Colorful Days, Colorful People. | ケーキデザイナーへの道

Colorful Days, Colorful People.

私は留学をする前、玉川大学で2年間ビジュアルアーツを勉強していました。
結果として中退になったけれど、この二年間が今の私はきっといないし、本当に大学に進学を決めてよかったと思っています。

空間造形、書道、彫刻、デッサン、服飾、木工、ウェブデザインetc...本当にあらゆる分野のアートに触れた2年間。

どれもこれも楽しかったのですが、2年間を通して一番魂を注入して受けていた授業が、年に一度のファッションショーでした。選択科目でしたが、アート学科の中でも違った専攻の生徒が様々な部署で携わって、衣装作りだけではなく、モデルさんのスカウトから、会場の構成、セッティングまで、全部手作り。代々続く一大イベントでした。


東京というテーマで開催した6年前のショー。

私は二年次空間造形専攻でしたが・・・2年とも衣装製作や舞台メイクに携わっていました。
小さい時に憧れた、「ご近所物語」の世界に入ったみたいで本当に毎日楽しかった!笑
裁縫や服飾は昔から好きだったけれど、もちろんデザインしたかなり斬新な形をパターンおこして最終的に作り上げるなんて何から何まで初心者で、一年の時は有志でテキスタイルの先輩方について、お手伝いをしていました。玉川大学のテキスタイル科は染色や織りの教育で有名で、衣装の生地から作る作業に触れられたのは本当に貴重な体験でした。

そんな頃から6年。先生、先輩、後輩(現役大学生)、モデルさんたち含む大同窓会が昨日開催されました。先輩の代から現役大学生まで、9年間にわたるファッションショーに関わったみんなが集合。

同期の子の粋なはからいで・・・ほんの気持ちだけれど、私も参加者のお誕生日の近い5人にお誕生日のカップケーキを作らせて頂きました。司会の先輩に紹介までして頂いて嬉しかったし、中退してしまったけど、先生方にもその後の活動を知って頂けてよかった。



あの頃作ったカラフルなショーに今でも鮮明に残るみんなとの思い出を思い浮かべて、
こんなカップケーキになりました。

6年経って、みんな色んな仕事についたり、夢を追いかけたり、これから働き始める子たちだったり、変わらずに代々指導し続ける先生だったり・・・たくさんお話できて本当に刺激になりました。
そして激励も、大きな活力になりました。

またしばらくして集まる時がもう楽しみです。