の住民からは統廃合の撤回を求める声が相次ぎ、市教委は「住民の合意がまったくない状態で強引に進めることはない」と説明した。
素案は(1)将来目標の「1クラス20人以下」で換算し、学級数が11以下になる(2)5年後も同様の状態が予想される--との条件にあてはまり、受け入れ校がある学校を統廃合の検討対象にしている。基町小の児童数は147人だが、市教委は5年後に77人になると推計し、白島小との統合を検討している。
市教委は統廃合を進める場合の住民の「合意」について「何回も議論し、大多数の人がやむを得ないと思える状態」と説明した。
一方、住民側は、地区内で市営住宅の再整備が進められ、将来、ファミリー世帯が増える可能性が高いことを指摘。さらに、基町小の▽約4割を占める外国にルーツを持つ児童への充実した日本語指導▽国際平和教育の実績▽地元住民との結び付きの強さ--などを強調し、存続を訴えた。【樋口岳大】
3月13日朝刊
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